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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
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今回は、色の考察【黒色】25/(2-6)黒色の部分/腰掛けているものの影の黒…について見てみます。
黒色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。タロット作者の意図やカバラの教義に基づいた正しい解釈を目指しているのではなく、個人の自然な感覚と発想に頼って考察してみようとする試みです。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(2-6)黒色の部分/腰掛けているものの影の黒…
【4・皇帝】【3・女帝】
*-*-*-*-*-*-*
【4・皇帝】【3・女帝】の腰掛けているものについて、まず考えてみました。
この両者は大アルカナ、最も地位が高い人物の男女です。腰掛けているのは【4・皇帝】は硬い石作りの玉座、【3・女帝】は平たい台のような腰掛です。
ここで、玉座と言えばコートカードのキングやクイーンはどうだったかな?と思いました。黒色の考察に際してカードを分類してみたのが随分前なので、なぜコートカードが一枚も入っていないのか忘れてしまったのです。
この画像では分かりにくいかも知れませんが、一見濃い影を持っているように見える【聖杯クイーン】や【金貨クイーン】では影が《真っ黒》ではなく、何かでひっかいたように所々白い部分があります。
【金貨キング】では、影ではなく玉座そのものが真っ黒です。【聖杯キング】では玉座の影というより、座っているキングの影が肘掛の内側にあります。
描かれ方に差はありますが、玉座に濃い影や、影ではなくても黒色が使われている部分がたくさんあることが分かりました。せっかくですので、全部ひっくるめて大雑把に考えてみたいと思います。
*-*-*-*-*-*-*
と、いうことで『世界シンボル事典』で《玉座》項目を引いて見ます。以前の記事で一度調べたと思うのですが、どこで書いたのか忘れてしまいましたので、改めて。
高い身分の人が座る椅子の《影》と考え始めると、この黒い《影》の部分はまさに「普通の人びと」が担っているのではないか?という発想が浮かびます。
座っている【4・皇帝】や【3・女帝】からは、この深い濃い暗闇は見えない位置にあります。「普通の人びと」が担っている闇は、統治者からは見えないのだと解釈できます。
コートカードの玉座の《影》は漆黒ではなく、【4・皇帝】や【3・女帝】では深い濃い暗闇のようになっているのも意味深ですね。
【剣】や【棒】の玉座には目立った影が見当たりません。剣や棒の国では、民は意外と犠牲になっていないのかも知れません。
【金貨】では影どころか、玉座そのものが真っ黒です。キングの玉座=統治権そのもの、が真っ黒というのは一体どんな状況なのでしょうか。興味深いです。
*-*-*-*-*-*-*
◆極端さ、甚だしさ、絶対性、世俗的でない…
玉座は、統治権を持つ王や、身分の最も高い人びとのための座席です。絶対的かつ、世俗的でない人びとの影になっているのはどんな人々なのでしょうか。
強大な権力を支えるために、特別な能力を持った人びとが暗躍したり、思いもよらない夥しい犠牲がそこにあるのかも知れません。
◆闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)…
上記のような闇の部分や犠牲は決して表ざたになることなく、救われ贖われることもほとんどないと言えるでしょう。
もしその日が来るとすれば、現の統治者が没落し、次の王にとって代わられる時です。それまでは犠牲者の悲しみや恨みは晴らされることなくそこに留まっていることになるでしょう。
◆悪魔の支配下にある…
治世者は自らの権力を保たせるために、恐らくどんな横暴も押し通すでしょう。彼ら統治者は権力維持のためには、時に神が見ていることも忘れてしまうのに違いありません。
◆進化に必要な過程…
統治者も人民も、今よりもっと発展し、より良い社会を実現するためには、強いリーダーとそれなりの犠牲が必要なのでしょう。弱い王の下では力も文化も充分に育ちません。
◆第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している…
強い統治者の影で力を尽くしたり、犠牲になる人びとは、そのことによってある深遠なものを理解し、受け入れてゆくことになるでしょう。
それは平凡な死や無駄な犠牲ではなく、何か特別で神聖な瞬間を成り立たせるための礎そのものなのだと悟ることでしょう。
*-*-*-*-*-*-*
さて、今日はお盆期間中でもありますし(?)簡単に済ませてみました。(^_^;;
いつもこれくらい簡単な方がいいような気もしますが…
次回も簡単に済ませられたらよいなと思います。
(2-7)黒色の部分/その他アイテムの影の黒…にかかっていきます。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
黒色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
・第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・極端さ、甚だしさ、絶対性、神と関連 世俗的でない
・闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)
・悪魔の支配下にある
・進化に必要な過程
・極端さ、甚だしさ、絶対性、
・闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)
・悪魔の支配下にある
・進化に必要な過程
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。タロット作者の意図やカバラの教義に基づいた正しい解釈を目指しているのではなく、個人の自然な感覚と発想に頼って考察してみようとする試みです。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(2-6)黒色の部分/腰掛けているものの影の黒…
【4・皇帝】【3・女帝】
*-*-*-*-*-*-*
【4・皇帝】【3・女帝】の腰掛けているものについて、まず考えてみました。
この両者は大アルカナ、最も地位が高い人物の男女です。腰掛けているのは【4・皇帝】は硬い石作りの玉座、【3・女帝】は平たい台のような腰掛です。
ここで、玉座と言えばコートカードのキングやクイーンはどうだったかな?と思いました。黒色の考察に際してカードを分類してみたのが随分前なので、なぜコートカードが一枚も入っていないのか忘れてしまったのです。
この画像では分かりにくいかも知れませんが、一見濃い影を持っているように見える【聖杯クイーン】や【金貨クイーン】では影が《真っ黒》ではなく、何かでひっかいたように所々白い部分があります。
【金貨キング】では、影ではなく玉座そのものが真っ黒です。【聖杯キング】では玉座の影というより、座っているキングの影が肘掛の内側にあります。
描かれ方に差はありますが、玉座に濃い影や、影ではなくても黒色が使われている部分がたくさんあることが分かりました。せっかくですので、全部ひっくるめて大雑把に考えてみたいと思います。
*-*-*-*-*-*-*
と、いうことで『世界シンボル事典』で《玉座》項目を引いて見ます。以前の記事で一度調べたと思うのですが、どこで書いたのか忘れてしまいましたので、改めて。
玉座を意味するドイツ語Thronは、ギリシア語のthronos(「座席」の意)に由来する。階層的な秩序をもつ社会には必ず、頂点に立つ王や皇帝が座るために、高い所に聖なる座が設けられた。公の場で、座してなお「普通の人びと」よりも高い位置を占めるためである。やがて玉座そのものが絶対化され、統治権の象徴とされるようになった。(後略)
高い身分の人が座る椅子の《影》と考え始めると、この黒い《影》の部分はまさに「普通の人びと」が担っているのではないか?という発想が浮かびます。
座っている【4・皇帝】や【3・女帝】からは、この深い濃い暗闇は見えない位置にあります。「普通の人びと」が担っている闇は、統治者からは見えないのだと解釈できます。
コートカードの玉座の《影》は漆黒ではなく、【4・皇帝】や【3・女帝】では深い濃い暗闇のようになっているのも意味深ですね。
【剣】や【棒】の玉座には目立った影が見当たりません。剣や棒の国では、民は意外と犠牲になっていないのかも知れません。
【金貨】では影どころか、玉座そのものが真っ黒です。キングの玉座=統治権そのもの、が真っ黒というのは一体どんな状況なのでしょうか。興味深いです。
*-*-*-*-*-*-*
◆極端さ、甚だしさ、絶対性、世俗的でない…
玉座は、統治権を持つ王や、身分の最も高い人びとのための座席です。絶対的かつ、世俗的でない人びとの影になっているのはどんな人々なのでしょうか。
強大な権力を支えるために、特別な能力を持った人びとが暗躍したり、思いもよらない夥しい犠牲がそこにあるのかも知れません。
◆闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)…
上記のような闇の部分や犠牲は決して表ざたになることなく、救われ贖われることもほとんどないと言えるでしょう。
もしその日が来るとすれば、現の統治者が没落し、次の王にとって代わられる時です。それまでは犠牲者の悲しみや恨みは晴らされることなくそこに留まっていることになるでしょう。
◆悪魔の支配下にある…
治世者は自らの権力を保たせるために、恐らくどんな横暴も押し通すでしょう。彼ら統治者は権力維持のためには、時に神が見ていることも忘れてしまうのに違いありません。
◆進化に必要な過程…
統治者も人民も、今よりもっと発展し、より良い社会を実現するためには、強いリーダーとそれなりの犠牲が必要なのでしょう。弱い王の下では力も文化も充分に育ちません。
◆第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している…
強い統治者の影で力を尽くしたり、犠牲になる人びとは、そのことによってある深遠なものを理解し、受け入れてゆくことになるでしょう。
それは平凡な死や無駄な犠牲ではなく、何か特別で神聖な瞬間を成り立たせるための礎そのものなのだと悟ることでしょう。
*-*-*-*-*-*-*
さて、今日はお盆期間中でもありますし(?)簡単に済ませてみました。(^_^;;
いつもこれくらい簡単な方がいいような気もしますが…
次回も簡単に済ませられたらよいなと思います。
(2-7)黒色の部分/その他アイテムの影の黒…にかかっていきます。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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