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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
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 こんにちわ。サワツ純子です。
 今回も番外編で、【7・戦車】のアイテムに関して調べた内容をつらつらとあげていこうと思います。

 【7・戦車】では、中央の若者の鎧の『佩楯(はいだて)』にあたる部分に黒色が使われています。西洋の鎧について調べてみました。


 Wikipediaの『鎧』項目から『西洋の鎧』項目を見ると、【7・戦車】の若者が着ているのはロリカ・セグメンタタと呼ばれる種類のもののようです。古代ローマの軍団兵に支給されていたもので、1世紀から2世紀頃に使われていたとか。

 ローマ軍団の兵士は、
5万アッシス以上の資産を持ち、ローマ市民権を持つ者の義務であった。彼らは自前で武装を調達できる財産があるのだから、緊急時には兵として活動するのは当然と思われていた(ローマ市民は直接税を払う義務がなく、代わりに戦時に兵として命を懸けていた)

 ということです。【7・戦車】の若者はちゃんとした資産を持つ豊かなローマ市民なのですね。きっと富裕な家に生まれたのでしょう。


 次に戦車の天蓋の中側が黒色であることに注目し、『世界シンボル事典』で『戦車』項目を引いてみました。

 すると興味深い図像が。
 
 へびが戦車を牽いています。馬でないものが戦車を牽いているところが【7・戦車】の札と同じですね。箱のような戦車の形も似ています。それでは『戦車』項目から引用を。

 古代の諸文明において車輪が発明されて以来、戦車はしばしば太陽神(省略)、雷神(省略)、女神ではローマ神話のキュベレや北欧神話のフレイヤなどの神々が威風堂々と登場する場面での持物<アトリビュート>となっている。(中略)
 戦車をかたどった祭具は、象徴的、神話的な意味を持ち、諸国を巡る神々の旅や凱旋を暗示するものであった。(中略)神々の乗る戦車はそれぞれの神の特徴を明らかにするような動物に引かれている。すなわちゼウスの戦車はワシに、アプロディテのそれはハトまたは白鳥に、またトールの戦車は野生の雄ヤギに引かれている。同じように、ティツィアーノの描く「キリストの凱旋車」も、4人の福音書記者を象徴する4種類の動物(ワシ、雄牛、ライオン、人間)に引かれている。
 戦車の車輪が太陽の象徴となる場合には、しばしば円の内部に十字を持つ車輪十字の形で表現される。
 戦車を駆る御者はすでに古代ギリシア・ローマから、自制された理性的な生き方のシンボルとされてきた。東方教会で成立したとされる「偽ディオニシウス文書」では、聖書中のエゼキエルの幻視にあらわれる車輪が、「同じ秩序に属する<生き物>を1つにまとめる調和のとれた平等を意味する」と解釈されている。


 かなり興味深いです。【10・運命の輪】を思い出させる内容でもありますね。
 上記を読むと、この若者は少なからず神性を帯びていると考えられますし、その特徴はスフィンクス的なものだと読めます。とするとこのスフィンクス…エジプト式ともギリシャ式とも考えられるなぁ…。みなさんはどう思われるでしょうか。(【番外編】スフィンクスについてもご参照ください)

 また【7・戦車】の車輪ですが、“円の内部に十字を持つ車輪十字”ではないものの、まばゆく光る金色をしているように見えます。この戦車を動かすのは太陽が象徴するパワーだと考えてよいのではないでしょうか。太陽が象徴するパワーって何?と連想が進むところですが、今は黒色に注目したいので保留します。

*-*-*-*-*-*-*

 さて、次に『天蓋』項目を引くと、これまた興味深い内容でした。
 西洋ではふつう、教会の各種の行列で用いられる、4本の柱で支えられた屋根状の覆いのことを指し、ドイツ語では単に「天」(Himmel)とも呼ばれる。元来は東洋や中東で用いられた、貴人のための傘にならってつくられたものであるという。
 古代中国では、天は車の上に張られた丸い傘のようなイメージで捉えられていたが、西洋では、世界が正方形としてイメージされたことを反映して、天蓋はたいてい四角で、貴人の頭上を守る覆いであると同時に、宇宙を縮図として表現したものとされた。
 天蓋は玉座や祭壇の上を覆うこともあり、また教会建築の一部として、聖餐卓や聖櫃の上に石などでつくられた天蓋が設けられることもあった。さらに教会の説教壇の上にも、しばしば星飾りをちりばめた天蓋のような覆いが設けられた(これは音響効果のためか)。
 聖人の墓や聖人の図像にも天蓋が見られることがあり、また福音書に取材した絵画などでは、その場面でとりわけ重要な意味をもつ人物(たとえば聖母マリアなど)の頭上に、しばしば天蓋が描かれる。


 【7・戦車】の若者はやはり貴人であるようです。宇宙の縮図を頭上に頂き、天の下を駆け抜けるようなきらきらしさを感じさせます。またこの絵が教会の説教壇に似ているというのも面白いです。この若者が神の教えを語るのでしょうか。

 しかしこの天蓋の内側が黒…ということは、若者は星ではなく闇に覆われていることになりますね。あるいはこの天蓋の内側にも星模様はあるけれど、ただ陰になって見えないだけかも知れません。天蓋の内側が暗い、ということが意味ありげに思えます。

*-*-*-*-*-*-*

 と、いうことで『鎧』と『天蓋』を調べてみました。
 これらがどのように黒色の意味と結びついてくるか、次回以降に見てみようと思います。

 さて、来週ですが…旅行に出かけているため更新出来ない可能性が大です(^_^;;
 ひょっとしたら、占いもタロットも関係のない旅行報告をするかも知れないです。

 もうすぐ4月ですね!素敵な新年度になりますよう。
 今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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『占いと癒しのお店*アテナ』占い師のサワツ純子です。

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