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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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興味のある方はどうぞお越しくださいませ。
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今回は色の考察【黒色】の第13回、(2-1)黒色の部分/黒色の人物・見につけている黒色#5 について考えてみます。
黒色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。タロット作者の意図やカバラの教義に基づいた正しい解釈を目指しているのではなく、個人の自然な感覚と発想に頼って考察してみようとする試みです。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(2-1)黒色の部分/黒色の人物・見につけている黒色…
【13・死神】【聖杯7】【聖杯5】【金貨4】【金貨8】
*-*-*-*-*-*-*
【金貨8】では、職人が青いシャツの上に黒いベストかエプロンのようなものを着ています。その上から白いベルトをしているように見えます。
◆極端さ、甚だしさ、絶対性、世俗的でない…
この職人からは特殊で極端な雰囲気は感じられません。いたって真面目そうで普通の人に見えます。
衣服の黒い部分の面積は大きくありません。一部分だけが極端である、世俗的でない面も少しだけある、という感じでしょうか。
黒いエプロンのような衣服は、袖がなくて、首ぐりが大きく開いており、背中でヒモを結んで留めるようになっています。動くのに邪魔にならない部分だけが黒い布で覆われていると言い換えることが出来るでしょう。
仕事が終わるとこの黒いエプロンは外してしまうのかも知れません。
普段は普通の人だけれど、仕事をしている時には少し極端で、世俗的でなくなる、と解釈できそうです。
彼は職人なので、専門分野に関しては甚だしい知識があり、職務を遂行する時には損得を離れて《その道》に身をささげるような真摯さを発揮する(=世俗的でない)のでしょう。
◆闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)…
彼は同じ作業に延々と、繰り返しコツコツ取り組んでいます。彼の前には同じ製品がたくさん並んでいます。昨日も、今日も、明日も、彼はこの同じ仕事に取り組んでいくのでしょう。
そういう意味ではこれは軽い《停滞》と言っても良いのかも知れません。彼はまだ若く、親方になるにはまだ早いのです。いつ仕事を完璧にマスターできるのか、見通しも分からないまま言われたことをこなすしかありません。それは試練であり、我慢の毎日でもあるでしょう。
◆悪魔の支配下にある…
このような真面目な彼が、悪魔の支配下にあると考えることが出来るでしょうか?
彼は試練や我慢のもとに毎日を過ごしています。ほんとうはもっと自由に自分自身を表現したり、楽しい遊び場で思い切り羽をのばしたりしたいでしょう。親方よりもオレの方が仕事が出来る!といいたい時もあるかも知れません。
人は、我慢を強いられたり不自由な環境に置かれつづけると、ストレスや不平不満から悪い心を起こしやすくなるものです。
そういう意味ではいつも、悪魔の誘惑にさらされ続けていると言って良いのかも知れません。
◆進化に必要な過程…
彼のこの毎日の鍛錬は、もちろん不毛な犠牲などではなく、彼の能力を磨き上げ、鍛え上げるものです。今のこの鍛錬なくして最高の達成はありえません。
彼は素晴らしい進化を成し遂げるために今、正しい過程を歩んでいる最中です。
◆第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している…
こんな繰り返しの作業、新しいものが何もない毎日に一体何の意味があるのか。。。こう問いたい気持ちになることもあるでしょう。
しかし、意味がないと思える繰り返しの中には、やってみたものでなければ理解できないその道の真髄が含まれているものです。
彼は今まさに、その真の理解を深めつつあると言えます。
*-*-*-*-*-*-*
この職人の服装は、上半身が青いシャツ、下半身が赤いタイツですね。赤と青という正反対のイメージの色を一人の人間が身につけています。この組み合わせは、《その人が内面に葛藤を抱えている》のだとどこかで聞いたことがあります。
下半身の赤は本能的な情動の強さを連想させます。この人は実はとても行動的で、じっとしているのがイヤなタイプなのではないでしょうか。それを理性的な青でコントロールしているように思えます。
そしてこの人の場合は、さらにダメ押しとばかりに、黒いエプロンで内面の葛藤を押えつけているようです。さらにさらに、白という穢れない色でベルト…性的な要素の封じ込め…を行っています。なんとストイックなのでしょうか。
※ この札のベルトについては以前にも取り上げました。【番外編】帯についてをご参照下さい。
この記事では《灰色の帯》と書いています。ううむ…今のわたしには純白の帯に見えるのですが…なぜなのでしょう。。眼が、心が、曇っていたのでしょうか。。(^_^;;
*-*-*-*-*-*-*
ところで、この青と赤の衣服の組み合わせ、他の札にも幾つか例があって面白いです。
まず代表的なのが何と言っても【12・吊された男】です。
青いシャツに赤いタイツ。帯は赤ですね。
【聖杯4】は反対で、赤いシャツに青いタイツです。下半身…本能的な面では理性的。
典型的なのはこの3例です。
面白いのが子供の例です。
【聖杯6】は頭とタイツが赤で真ん中が青です。右の小さな子供も良く見ると赤い靴に青いスカートなんですね。どう解釈すべきか…
【聖杯ペイジ】は赤はそんなに濃くないのですが、全体的に赤と青です。そして黒のベルト…。意味深です。黒いベルトについては分類に入れ忘れているので、項目(2-8)黒色の部分/その他アイテムの黒…に入れ込もうと思います。
前回取り上げた【金貨4】と【5・法王】の相似も赤と青の組み合わせ。そして【金貨6】はちょっと独特です。帽子、首周り、コート、タイツ、帯が赤、中の衣服は青と白のストライプ。これも解釈が複雑そう。
気をつけてみると【4・皇帝】も全体的に赤と青です。外側の衣服が赤。内側が青。
あとナイトのカードが赤と青の組み合わせが多いのです。
【棒ナイト】だけはなんかちょっと違います。【棒ナイト】は内心の葛藤が少ないということでしょうか…考えてみると面白そうですね。
最後に【16・塔】の札で真っ逆さまに落ちてゆく人も赤と青の組み合わせの衣服です。
今は黒色について考えているのですが、突き詰めようとすると他の色と関連が出てきて面白いです。
ぼちぼちと進めていこうと思います。次回は(2-2)黒色の部分/腰掛けているものの黒色に取り掛かります。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
黒色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
・第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・極端さ、甚だしさ、絶対性、神と関連 世俗的でない
・闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)
・悪魔の支配下にある
・進化に必要な過程
・極端さ、甚だしさ、絶対性、
・闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)
・悪魔の支配下にある
・進化に必要な過程
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。タロット作者の意図やカバラの教義に基づいた正しい解釈を目指しているのではなく、個人の自然な感覚と発想に頼って考察してみようとする試みです。ご了承の上、お読み下さい。
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(2-1)黒色の部分/黒色の人物・見につけている黒色…
【13・死神】【聖杯7】【聖杯5】【金貨4】【金貨8】
*-*-*-*-*-*-*
【金貨8】では、職人が青いシャツの上に黒いベストかエプロンのようなものを着ています。その上から白いベルトをしているように見えます。
◆極端さ、甚だしさ、絶対性、世俗的でない…
この職人からは特殊で極端な雰囲気は感じられません。いたって真面目そうで普通の人に見えます。
衣服の黒い部分の面積は大きくありません。一部分だけが極端である、世俗的でない面も少しだけある、という感じでしょうか。
黒いエプロンのような衣服は、袖がなくて、首ぐりが大きく開いており、背中でヒモを結んで留めるようになっています。動くのに邪魔にならない部分だけが黒い布で覆われていると言い換えることが出来るでしょう。
仕事が終わるとこの黒いエプロンは外してしまうのかも知れません。
普段は普通の人だけれど、仕事をしている時には少し極端で、世俗的でなくなる、と解釈できそうです。
彼は職人なので、専門分野に関しては甚だしい知識があり、職務を遂行する時には損得を離れて《その道》に身をささげるような真摯さを発揮する(=世俗的でない)のでしょう。
◆闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)…
彼は同じ作業に延々と、繰り返しコツコツ取り組んでいます。彼の前には同じ製品がたくさん並んでいます。昨日も、今日も、明日も、彼はこの同じ仕事に取り組んでいくのでしょう。
そういう意味ではこれは軽い《停滞》と言っても良いのかも知れません。彼はまだ若く、親方になるにはまだ早いのです。いつ仕事を完璧にマスターできるのか、見通しも分からないまま言われたことをこなすしかありません。それは試練であり、我慢の毎日でもあるでしょう。
◆悪魔の支配下にある…
このような真面目な彼が、悪魔の支配下にあると考えることが出来るでしょうか?
彼は試練や我慢のもとに毎日を過ごしています。ほんとうはもっと自由に自分自身を表現したり、楽しい遊び場で思い切り羽をのばしたりしたいでしょう。親方よりもオレの方が仕事が出来る!といいたい時もあるかも知れません。
人は、我慢を強いられたり不自由な環境に置かれつづけると、ストレスや不平不満から悪い心を起こしやすくなるものです。
そういう意味ではいつも、悪魔の誘惑にさらされ続けていると言って良いのかも知れません。
◆進化に必要な過程…
彼のこの毎日の鍛錬は、もちろん不毛な犠牲などではなく、彼の能力を磨き上げ、鍛え上げるものです。今のこの鍛錬なくして最高の達成はありえません。
彼は素晴らしい進化を成し遂げるために今、正しい過程を歩んでいる最中です。
◆第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している…
こんな繰り返しの作業、新しいものが何もない毎日に一体何の意味があるのか。。。こう問いたい気持ちになることもあるでしょう。
しかし、意味がないと思える繰り返しの中には、やってみたものでなければ理解できないその道の真髄が含まれているものです。
彼は今まさに、その真の理解を深めつつあると言えます。
*-*-*-*-*-*-*
この職人の服装は、上半身が青いシャツ、下半身が赤いタイツですね。赤と青という正反対のイメージの色を一人の人間が身につけています。この組み合わせは、《その人が内面に葛藤を抱えている》のだとどこかで聞いたことがあります。
下半身の赤は本能的な情動の強さを連想させます。この人は実はとても行動的で、じっとしているのがイヤなタイプなのではないでしょうか。それを理性的な青でコントロールしているように思えます。
そしてこの人の場合は、さらにダメ押しとばかりに、黒いエプロンで内面の葛藤を押えつけているようです。さらにさらに、白という穢れない色でベルト…性的な要素の封じ込め…を行っています。なんとストイックなのでしょうか。
※ この札のベルトについては以前にも取り上げました。【番外編】帯についてをご参照下さい。
この記事では《灰色の帯》と書いています。ううむ…今のわたしには純白の帯に見えるのですが…なぜなのでしょう。。眼が、心が、曇っていたのでしょうか。。(^_^;;
*-*-*-*-*-*-*
ところで、この青と赤の衣服の組み合わせ、他の札にも幾つか例があって面白いです。
まず代表的なのが何と言っても【12・吊された男】です。
青いシャツに赤いタイツ。帯は赤ですね。
【聖杯4】は反対で、赤いシャツに青いタイツです。下半身…本能的な面では理性的。
典型的なのはこの3例です。
面白いのが子供の例です。
【聖杯6】は頭とタイツが赤で真ん中が青です。右の小さな子供も良く見ると赤い靴に青いスカートなんですね。どう解釈すべきか…
【聖杯ペイジ】は赤はそんなに濃くないのですが、全体的に赤と青です。そして黒のベルト…。意味深です。黒いベルトについては分類に入れ忘れているので、項目(2-8)黒色の部分/その他アイテムの黒…に入れ込もうと思います。
前回取り上げた【金貨4】と【5・法王】の相似も赤と青の組み合わせ。そして【金貨6】はちょっと独特です。帽子、首周り、コート、タイツ、帯が赤、中の衣服は青と白のストライプ。これも解釈が複雑そう。
気をつけてみると【4・皇帝】も全体的に赤と青です。外側の衣服が赤。内側が青。
あとナイトのカードが赤と青の組み合わせが多いのです。
【棒ナイト】だけはなんかちょっと違います。【棒ナイト】は内心の葛藤が少ないということでしょうか…考えてみると面白そうですね。
最後に【16・塔】の札で真っ逆さまに落ちてゆく人も赤と青の組み合わせの衣服です。
今は黒色について考えているのですが、突き詰めようとすると他の色と関連が出てきて面白いです。
ぼちぼちと進めていこうと思います。次回は(2-2)黒色の部分/腰掛けているものの黒色に取り掛かります。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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