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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
【宣伝】
興味のある方はどうぞお越しくださいませ。
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タロット記事の前に、宣伝、です。
わたしが愛用しているタロットの参考書、『タロット解釈実践辞典』や『タロット象徴事典』の著者、井上教子さんが主宰されているサイト、「タロットマスターズワールド」にて、『今月のタロットマスター』のコーナで紹介していただきました。
恥ずかしながら、ナマ顔、本音などをさらけ出しております。
もしよければ訪れていただければ、大変嬉しいです。
「タロットマスターズワールド」は、タロット学習者にとってはまさに宝の山のようなサイトです。
是非、他のページもくまなく探究なさってください!超おすすめです。
とくに井上教子さん=ステラ・マリス・ナディア先生のブログはとっても勉強になり、読んでいて面白いです。ぜひ、ぜひ。
それでは今月のタロット記事です↓
*-*-*-*-*-*-*
今回は色の考察【灰色】の第23回、小アルカナ【剣のスート】の灰色部分(3)地面or足元が灰色のもの について考えます。
灰色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。参考箇所には文頭と文末に『*』をつけてあります。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(3)地面or足元が灰色のもの…
【剣5】【剣2】【剣9】
これらはすべて床が灰色に着色されています。
今回は3枚考察してみるのですが、まず【剣5】と【剣2】の背景の類似が気になります。
両札とも、地面&足元が灰色、かつ背景に海(水)、空が青色、となっています。
背景の海は『背後にたくさんの感情がさざなみを立てている』とでも解釈できるでしょうか。海と空の青色は精神的な向上や理想が目指されているのを表わすように思えますが、足元が灰色なので、『物質的な基盤・世俗的な前提が、理想の実現や精神的な向上を、支えたり制限したりしている』のかも知れません。
*-*-*-*-*-*-*
【剣5】では前回、灰色の雲が濁った感情を示しているようだと解釈していました。白と黒が混じって正義と悪とが曖昧なようです。
足元の灰色は、この人たちの生きる世界の前提が世俗的なことを表わしているようです。そこに完全な正義はなく、単に相手を負かした方が勝者となる場所なのだと感じさせます。
「完全な正義」が基盤となっていないからには、「誰が勝ちをおさめるか」はその時々で変わっていくものと考えられるでしょう。刻一刻と変わっていく世俗の価値観に、その時ちょうど合っている人が得をすると思われます。
奥へと去っていく人の靴が真っ白なのが目を引きます。彼のような「完全な正義」に拠って戦う人は、この世界では勝利できないようになっているのかも知れません。
*-*-*-*-*-*-*
【剣2】では地面も、中央の人物が身にまとっている衣も、椅子も灰色です。
この人は元々世俗的な価値観で生きている人でしょう。物質的なものを重視し、そのために完全な正義でも完全な悪でもない、一般的な常識に順応している人だと考えられます。
しかし実のところはもっと精神的な感情やマインドを大切にしてる人なのでしょう。より良く行きたい、もっとこうしたいという望みがある、にもかかわらず世俗的で常識的な意見に従うのです。
この人は自分の理想や感情を見ないようにして、灰色の目隠しをしています。世俗的な価値観や常識で心の目をふさいでいるのです。
普遍的な価値でなく、その時その時によって変わっていく価値観に従う…それはこの人の処世術=知恵(=コクマー)なのかも知れません。
*-*-*-*-*-*-*
【剣9】では背景は真っ黒、光が全然ありません。
足元の灰色は少し変わった色味です。何色が混じっているのでしょうか。黄色?緑?そう考えるとこの人は単純な世俗的価値観の世界に生きているのではないのかも知れません。一般の人よりもやや恵まれているのではないでしょうか。
よく見るとこの人は、灰色の地面に直接触れていません。灰色の地面に触れているのは、固そうだけれど立派なベッド、そして占星記号と薔薇の模様の上掛けです。
この人は世俗的で常識的な価値観から隔たった世界に生きているのでしょう。上掛けを通じて間接的に世俗の世界と繋がっているとも取れそうです。『占い』に頼ってようやく世俗の世界と折り合いがつくのかも知れません。
またこの人は白い服を着ていますが、しわの影が濃い灰色になっています。この人の心はピュアではありますが、それでも実際しっかり世俗の世界にお世話になっていることを自覚していないようです。
この人が世俗の世界と触れ合えるのは、『占い』や『病』(ベッド)を通じてだけなのかも知れません。それくらい、この世は耐え難い悩みや悪夢をこの人に与えてしまっているのではないでしょうか。
剣がきれいな青色で染まっていること、取っ手が真っ白く光っていること、ベッドのマットが白いことからも、この人があまりに潔癖な価値観を持っていること、あまりに世俗や常識を理解しないことが、悩みを深める原因となっていそうです。
*-*-*-*-*-*-*
今回も駆け足で書いてみました。短く書こうと思うと書けるものだ。。
来週は (4)その他のカードの灰色部分 について考察します。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
わたしが愛用しているタロットの参考書、『タロット解釈実践辞典』や『タロット象徴事典』の著者、井上教子さんが主宰されているサイト、「タロットマスターズワールド」にて、『今月のタロットマスター』のコーナで紹介していただきました。
恥ずかしながら、ナマ顔、本音などをさらけ出しております。
もしよければ訪れていただければ、大変嬉しいです。
「タロットマスターズワールド」は、タロット学習者にとってはまさに宝の山のようなサイトです。
是非、他のページもくまなく探究なさってください!超おすすめです。
とくに井上教子さん=ステラ・マリス・ナディア先生のブログはとっても勉強になり、読んでいて面白いです。ぜひ、ぜひ。
それでは今月のタロット記事です↓
*-*-*-*-*-*-*
今回は色の考察【灰色】の第23回、小アルカナ【剣のスート】の灰色部分(3)地面or足元が灰色のもの について考えます。
灰色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
・世俗的、物質的な要素を表わす
・第2のセフィラ「コクマー(知恵)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・相反する2つのものの中間、および混成
・不安、見通しの悪さ、不明瞭さ
・灰色に黒の点々は石造りであることを表わしている。
*石は固く永続性があり「神の力の顕現」の意味もある*
・第2のセフィラ「コクマー(知恵)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・相反する2つのものの中間、および混成
・不安、見通しの悪さ、不明瞭さ
・灰色に黒の点々は石造りであることを表わしている。
*石は固く永続性があり「神の力の顕現」の意味もある*
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。参考箇所には文頭と文末に『*』をつけてあります。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(3)地面or足元が灰色のもの…
【剣5】【剣2】【剣9】
これらはすべて床が灰色に着色されています。
今回は3枚考察してみるのですが、まず【剣5】と【剣2】の背景の類似が気になります。
両札とも、地面&足元が灰色、かつ背景に海(水)、空が青色、となっています。
背景の海は『背後にたくさんの感情がさざなみを立てている』とでも解釈できるでしょうか。海と空の青色は精神的な向上や理想が目指されているのを表わすように思えますが、足元が灰色なので、『物質的な基盤・世俗的な前提が、理想の実現や精神的な向上を、支えたり制限したりしている』のかも知れません。
*-*-*-*-*-*-*
【剣5】では前回、灰色の雲が濁った感情を示しているようだと解釈していました。白と黒が混じって正義と悪とが曖昧なようです。
足元の灰色は、この人たちの生きる世界の前提が世俗的なことを表わしているようです。そこに完全な正義はなく、単に相手を負かした方が勝者となる場所なのだと感じさせます。
「完全な正義」が基盤となっていないからには、「誰が勝ちをおさめるか」はその時々で変わっていくものと考えられるでしょう。刻一刻と変わっていく世俗の価値観に、その時ちょうど合っている人が得をすると思われます。
奥へと去っていく人の靴が真っ白なのが目を引きます。彼のような「完全な正義」に拠って戦う人は、この世界では勝利できないようになっているのかも知れません。
*-*-*-*-*-*-*
【剣2】では地面も、中央の人物が身にまとっている衣も、椅子も灰色です。
この人は元々世俗的な価値観で生きている人でしょう。物質的なものを重視し、そのために完全な正義でも完全な悪でもない、一般的な常識に順応している人だと考えられます。
しかし実のところはもっと精神的な感情やマインドを大切にしてる人なのでしょう。より良く行きたい、もっとこうしたいという望みがある、にもかかわらず世俗的で常識的な意見に従うのです。
この人は自分の理想や感情を見ないようにして、灰色の目隠しをしています。世俗的な価値観や常識で心の目をふさいでいるのです。
普遍的な価値でなく、その時その時によって変わっていく価値観に従う…それはこの人の処世術=知恵(=コクマー)なのかも知れません。
*-*-*-*-*-*-*
【剣9】では背景は真っ黒、光が全然ありません。
足元の灰色は少し変わった色味です。何色が混じっているのでしょうか。黄色?緑?そう考えるとこの人は単純な世俗的価値観の世界に生きているのではないのかも知れません。一般の人よりもやや恵まれているのではないでしょうか。
よく見るとこの人は、灰色の地面に直接触れていません。灰色の地面に触れているのは、固そうだけれど立派なベッド、そして占星記号と薔薇の模様の上掛けです。
この人は世俗的で常識的な価値観から隔たった世界に生きているのでしょう。上掛けを通じて間接的に世俗の世界と繋がっているとも取れそうです。『占い』に頼ってようやく世俗の世界と折り合いがつくのかも知れません。
またこの人は白い服を着ていますが、しわの影が濃い灰色になっています。この人の心はピュアではありますが、それでも実際しっかり世俗の世界にお世話になっていることを自覚していないようです。
この人が世俗の世界と触れ合えるのは、『占い』や『病』(ベッド)を通じてだけなのかも知れません。それくらい、この世は耐え難い悩みや悪夢をこの人に与えてしまっているのではないでしょうか。
剣がきれいな青色で染まっていること、取っ手が真っ白く光っていること、ベッドのマットが白いことからも、この人があまりに潔癖な価値観を持っていること、あまりに世俗や常識を理解しないことが、悩みを深める原因となっていそうです。
*-*-*-*-*-*-*
今回も駆け足で書いてみました。短く書こうと思うと書けるものだ。。
来週は (4)その他のカードの灰色部分 について考察します。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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