鏡リュウジさんの講演会つづき

　こんばんわ。
　講演会、楽しかったです。癒されました。
　月のお話でした。
　グリム童話の「いばら姫」を引用しながら、月のシンボリズムへの心理的なアプローチ？みたいな？そんな内容でした。
　あまり専門的な語り口ではないのに、きちんとマニアックな知識もちりばめられていて、いや、ほんとに鏡リュウジさんてお話がめちゃくちゃうまいんですねー。素人がプロに向かって失礼な言い方ですが。

　幾つか鏡さんの著書や訳本を読んでいますが、やはり、文章や切り口が素晴らしいです。翻訳をされているからなのかな？翻訳家の方の日本語って洗練されている印象があります。

　あまり内容について書くと、ひょっとして営業妨害になるのでは？と思ったりするのですが、ちょっとくらいはいいですかねぇ。

　運命をもたらすのは男性神ではなくて女性神、とか
　太陽（意思的・如意）と月（本能や肉体・不如意）の対立は、１２と１３の対立　とか
　おおよそ２万年前にはすでに、生殖と月と１３という数字のつながりが見出されていたらしい、とか

　…上記のような色々な話題を通して、「太陽的・意思の力で頑張ろう」ばっかり思わず、「月的・思うようにならないことをわざわざ深刻に受けとめない」やり方みたいなのもいいんじゃない？　というようなお話でした。

　で、途中には、自分の誕生日の直前の満月の日を探して、配られた用紙に色々記入して、月のフェーズと自分の人生の印象的なトピックが一致してるかどうか見てみよう～みたいなのもありまして、大変面白かったです。

　配られたカルチャーセンターのチラシの裏に、メモをたくさんとりました。勉強になる知識も何気にいっぱい話されていました。知識っていうか…博識っていうのかな？

　わたしは、プロで占いをやる以上は、技術の元となる「知識」をたくさん仕入れなければ、とか思う方なんですけど、実は、自分自身では、ひそかに「ただのオカルト好き」だと思っています。本当に好きなのは「知識」より「博識」ですねー。

　つまり、役に立つものより、役に立たないけどロマンを感じるものが好きなんです。
　なので、鏡さんの、今日の講演会でのお話には、ものすごく共感しました。
　でも、仕事に役に立つ知識と技術の方が、今のわたしには必要ですので、頑張ります（笑）わたしは、今は太陽の時間なんです。

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　今回は講演会レポートでお茶をにごしました(^_^;;

　今後とも当ブログをよろしくお願いします。