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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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今回は色の考察【灰色】の第9回、小アルカナ【棒のスート】について考えてみます。
灰色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。参考箇所には文頭と文末に『*』をつけてあります。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
小アルカナの灰色部分【棒/ワンド】
ライダー版画像
(1)背景が灰色のもの…【棒1】【棒2】
(2)地面or足元が灰色のもの…【棒9】【棒キング】【棒クイーン】
(3)その他の灰色部分…
【棒4】奥のお城が灰色
【棒6】馬の頭部分
【棒7】人物の足場の下部分
【棒クイーン】のマントが灰色がかった白
【棒ペイジ】の帽子
以上に注目しながら一枚ずつ見て行きたいと思います。
*-*-*-*-*-*-*
(1)背景が灰色のもの…【棒1】【棒2】
この2枚は全体的に灰色です。世俗的な価値観や物質的なものに生命の勢いが埋もれているような状態と言えそうです。行動力、やる気などはまだ充分な勢いをつけていません。先の見通しなどはまだ不透明で不安定です。
【棒1】では、灰色の雲から棒を握った白い手が突き出ています。雲は上半分が濃い灰色、下半分がやや薄い灰色になっています。この濃淡の差は一体何を意味するのでしょうか?わたしにはなんとなくコクマー(=知恵)の意味の反映かな?と思えるのですが、特に根拠はありません。上半分が濃く、下が薄い色になっていることで、ずっしり重い雲ではなく、軽みがあるように感じられます。
左奥に大きなお城があります。いずれこの先、心の内面に、大きな成果を築き上げるのだ、という未来への示唆でしょうか。
身の回りに物質的な基盤があり、世俗的環境があり、しかし精神的には満たされていない(見通しの不安など)状況で、生命を燃やし、物事を成そうとするやる気が起こってきた段階と読めそうです。
しかし勢いはまだ充分ではありません。行動を起こすにあたって知恵(=コクマー)を存分に使わねばならないでしょう。今行動を起こすかどうか、成功するかどうかが可能性のままとどまっている状態は、成るか成らないかの中間だとも解釈できそうです。
*-*-*-*-*-*-*
【棒2】で人物がたたずんでいる場所は、【棒1】で左奥にあったお城と思われます。見えている景色なども似通っています。【棒1】で生じたやる気や行動は歩を進めて【棒2】までやってきました。
このお城は石造りです。『世界シンボル事典』によると*石は固く永続性があり「神の力の顕現」の意味もある*ということでした。ということは、城を造ったのは彼自身ではないと解釈できるでしょう。もしこの城が【棒1】の段階で既にあったものなら尚更そう考えられます。
この城は神が「勇気ある行為者たち」のために作ったものではないでしょうか。彼をさらなる人生の創造へと導くために…。彼は生命を燃やし、人生を歩み出してはじめにこの城にたどり着いたのです。
この城の中で彼は地球を手に、はるかな景色を眺めています。今までの道のりや心のうちを顧みているようです。「この世界のすべてをいつか、この手にしてやるぞ」と思っているのかもしれません。いや逆に「もう、この世界を手にしたも同然だ」なのかも知れません。確かに【棒1】の頃に比べれば精神的な満足や心のよろこびにも恵まれています。それは眼下に広がる緑や家々にも見て取れます。
彼はこれらの恵みを得てある意味満足してしまったかも知れません。今、彼は確固とした物質的基盤の中にあって安全で安心です。この恵まれた環境を捨てて冒険に出る必要がどこにあるでしょう?もちろん、ここで満足して留まるのも生きる知恵(=コクマー)のひとつと言えるでしょう。
彼は前に進むか否かの瀬戸際にいるようです。更なる挑戦のために世界に出て行くか、今あるもので満足してここに留まるか。
彼の生命の勢いはまだまだ小規模です。行動もちょっぴりしかしていませんから自信に乏しく、きっと不安に違いありません。
しかしカード右奥の山々を見れば、いずれ彼は外の世界で精神的な試練や挑戦に取り組むさだめになっていることが分かります。人生においては、いつまでも安全な場所に閉じこもっていることは出来ないのです。
*-*-*-*-*-*-*
いつもより少し短いですが、今日はここまでにします。ぼちぼち進めますー。
次回は『(2)足元が灰色のもの』からやっていきます。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
灰色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
・世俗的、物質的な要素を表わす
・第2のセフィラ「コクマー(知恵)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・相反する2つのものの中間、および混成
・不安、見通しの悪さ、不明瞭さ
・灰色に黒の点々は石造りであることを表わしている。
*石は固く永続性があり「神の力の顕現」の意味もある*
・第2のセフィラ「コクマー(知恵)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・相反する2つのものの中間、および混成
・不安、見通しの悪さ、不明瞭さ
・灰色に黒の点々は石造りであることを表わしている。
*石は固く永続性があり「神の力の顕現」の意味もある*
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。参考箇所には文頭と文末に『*』をつけてあります。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
小アルカナの灰色部分【棒/ワンド】
ライダー版画像
(1)背景が灰色のもの…【棒1】【棒2】
(2)地面or足元が灰色のもの…【棒9】【棒キング】【棒クイーン】
(3)その他の灰色部分…
【棒4】奥のお城が灰色
【棒6】馬の頭部分
【棒7】人物の足場の下部分
【棒クイーン】のマントが灰色がかった白
【棒ペイジ】の帽子
以上に注目しながら一枚ずつ見て行きたいと思います。
*-*-*-*-*-*-*
(1)背景が灰色のもの…【棒1】【棒2】
この2枚は全体的に灰色です。世俗的な価値観や物質的なものに生命の勢いが埋もれているような状態と言えそうです。行動力、やる気などはまだ充分な勢いをつけていません。先の見通しなどはまだ不透明で不安定です。
【棒1】では、灰色の雲から棒を握った白い手が突き出ています。雲は上半分が濃い灰色、下半分がやや薄い灰色になっています。この濃淡の差は一体何を意味するのでしょうか?わたしにはなんとなくコクマー(=知恵)の意味の反映かな?と思えるのですが、特に根拠はありません。上半分が濃く、下が薄い色になっていることで、ずっしり重い雲ではなく、軽みがあるように感じられます。
左奥に大きなお城があります。いずれこの先、心の内面に、大きな成果を築き上げるのだ、という未来への示唆でしょうか。
身の回りに物質的な基盤があり、世俗的環境があり、しかし精神的には満たされていない(見通しの不安など)状況で、生命を燃やし、物事を成そうとするやる気が起こってきた段階と読めそうです。
しかし勢いはまだ充分ではありません。行動を起こすにあたって知恵(=コクマー)を存分に使わねばならないでしょう。今行動を起こすかどうか、成功するかどうかが可能性のままとどまっている状態は、成るか成らないかの中間だとも解釈できそうです。
*-*-*-*-*-*-*
【棒2】で人物がたたずんでいる場所は、【棒1】で左奥にあったお城と思われます。見えている景色なども似通っています。【棒1】で生じたやる気や行動は歩を進めて【棒2】までやってきました。
このお城は石造りです。『世界シンボル事典』によると*石は固く永続性があり「神の力の顕現」の意味もある*ということでした。ということは、城を造ったのは彼自身ではないと解釈できるでしょう。もしこの城が【棒1】の段階で既にあったものなら尚更そう考えられます。
この城は神が「勇気ある行為者たち」のために作ったものではないでしょうか。彼をさらなる人生の創造へと導くために…。彼は生命を燃やし、人生を歩み出してはじめにこの城にたどり着いたのです。
この城の中で彼は地球を手に、はるかな景色を眺めています。今までの道のりや心のうちを顧みているようです。「この世界のすべてをいつか、この手にしてやるぞ」と思っているのかもしれません。いや逆に「もう、この世界を手にしたも同然だ」なのかも知れません。確かに【棒1】の頃に比べれば精神的な満足や心のよろこびにも恵まれています。それは眼下に広がる緑や家々にも見て取れます。
彼はこれらの恵みを得てある意味満足してしまったかも知れません。今、彼は確固とした物質的基盤の中にあって安全で安心です。この恵まれた環境を捨てて冒険に出る必要がどこにあるでしょう?もちろん、ここで満足して留まるのも生きる知恵(=コクマー)のひとつと言えるでしょう。
彼は前に進むか否かの瀬戸際にいるようです。更なる挑戦のために世界に出て行くか、今あるもので満足してここに留まるか。
彼の生命の勢いはまだまだ小規模です。行動もちょっぴりしかしていませんから自信に乏しく、きっと不安に違いありません。
しかしカード右奥の山々を見れば、いずれ彼は外の世界で精神的な試練や挑戦に取り組むさだめになっていることが分かります。人生においては、いつまでも安全な場所に閉じこもっていることは出来ないのです。
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いつもより少し短いですが、今日はここまでにします。ぼちぼち進めますー。
次回は『(2)足元が灰色のもの』からやっていきます。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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