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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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前回は背景の黄色に関して考えてみました。
今回は地面の黄色について考えてみたいと思います。
黄色は太陽の光・知恵の光、生きることを応援する恵みの力の影響が表れていると考えてカードを見ていきます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットと、Merrimack Publishing Corp. から出版されたウエイト版タロットです。今回から両者の絵を見比べながら記事を書いてみます。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
今回は地面の黄色について考えてみたいと思います。
黄色は太陽の光・知恵の光、生きることを応援する恵みの力の影響が表れていると考えてカードを見ていきます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットと、Merrimack Publishing Corp. から出版されたウエイト版タロットです。今回から両者の絵を見比べながら記事を書いてみます。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
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- 地面の黄色 主な人物が足や身体を触れている地面が黄色ぽいもの
- 黄味にほとんど濁りがないもの …黄色は第6のセフィラ「ティファレト(美)」で生命の樹の中央に位置する。金属は金。惑星は太陽。
- ライダー版で地面の黄色に緑や黒が混じっているもの …黒色は第3のセフィラ「ビナー(理解)」で生命の樹の左側「峻厳の柱」上部に位置する。宝石は真珠・金属は鉛。惑星は土星。
- Merrimack版で地面の黄色に緑や黒が混じっているもの・ライダー版では黄色だがMerrimackで黄色が濁っているもの。 【棒4】
★生命をサポートする力が直接的に純粋に働いていると考えられる。
【2・女教皇】
葛藤を内面に秘めたデリケートな女性である女教皇。足元にはまばゆい光。知の恵みが彼女をサポートしているので、彼女はかしこく洞察力にすぐれている。
【聖杯6】
ふたりの幼子を豊かな光が取り巻いている。太陽の光はこの子らを守り育んでいるようだ。温かで自然な好意を分け合いながらこの子らはすくすく育つだろう。
【剣4】
傷つき疲れた戦士は教会の中で全身に光を受けている。光のサポートは彼の傷を癒すだけでなく、真によく生きるための知恵を授けているようだ。苦難を通り抜けるため、彼は今静かに神聖な知恵にアクセスしている。
【金貨10】
豊かな財力に満たされた家族たち。彼らの家の床に光が当たっている。彼らの家系が繁栄し満たされているのは、力強く生き成果を上げる知恵を活かしているからだろう。たくさんの命がこの家で生きている。
…緑色は第7のセフィラ「ネツァク(勝利)」で生命の樹の右側「慈悲の柱」下部に位置する。宝石はエメラルド・金属は銅。惑星は金星。
★生命を生かす太陽のサポートに加え、理解の力と勝利を目指す意志の力が働いていると考えられる。
【聖杯2】
比較的黒っぽい色。二人の間には多くの理解が関わっているのだろうか。杯2は恋する人だけでなく敵を意識するときにもよく現われる。ネツァク(勝利)の力の関与があってもおかしくない。
Merrimackでは薄いレモン色。黄色と白の中間か?白は第1のセフィラ「ケテル(王冠)」で生命の樹の最上部。思考や創造を司るといわれる。宝石はダイヤモンド、惑星は海王星。ライダー版よりも清らかさとロマン、創造の意が強められている印象。
【聖杯3】
杯2より黒が少なく緑が多い印象。勝利のよろこびだろうか。
Merrimackでは杯2と同じような薄いレモン色。白より黄色がやや強い。創造の力より受け取る恵みの方が多いと解釈できるかも知れない。
【聖杯5】
暗い黄緑色で黄色あるいは緑が強い印象。勝利(ネツァク)にこだわる意志が影響しているのか。遠景の丘も同じ色。
Merrimackでは杯3よりさらに黄色いレモン色。【剣4】と似たような「弱者応援」的パターンを連想する。この人は失望し落胆しているが決して状況が絶望的なわけではない。遠景は緑で、未来には豊かな成果が得られそうな兆しがある。
【聖杯8】
杯5とほとんど同じ暗い黄緑色。やはりネツァク(勝利)にこだわる意志の影響を感じる。
Merrimackではライダー版とほとんど同じ色。杯5よりやや暗い。遠景の緑が目立つせいか地面の緑色は少なく感じる。黄色と黒の混色ぽい。
【聖杯10】
黒味が強い黄緑色。オリーブ色・うぐいす色というのか…。家族間には親密な理解の力が働いているということかも。
Merrimackではライダー版よりさらに黒色が濃い。
【金貨8】
杯3とほとんど同色。こつこつ長い時間をかけて働く場に、知恵の恵みと理解の力、勝利への意志があるのかも。
Merrimackでも杯3とほとんど同じレモン色。落ち着いて働ける環境に恵まれていることや知恵と思考の力に焦点が当たっているのか。
【棒10】
金貨8とよく似た色。2枚に共通するのは「長い時間をかけて多くの労働が成される」こと。
Merrimackはライダー版とほとんど同色。 Merrimackの金貨8とは全然違う。
【剣10】
金貨8に赤みを少し足したような感じ。赤は第5のセフィラ「ゲブラー(峻厳)」で生命の樹の左側「峻厳の柱」中部に位置する。宝石はルビー・金属は鉄。惑星は火星。彼のいる場に現実の厳しさがあるのだろう。
Merrimackでは赤みは感じられない。杯10よりは少し明るい暗黄緑色。その代わりと言っては何だがシャツが赤く塗られている。
地面は背景と同じ真っ黄色。太陽の恵みが色濃く全体に降り注いでいる。
Merrimackは杯10と似たような色だが黒味がやや少ない。ネツァク(勝利)の意は反映されているのか?勝利によって得た豊かさとも考えられる。
【剣7】
ややオレンジ色が入った黄色。オレンジ色は第8のセフィラ「ホド(栄光)」で、生命の樹左側「峻厳の柱」下部に位置する。金属は水銀、惑星は水星。厳しい状況にもあきらめず栄光を目指し、知恵と機転の力を働かせていると考えられそう。
Merrimackは【棒4】と同じような暗い黄緑色。勝ち(ネツァク)にこだわっていると考えられるだろうか?
【金貨9】
【棒4】とほとんど同じオレンジ色がかった黄色。こちらは物質的に富んだ者の栄光(ホド)が感じられる。恵みに溢れている様子。
Merrimackはとても暗く【杯10】より茶色い。ベースの黄色味は感じられるが複雑な色である。
Merrimackの【棒4】【剣7】【金貨9】では第10のセフィラ「マルクト(王国)」を連想する。マルクトは生命の樹の最下部に位置し、色はレモン色・オリーブ色・小豆色・黒の4色。宝石は水晶。惑星は地球。
物質的なものに囲まれ、物質的な価値の中に生きていると解釈でき、こちらの方がしっくりくる。
※濃い複雑な黄色を「マルクト(王国)」の4色の影響と見るならば、
ライダー版の【杯2】【杯3】【杯5】【杯8】【杯10】【金貨8】【棒10】【剣10】、
Merrimackの【杯5】【杯8】【杯10】【棒10】【剣10】
の地面の色も、暗い黄緑色ではなくマルクトの4色と見るべきだろうか?
どちらとも解釈が可能な気がする。
*-*-*-*-*-*-*
今回から2種類のカードを並べ彩色を細かく見てみたことで、とても多くのことに気付かされたと思います。スキャンして画像を用意するのはかなり大変ですが、やるだけの価値はありました。
彩色の違いは若干ありますが、それはそれでどちらも無理なく理解出来ると思いました。Merrimackのカードに慣れたわたしにはライダー版の彩色の荒さがどうしても好きになれなかったのですが、これからは好き嫌いを言わないで接していけそうです。パソコンの画面で見るとライダー版の方が綺麗に見えますね。デジタル時代にマッチしていると思いました。
生命の樹についても今までほとんど考えてこなかったのですが、こうやってひとつひとつ当てはめてみるととても面白いです。少しは詳しくなれそうで楽しみです。もちろんまだ本格的に理解するには至りませんが…。そもそも生命の樹抜きにウエイト版タロットを扱おうというのは邪道なのでしょうね。
次回も地面の黄色のつづきをやりたいと思います。亀のような歩みですが、今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
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