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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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興味のある方はどうぞお越しくださいませ。
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こんにちは。
このブログは毎週土曜更新を目標にしていますが、今回は一旦流れを中断させていただくことにします。楽しみにして下さっている方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。。
加えて、先週の記事、色の考察【黄色2】を一旦非公開にさせていただきます。この記事は今週いっぱいかけて全面的に書き直そうと思っています。今日はその説明というか、言い訳などをこまごまと書きたいと思います。
結構こまかい話になります。興味のない方はスルーしてくださいね。
*-*-*-*-*-*-*
この2回の更新では、「あくまでも主観」ということでタロットの彩色の分析や考察をしてみました。しかし今ままのやり方では続けるのがとても難しく、おまけにわたし自身の感覚にもぴったりきていないことに気がつきました。
ブログ中ではスタンダードなライダーウエイト版のタロットを基準に…と書いていましたが、実際は4つ程度の絵を見比べながら考察を進めていました。というのも、現在手元にあるU.S.GAMES社のライダーウエイト版タロットの彩色が、わたしにはどうにもピッタリしっくり来ないからです。
例えば大アルカナとコートカードのタイトル字は本来いびつな手書き文字ですが、現在のものは味気ない活字です。全体に彩色の色むらもなく、どうにもデジタル調が目に付きます。そんなのは些細なことかも知れません。しかし今わたしがやろうとしている「色の考察」にとっては少なからず影響があると感じます。
わたしの手元にはU.S.GAMES社ライダーウエイトのスタンダード版、同じくミニチュア版、18年前に買ったニューヨークの出版社製のもの、最近発売された色味の淡い「The Original Rider Waite Tarot Pack」の4つのウエイト版タロットがあります。
この4つのうち、色味の淡いものは彩色が薄すぎてほとんど参考になりません。また印刷技術の低かった昔の雰囲気を出したというだけの作りなのかも知れませんからちょっと鵜呑みにできないなと感じます。
残り3つの中で大アルカナとコートカードのタイトル欄が手書きのものは、ミニチュア版と18年前のものの二つです。
“本筋”から言えば、やはりU.S.GAMES社ライダーウエイトのスタンダード版を基準にするべきでしょう。しかしタイトル手書き文字のミニチュア版の色味の方が、元の彩色に忠実なのでは?スタンダード版の方はデジタル的に単純化されてしまった部分があるのでは?いや、ミニチュア版こそ小さいゆえに色の表現が不十分に終わったのでは?
彩色の丁寧さ、雰囲気からは、どうしても18年前に買った「ばったもん風」タロットの色使いが正統らしく見え、捨て難いところがあります。
わたしが頼りにしている、魔女の家BOOKS『タロット教科書第1巻』には、モノクロではありますが、すべてのカードの絵が掲載されています。これらのカード画像を詳細に見ると、やはり18年前のタロットが一番近いです。『タロット教科書第1巻』の出版は1996年。今から16年前です。18年前のタロットはまさに梅田の魔女の家で購入したので、ひょっとしたらカード画像だけは日本でその時流通していたデッキのものを付けたのかも知れませんね。もちろんただの推測ですが。。
ということでわたしの頭はこんがらがり、前回の記事内容もかなり雑になってしまいました。
18年前のタロットと、ライダーウエイトスタンダード版では実際にどう彩色が違うのか、例をとって少し説明してみます。カード画像は参考のために付けています。実際のものではありません。ご了承ください。
*-*-*-*-*-*-*
例1【剣7】男の靴の色
・ライダー版…帽子と靴が同じ赤色(真っ赤。【21・世界】の輪を留めている赤いリボンと同色)
・18年前のもの…帽子と左足の靴が同色で朱色。右足の靴は茶色。左右の靴の色が違うのが大きな特徴。本能的なアクションと意識的なアクションが相反していることを示唆している、とどこかの本で読んだような記憶がある。帽子と左足の朱色は【21・世界】の輪を留めるリボンの真紅と区別されている。
例2【剣クイーン】玉座台と女王の足元の色
・ライダー版…玉座下の台も、女王の足元も同じ黄緑色
・18年前のもの…玉座下の台は黄緑色、足元は黄色
例3【5・法王】法王の顔と手の色
・ライダー版…顔と手は肌色
・18年前のもの…顔は冠と同じ黄色、手は真っ白
公に見せる顔は知恵と知識の光にあふれた黄色。自分の手は下さず、汚れないので真っ白だという解釈をしていました。
ライダー版では紫色が綺麗に出ておらず、18年前のものは緑と黄の彩色境目がボケています。【聖杯キング】では王のマントの色がライダー版では黄色、18年前のものでは緑色になっています。おそらく黄と緑の境目がボケたため緑になったと思われます。
【14・節制】の背景で、遠くの山の頂に向かう道がライダー版では砂地のような茶-オレンジ色なのに対し、18年前のものではほとんど緑色に塗りつぶされています。本来は黄色と緑色の塗り分けだったものが、にじんで緑になってしまったように見えます。
ライダー版では【14・節制】の天使の衣服が真っ白ですが、18年前のものでは灰色になっています。【3・女帝】でも同じパターンが見られます。18年前のものでは白い衣服が灰色に塗られています。一方、上記【5・法王】のアンダウエアの白は真っ白です。白と灰色の使い分け基準が曖昧な感じです。
*-*-*-*-*-*-*
これらカード彩色の差異を踏まえ、前回記事の修正をしようと思います。一体どのデッキの彩色がウエイト&パメラの意図に忠実なのか…非常に悩ましいですが、どれかひとつを基準に定めるのではなく、折々に注釈を入れながら平行して見ていくことにします。彩色がこまやかかどうか、解釈が自然に出来るかどうかを重視したいと思います。
わたしは学者ではありませんし、この記事も趣味と使命感(笑)の間くらいのところで書いているので、お読みくださる方も適当に力を抜いていただければ幸いです。
タロットを学習されている方は、学習用にきちんとした書籍をお買い求めになることを強くお勧めします。
それでは記事のアップに日数がかかると思いますが、どうぞ今後とも当ブログをよろしくお願いします。m(_ _)m
このブログは毎週土曜更新を目標にしていますが、今回は一旦流れを中断させていただくことにします。楽しみにして下さっている方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。。
加えて、先週の記事、色の考察【黄色2】を一旦非公開にさせていただきます。この記事は今週いっぱいかけて全面的に書き直そうと思っています。今日はその説明というか、言い訳などをこまごまと書きたいと思います。
結構こまかい話になります。興味のない方はスルーしてくださいね。
*-*-*-*-*-*-*
この2回の更新では、「あくまでも主観」ということでタロットの彩色の分析や考察をしてみました。しかし今ままのやり方では続けるのがとても難しく、おまけにわたし自身の感覚にもぴったりきていないことに気がつきました。
ブログ中ではスタンダードなライダーウエイト版のタロットを基準に…と書いていましたが、実際は4つ程度の絵を見比べながら考察を進めていました。というのも、現在手元にあるU.S.GAMES社のライダーウエイト版タロットの彩色が、わたしにはどうにもピッタリしっくり来ないからです。
例えば大アルカナとコートカードのタイトル字は本来いびつな手書き文字ですが、現在のものは味気ない活字です。全体に彩色の色むらもなく、どうにもデジタル調が目に付きます。そんなのは些細なことかも知れません。しかし今わたしがやろうとしている「色の考察」にとっては少なからず影響があると感じます。
わたしの手元にはU.S.GAMES社ライダーウエイトのスタンダード版、同じくミニチュア版、18年前に買ったニューヨークの出版社製のもの、最近発売された色味の淡い「The Original Rider Waite Tarot Pack」の4つのウエイト版タロットがあります。
この4つのうち、色味の淡いものは彩色が薄すぎてほとんど参考になりません。また印刷技術の低かった昔の雰囲気を出したというだけの作りなのかも知れませんからちょっと鵜呑みにできないなと感じます。
残り3つの中で大アルカナとコートカードのタイトル欄が手書きのものは、ミニチュア版と18年前のものの二つです。
“本筋”から言えば、やはりU.S.GAMES社ライダーウエイトのスタンダード版を基準にするべきでしょう。しかしタイトル手書き文字のミニチュア版の色味の方が、元の彩色に忠実なのでは?スタンダード版の方はデジタル的に単純化されてしまった部分があるのでは?いや、ミニチュア版こそ小さいゆえに色の表現が不十分に終わったのでは?
彩色の丁寧さ、雰囲気からは、どうしても18年前に買った「ばったもん風」タロットの色使いが正統らしく見え、捨て難いところがあります。
わたしが頼りにしている、魔女の家BOOKS『タロット教科書第1巻』には、モノクロではありますが、すべてのカードの絵が掲載されています。これらのカード画像を詳細に見ると、やはり18年前のタロットが一番近いです。『タロット教科書第1巻』の出版は1996年。今から16年前です。18年前のタロットはまさに梅田の魔女の家で購入したので、ひょっとしたらカード画像だけは日本でその時流通していたデッキのものを付けたのかも知れませんね。もちろんただの推測ですが。。
ということでわたしの頭はこんがらがり、前回の記事内容もかなり雑になってしまいました。
18年前のタロットと、ライダーウエイトスタンダード版では実際にどう彩色が違うのか、例をとって少し説明してみます。カード画像は参考のために付けています。実際のものではありません。ご了承ください。
*-*-*-*-*-*-*
例1【剣7】男の靴の色
・ライダー版…帽子と靴が同じ赤色(真っ赤。【21・世界】の輪を留めている赤いリボンと同色)
・18年前のもの…帽子と左足の靴が同色で朱色。右足の靴は茶色。左右の靴の色が違うのが大きな特徴。本能的なアクションと意識的なアクションが相反していることを示唆している、とどこかの本で読んだような記憶がある。帽子と左足の朱色は【21・世界】の輪を留めるリボンの真紅と区別されている。
例2【剣クイーン】玉座台と女王の足元の色
・ライダー版…玉座下の台も、女王の足元も同じ黄緑色
・18年前のもの…玉座下の台は黄緑色、足元は黄色
例3【5・法王】法王の顔と手の色
・ライダー版…顔と手は肌色
・18年前のもの…顔は冠と同じ黄色、手は真っ白
公に見せる顔は知恵と知識の光にあふれた黄色。自分の手は下さず、汚れないので真っ白だという解釈をしていました。
ライダー版では紫色が綺麗に出ておらず、18年前のものは緑と黄の彩色境目がボケています。【聖杯キング】では王のマントの色がライダー版では黄色、18年前のものでは緑色になっています。おそらく黄と緑の境目がボケたため緑になったと思われます。
【14・節制】の背景で、遠くの山の頂に向かう道がライダー版では砂地のような茶-オレンジ色なのに対し、18年前のものではほとんど緑色に塗りつぶされています。本来は黄色と緑色の塗り分けだったものが、にじんで緑になってしまったように見えます。
ライダー版では【14・節制】の天使の衣服が真っ白ですが、18年前のものでは灰色になっています。【3・女帝】でも同じパターンが見られます。18年前のものでは白い衣服が灰色に塗られています。一方、上記【5・法王】のアンダウエアの白は真っ白です。白と灰色の使い分け基準が曖昧な感じです。
*-*-*-*-*-*-*
これらカード彩色の差異を踏まえ、前回記事の修正をしようと思います。一体どのデッキの彩色がウエイト&パメラの意図に忠実なのか…非常に悩ましいですが、どれかひとつを基準に定めるのではなく、折々に注釈を入れながら平行して見ていくことにします。彩色がこまやかかどうか、解釈が自然に出来るかどうかを重視したいと思います。
わたしは学者ではありませんし、この記事も趣味と使命感(笑)の間くらいのところで書いているので、お読みくださる方も適当に力を抜いていただければ幸いです。
タロットを学習されている方は、学習用にきちんとした書籍をお買い求めになることを強くお勧めします。
それでは記事のアップに日数がかかると思いますが、どうぞ今後とも当ブログをよろしくお願いします。m(_ _)m
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