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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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興味のある方はどうぞお越しくださいませ。
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今回は、色の考察【黒色】19/(2-4)黒色の部分/棒状のものの黒#2として【剣6】について見てみます。
黒色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。タロット作者の意図やカバラの教義に基づいた正しい解釈を目指しているのではなく、個人の自然な感覚と発想に頼って考察してみようとする試みです。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(2-4)黒色の部分/棒状のものの黒…
【0・愚者】【剣6】【19・太陽】【聖杯2】
*-*-*-*-*-*-*
【剣6】舟の船頭が持っている棹が黒色の棒です。
この棒にはわずかに光って質感が感じられるところがありますので、手触りや重みを思い浮かべることができます。
黒々と光っている棹は、たっぷりと水を吸っていつもほのかに湿っているでしょう。
この棹は舟で渡るために必要不可欠なものです。
棹がなければ前進できません。そして行きたい方向へ舵をとることが出来ません。
この棹は、特別な装置も動力もない、ただの一本の棒に過ぎないのに、舟を前進させ舵をとることができるのです。まるで魔法のようです。
一本のただの棒に棹としての能力を持たせるには、ちょうどいい長さ、ちょうど良い太さ、ちょうど良い材質であることが必要でしょう。
*-*-*-*-*-*-*
◆極端さ、甚だしさ、絶対性、世俗的でない…
渡りの舟の一本の棹に、極端さや絶対性、非俗的なところを見つけるのは、ほとんど不可能なように感じます。
あえて言えば…この極端に簡素なひとつの形が、たいへん重要な役割を果たし得ていることの不思議さ、と言っても良いでしょうか。
人が自力では容易には渡れない川の水の上を、安全に、効率よく進み、向こう岸に渡るためには、この何の変哲もない一本の棒が必要不可欠なのです。
このとても素晴らしい機能を持ったものが、その職務を離れると、なんの変哲もない一本の棒きれになってしまう。
その不思議さを思うと、この棹が大変神聖なもののように感じてくるのが興味深いです。
◆闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)…
上記と同様に、「棹」という道具に闇や悲しみや試練というキーワードを探すのは困難に感じます。
この札ではたまたま後姿の乗客が悲しそうな風情をたたえていますが、棹という道具そのものに関係づけて考えるのが適切かどうか、迷ってしまいます。
しかし例えば、婚礼のための船出であれば、船頭の棹もこんなに黒い色はしていないのかも知れませんが。。
こちらの岸からあちらの岸へ渡る行為自体に、意味があるのかも知れません。
どんな理由であれ《こちらの岸を捨てて、あちらの岸に向かう》ことに違いないのだとすれば、そこに試練や停滞、光がない、といったキーワードを見出せるような気がします。
舟が黒なのではなく、棹が黒、ということに留意すれば、《前進》や《舵取り》の部分にキーワードの意味がかかってくるのでしょう。
前進は、停滞や試練からスタートする、と言えるかも知れません。舵取りは闇や悲しみから抜け出すために必要だと解釈できるかも知れません。
◆悪魔の支配下にある…
渡り舟の棹に、悪魔というキーワードは不似合いな気がします。
悪魔とは、不信や執着や欲望、と考えると、ますます訳が分からなくなってきます。
上記のように《前進》と《舵取り》に関係があると考えてみると、
こちらの岸からあちらの岸へ渡る時には、不信や執着や欲望が《前進》と《舵取り》のよすがになっている、と解釈できるでしょうか。
神の導きというよりは、個人の蒙昧な悪あがき、に近い意味合いがあるのかも知れません。
◆進化に必要な過程…
こちらの岸からあちらの岸へ渡ること自体、すんなりと「進化」というキーワードと繋がります。
棹は、進化に必要な過程、進化に必要な道具、と言えると思います。
◆第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している…
こちらの岸からあちらの岸へと渡ること、進化すること、状況の変化を自ら受け入れて選択すること、前進して舵取りをし、目的地にたどり着くこと…
これらに必要なこと、そしてこれらの行動を起こすこと自体が、《理解》そのものといってよいのではないかと思います。
舟で岸を渡るためには、棹は必要不可欠です。舟だけで川を渡ることはできません。水の流れに任され、ただ茫洋と漂ってしまうばかりか、元の岸にも戻ることが出来ません。
日常生活や人生の場面においても《理解》がなければ、より適切な場面場面を渡っていくことは出来ないでしょう。水=感情と考えれば、その場その場の感情を乗り越えて、的確に目的地に到着するためには、理性の力・理解が必要不可欠だと言えます。
*-*-*-*-*-*-*
今回も、書いてみて大変学びが多かったです。まさかこんな内容になるとは。
個人的なことですが、毎日訓練のために自分のことを占う中で、昨日はこのカードが何度も登場しました。
「日曜日だからブログ更新しなさい!」というサインなのかな(^_^;;と、少々バツが悪く、他の用事に忙殺されていたのですが、今、この記事を書き進むにつれて、昨日占った状況の、別の意味が突然わかって、ビックリしました。
タロットは本当に面白いですねー。
次回は【19・太陽】の札です。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
黒色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
・第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・極端さ、甚だしさ、絶対性、神と関連 世俗的でない
・闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)
・悪魔の支配下にある
・進化に必要な過程
・極端さ、甚だしさ、絶対性、
・闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)
・悪魔の支配下にある
・進化に必要な過程
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。タロット作者の意図やカバラの教義に基づいた正しい解釈を目指しているのではなく、個人の自然な感覚と発想に頼って考察してみようとする試みです。ご了承の上、お読み下さい。
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(2-4)黒色の部分/棒状のものの黒…
【0・愚者】【剣6】【19・太陽】【聖杯2】
*-*-*-*-*-*-*
【剣6】舟の船頭が持っている棹が黒色の棒です。
この棒にはわずかに光って質感が感じられるところがありますので、手触りや重みを思い浮かべることができます。
黒々と光っている棹は、たっぷりと水を吸っていつもほのかに湿っているでしょう。
この棹は舟で渡るために必要不可欠なものです。
棹がなければ前進できません。そして行きたい方向へ舵をとることが出来ません。
この棹は、特別な装置も動力もない、ただの一本の棒に過ぎないのに、舟を前進させ舵をとることができるのです。まるで魔法のようです。
一本のただの棒に棹としての能力を持たせるには、ちょうどいい長さ、ちょうど良い太さ、ちょうど良い材質であることが必要でしょう。
*-*-*-*-*-*-*
◆極端さ、甚だしさ、絶対性、世俗的でない…
渡りの舟の一本の棹に、極端さや絶対性、非俗的なところを見つけるのは、ほとんど不可能なように感じます。
あえて言えば…この極端に簡素なひとつの形が、たいへん重要な役割を果たし得ていることの不思議さ、と言っても良いでしょうか。
人が自力では容易には渡れない川の水の上を、安全に、効率よく進み、向こう岸に渡るためには、この何の変哲もない一本の棒が必要不可欠なのです。
このとても素晴らしい機能を持ったものが、その職務を離れると、なんの変哲もない一本の棒きれになってしまう。
その不思議さを思うと、この棹が大変神聖なもののように感じてくるのが興味深いです。
◆闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)…
上記と同様に、「棹」という道具に闇や悲しみや試練というキーワードを探すのは困難に感じます。
この札ではたまたま後姿の乗客が悲しそうな風情をたたえていますが、棹という道具そのものに関係づけて考えるのが適切かどうか、迷ってしまいます。
しかし例えば、婚礼のための船出であれば、船頭の棹もこんなに黒い色はしていないのかも知れませんが。。
こちらの岸からあちらの岸へ渡る行為自体に、意味があるのかも知れません。
どんな理由であれ《こちらの岸を捨てて、あちらの岸に向かう》ことに違いないのだとすれば、そこに試練や停滞、光がない、といったキーワードを見出せるような気がします。
舟が黒なのではなく、棹が黒、ということに留意すれば、《前進》や《舵取り》の部分にキーワードの意味がかかってくるのでしょう。
前進は、停滞や試練からスタートする、と言えるかも知れません。舵取りは闇や悲しみから抜け出すために必要だと解釈できるかも知れません。
◆悪魔の支配下にある…
渡り舟の棹に、悪魔というキーワードは不似合いな気がします。
悪魔とは、不信や執着や欲望、と考えると、ますます訳が分からなくなってきます。
上記のように《前進》と《舵取り》に関係があると考えてみると、
こちらの岸からあちらの岸へ渡る時には、不信や執着や欲望が《前進》と《舵取り》のよすがになっている、と解釈できるでしょうか。
神の導きというよりは、個人の蒙昧な悪あがき、に近い意味合いがあるのかも知れません。
◆進化に必要な過程…
こちらの岸からあちらの岸へ渡ること自体、すんなりと「進化」というキーワードと繋がります。
棹は、進化に必要な過程、進化に必要な道具、と言えると思います。
◆第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している…
こちらの岸からあちらの岸へと渡ること、進化すること、状況の変化を自ら受け入れて選択すること、前進して舵取りをし、目的地にたどり着くこと…
これらに必要なこと、そしてこれらの行動を起こすこと自体が、《理解》そのものといってよいのではないかと思います。
舟で岸を渡るためには、棹は必要不可欠です。舟だけで川を渡ることはできません。水の流れに任され、ただ茫洋と漂ってしまうばかりか、元の岸にも戻ることが出来ません。
日常生活や人生の場面においても《理解》がなければ、より適切な場面場面を渡っていくことは出来ないでしょう。水=感情と考えれば、その場その場の感情を乗り越えて、的確に目的地に到着するためには、理性の力・理解が必要不可欠だと言えます。
*-*-*-*-*-*-*
今回も、書いてみて大変学びが多かったです。まさかこんな内容になるとは。
個人的なことですが、毎日訓練のために自分のことを占う中で、昨日はこのカードが何度も登場しました。
「日曜日だからブログ更新しなさい!」というサインなのかな(^_^;;と、少々バツが悪く、他の用事に忙殺されていたのですが、今、この記事を書き進むにつれて、昨日占った状況の、別の意味が突然わかって、ビックリしました。
タロットは本当に面白いですねー。
次回は【19・太陽】の札です。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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