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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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興味のある方はどうぞお越しくださいませ。
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今回からはコートカードについて書いていこうと思います。
コートカードは人物を表わすカードですが、わたしはふだん以下の3パターンを念頭に入れて読んでいます。
1・占い内容に関係のある特定の人物
2・質問者の状態
3・その状況の雰囲気や状態
出現しているコートカードが1~3のどのパターンかを特定するのは結構迷うことも多いです。何によって判断・決定しているのかは、周囲のカード+単なる勘、としか言いようがないのですが…。ほとんどの場合は1か2のパターンで判断しています。
ウエイト版ではコートカードは『キング』『クイーン』『ナイト』『ペイジ』の4種類です。それぞれの人物は以下のように特徴づけられます。
【キング/王】
主に成人男性を指す。夫・恋人・上司など。支配と統率の力。能動的。状態はやや安定。四大元素の火。
【クイーン/女王】
主に女性全般を指す。生み育む力。男性原理に対して受け身。依存的。状態は周期的に不安定。四大元素の水。
【ナイト/騎士】
主に若い男性・独身男性を指す。形成する力。エネルギーが大きい。状態は不定期に不安定。四大元素の風。
【ペイジ/小姓】
主に子供・若々しい男女を指す。生まれたもの・育まれたもの=出来事やメッセージも示す。小さく未熟。四大元素の地。
以下、各カードについて考察していきたいと思います。
今回は、棒のコートカードです。
*-*-*-*-*-*-*
■棒キング
この王はカードの左方向を向いて少し前かがみになっています。何かを注視しているようです。左側が過去を表わすとすれば、この王は彼が過去に積み上げてきた様々なものの詳細を監督し、注意を払っているのかも知れません。部下たちがちゃんと仕事をしているか、懸案事項はどうなっているか…前かがみになった彼の姿勢は、彼が常に忙しく意識を働かせており、何かあれば自ら出て行って指揮をとるつもりであることを示しているようです。
王の衣装は活動的な印象のオレンジ色で、毛皮のマントを着ています。背にしている柱に描かれているのは獅子とサラマンダーだそうです。毛皮のマントも獅子もサラマンダーも強い権威の象徴です。これらは彼が人々の上に立ち、支配を及ぼす力を持っていることを表わします。足元にはトカゲがいます。トカゲは恐らくサラマンダーと同じ、権威の象徴ではないかと推測しています。トカゲと言えば尻尾を切りますが、危険な状態を生き残るためには案外ドライで容赦がない方法を取るのかも知れません。
気性は活動的で衝動的です。“オレ様”で人におだてられれば喜び、逆らう者は好みません。自分に従順かどうかで人を評価します。自分に敵対する人が嫌なのは案外傷つきやすいからです。プライドが高いくせに傷つきやすいのがこの人の特徴です。近しい人にちょっときついことを言われたり、的を得た批判をされるとすぐにやる気がなくなったり気持ちが萎えてしまいます。それはさも水をさされて容易に消える火のようです。
棒の王は中くらいの火です。ある程度コントロールが効きますが暴れだすとやっかいです。
■棒クイーン
この女王は正面を向いて座っていますが、顔は心持ちカードの右側を向いています。右側を未来とすれば、この女王は基本的に未来志向で前向きだと言えるでしょう。棒のキングと同じような柱を背にしていますが描かれているのは獅子とひまわりです。彼女自身も左手にひまわりを持っています。
ひまわりは太陽の花。太陽と言えばすべての生命の源であり創造主です。その太陽の加護と力を彼女は手にしていると解釈できるでしょう。太陽はまた男性原理の象徴でもあります。守ってくれ後ろ盾になってくれる男性の力があってこそ、女王の権威があると言えるでしょう。
彼女は鮮やかな黄色のドレスを着て白いマントを羽織っています。黄色はやはり太陽のもたらす恵みや、明晰な知恵を表わします。白いマントは彼女の権威や富が無垢な心のままに獲得されたことを示すのかも知れません。その権威や富は王の行動と努力のものであり、彼女の行動の結果ではないからです。
彼女の足元には黒猫が座っています。獅子は猫科ですから、彼女の足元には小さな獅子が座っていると考えても良いでしょう。明るく無垢で魅力的な彼女の中にも「人を支配したい」欲望が潜んでおり、時には気分次第で誰かを振り回したり傲慢に振舞ったりすることがあるのかも知れません。
気性は快活で明るく、女性らしさがあり魅力的です。グループでおしゃべりを楽しんだりおいしいものを食べたりするのが好きで、場を盛り上げるムードメーカーとなります。棒の王と同じでプライドが高く傷つきやすい一面がありますが、彼のようにすぐにしゅんと落ち込むことはありません。筋道が通らなければ気が済まず、容易に自分の意見を曲げません。証拠を挙げられれば納得する傾向があります。
グループ内のポジションに敏感で、誰が上で誰が下か?を心の中で値踏みします。無意識にちょっとした意地悪や仲間はずれ、噂話などをしてしまうことがあります。自分が他人より上のポジションだと思えると安心します。「人に嫌われるのが恐い」性質もあります。
棒の女王は火の中の水です。水は熱せられて、あたたかい空気を起こし(生み)ます。
■棒のナイト
この騎士は力強い馬を駆ってどこかに向かっています。王の意向を反映させる(形成する)ために現場へ向かっているのでしょうか。この騎士もまたサラマンダー模様の黄色い衣装を纏っています。王の権威を身に纏い、太陽の加護と知恵を携えているわけです。また彼の兜の天辺には炎のような房がついており、燃え盛るエネルギーを連想させます。馬も前足を跳ね上げ元気いっぱいです。
棒の騎士は非常に活動的です。必要とあらば疲れを知らずあちらこちらへと駆け回ります。衝動的で、急に気が変わって進路変更したり、思い込みが激しく限度を知らず暴走したりします。あたかも風にあおられた火のようです。
彼を駆るのは、彼のうちにある情熱です。彼もまたプライドが高く、そのプライドに見合う地位を求めようと頑張ります。しかし頑固さはあまりなく、少しやってみてダメであればあっさり方針を変えたりもします。その時は自分に都合良い理屈を持ち出してつじつまを合わせ、矛盾がないつもりになっていたりします。
人を支配するために強く出たり乱暴になったりする傾向があります。自分をコントロールするのが難しい人です。
棒の騎士は風に煽られた大火です。すごい勢いで何もかも飲み込みます。焦土はやがて栄養豊富な土地となり緑が芽吹くのかも知れません。
■棒のペイジ
この小姓はオシャレな帽子を被り、マントを羽織っています。身に纏っているのは棒のナイトと同じ黄色地のサラマンダー模様の服です。そのことからこの少年は王の血を引く子供であることが分かります。
彼はカードの右方向を向いています。彼ははっきりと未来を見ています。すべてはこれから始まるのです。彼はやがて大人になり、王として人々を統べていくのかも知れません。それはワクワクするような心躍るビジョンであると共に、少しの恐れを呼び起こすものでもあるでしょう。
棒の小姓はまだ子供です。のびのびと育ち、無邪気で屈託が無く、素直な好意と好奇心に溢れています。行動力もあり、人生を力強く創っていくに充分な後ろ盾や保護を持っていますが、身体は小さく力も弱く、何ごとによらず経験不足でもあります。彼はまだ自分が弱くて実力不足なことを自覚しており、大きくて強いものや見知らぬ社会に対して恐れと不安を持っています。自信がないことについては臆病で尻込みしますが、それは裏を返せば慎重であるとも言えます。
棒の小姓のカードは、何か面白い出来事・好奇心が刺激されるような出来事・ワクワクさせられるような出来事もしくはメッセージも意味します。逆位置では臆病になる、自信がない等と解釈することが多いです。
棒の小姓は小さな火です。揺らぎやすく消えやすい状態です。
*-*-*-*-*-*-*
棒のコートカードが印象的に出現するときには『誰かの力』が作用していると考えられます。
誰かの力によって自分の行動が影響を受けている・自分が誰かの行動に影響を与えている、というような形です。
棒は力と支配のカードです。誰が何をしたがっているのか?自分はどうしたいのか?誰が誰にどんなプレッシャーを与えているのか?を考えてみると面白いことが判明するかも知れません。
コートカードは人物を表わすカードですが、わたしはふだん以下の3パターンを念頭に入れて読んでいます。
1・占い内容に関係のある特定の人物
2・質問者の状態
3・その状況の雰囲気や状態
出現しているコートカードが1~3のどのパターンかを特定するのは結構迷うことも多いです。何によって判断・決定しているのかは、周囲のカード+単なる勘、としか言いようがないのですが…。ほとんどの場合は1か2のパターンで判断しています。
ウエイト版ではコートカードは『キング』『クイーン』『ナイト』『ペイジ』の4種類です。それぞれの人物は以下のように特徴づけられます。
【キング/王】
主に成人男性を指す。夫・恋人・上司など。支配と統率の力。能動的。状態はやや安定。四大元素の火。
【クイーン/女王】
主に女性全般を指す。生み育む力。男性原理に対して受け身。依存的。状態は周期的に不安定。四大元素の水。
【ナイト/騎士】
主に若い男性・独身男性を指す。形成する力。エネルギーが大きい。状態は不定期に不安定。四大元素の風。
【ペイジ/小姓】
主に子供・若々しい男女を指す。生まれたもの・育まれたもの=出来事やメッセージも示す。小さく未熟。四大元素の地。
以下、各カードについて考察していきたいと思います。
今回は、棒のコートカードです。
*-*-*-*-*-*-*
■棒キング
この王はカードの左方向を向いて少し前かがみになっています。何かを注視しているようです。左側が過去を表わすとすれば、この王は彼が過去に積み上げてきた様々なものの詳細を監督し、注意を払っているのかも知れません。部下たちがちゃんと仕事をしているか、懸案事項はどうなっているか…前かがみになった彼の姿勢は、彼が常に忙しく意識を働かせており、何かあれば自ら出て行って指揮をとるつもりであることを示しているようです。
王の衣装は活動的な印象のオレンジ色で、毛皮のマントを着ています。背にしている柱に描かれているのは獅子とサラマンダーだそうです。毛皮のマントも獅子もサラマンダーも強い権威の象徴です。これらは彼が人々の上に立ち、支配を及ぼす力を持っていることを表わします。足元にはトカゲがいます。トカゲは恐らくサラマンダーと同じ、権威の象徴ではないかと推測しています。トカゲと言えば尻尾を切りますが、危険な状態を生き残るためには案外ドライで容赦がない方法を取るのかも知れません。
気性は活動的で衝動的です。“オレ様”で人におだてられれば喜び、逆らう者は好みません。自分に従順かどうかで人を評価します。自分に敵対する人が嫌なのは案外傷つきやすいからです。プライドが高いくせに傷つきやすいのがこの人の特徴です。近しい人にちょっときついことを言われたり、的を得た批判をされるとすぐにやる気がなくなったり気持ちが萎えてしまいます。それはさも水をさされて容易に消える火のようです。
棒の王は中くらいの火です。ある程度コントロールが効きますが暴れだすとやっかいです。
■棒クイーン
この女王は正面を向いて座っていますが、顔は心持ちカードの右側を向いています。右側を未来とすれば、この女王は基本的に未来志向で前向きだと言えるでしょう。棒のキングと同じような柱を背にしていますが描かれているのは獅子とひまわりです。彼女自身も左手にひまわりを持っています。
ひまわりは太陽の花。太陽と言えばすべての生命の源であり創造主です。その太陽の加護と力を彼女は手にしていると解釈できるでしょう。太陽はまた男性原理の象徴でもあります。守ってくれ後ろ盾になってくれる男性の力があってこそ、女王の権威があると言えるでしょう。
彼女は鮮やかな黄色のドレスを着て白いマントを羽織っています。黄色はやはり太陽のもたらす恵みや、明晰な知恵を表わします。白いマントは彼女の権威や富が無垢な心のままに獲得されたことを示すのかも知れません。その権威や富は王の行動と努力のものであり、彼女の行動の結果ではないからです。
彼女の足元には黒猫が座っています。獅子は猫科ですから、彼女の足元には小さな獅子が座っていると考えても良いでしょう。明るく無垢で魅力的な彼女の中にも「人を支配したい」欲望が潜んでおり、時には気分次第で誰かを振り回したり傲慢に振舞ったりすることがあるのかも知れません。
気性は快活で明るく、女性らしさがあり魅力的です。グループでおしゃべりを楽しんだりおいしいものを食べたりするのが好きで、場を盛り上げるムードメーカーとなります。棒の王と同じでプライドが高く傷つきやすい一面がありますが、彼のようにすぐにしゅんと落ち込むことはありません。筋道が通らなければ気が済まず、容易に自分の意見を曲げません。証拠を挙げられれば納得する傾向があります。
グループ内のポジションに敏感で、誰が上で誰が下か?を心の中で値踏みします。無意識にちょっとした意地悪や仲間はずれ、噂話などをしてしまうことがあります。自分が他人より上のポジションだと思えると安心します。「人に嫌われるのが恐い」性質もあります。
棒の女王は火の中の水です。水は熱せられて、あたたかい空気を起こし(生み)ます。
■棒のナイト
この騎士は力強い馬を駆ってどこかに向かっています。王の意向を反映させる(形成する)ために現場へ向かっているのでしょうか。この騎士もまたサラマンダー模様の黄色い衣装を纏っています。王の権威を身に纏い、太陽の加護と知恵を携えているわけです。また彼の兜の天辺には炎のような房がついており、燃え盛るエネルギーを連想させます。馬も前足を跳ね上げ元気いっぱいです。
棒の騎士は非常に活動的です。必要とあらば疲れを知らずあちらこちらへと駆け回ります。衝動的で、急に気が変わって進路変更したり、思い込みが激しく限度を知らず暴走したりします。あたかも風にあおられた火のようです。
彼を駆るのは、彼のうちにある情熱です。彼もまたプライドが高く、そのプライドに見合う地位を求めようと頑張ります。しかし頑固さはあまりなく、少しやってみてダメであればあっさり方針を変えたりもします。その時は自分に都合良い理屈を持ち出してつじつまを合わせ、矛盾がないつもりになっていたりします。
人を支配するために強く出たり乱暴になったりする傾向があります。自分をコントロールするのが難しい人です。
棒の騎士は風に煽られた大火です。すごい勢いで何もかも飲み込みます。焦土はやがて栄養豊富な土地となり緑が芽吹くのかも知れません。
■棒のペイジ
この小姓はオシャレな帽子を被り、マントを羽織っています。身に纏っているのは棒のナイトと同じ黄色地のサラマンダー模様の服です。そのことからこの少年は王の血を引く子供であることが分かります。
彼はカードの右方向を向いています。彼ははっきりと未来を見ています。すべてはこれから始まるのです。彼はやがて大人になり、王として人々を統べていくのかも知れません。それはワクワクするような心躍るビジョンであると共に、少しの恐れを呼び起こすものでもあるでしょう。
棒の小姓はまだ子供です。のびのびと育ち、無邪気で屈託が無く、素直な好意と好奇心に溢れています。行動力もあり、人生を力強く創っていくに充分な後ろ盾や保護を持っていますが、身体は小さく力も弱く、何ごとによらず経験不足でもあります。彼はまだ自分が弱くて実力不足なことを自覚しており、大きくて強いものや見知らぬ社会に対して恐れと不安を持っています。自信がないことについては臆病で尻込みしますが、それは裏を返せば慎重であるとも言えます。
棒の小姓のカードは、何か面白い出来事・好奇心が刺激されるような出来事・ワクワクさせられるような出来事もしくはメッセージも意味します。逆位置では臆病になる、自信がない等と解釈することが多いです。
棒の小姓は小さな火です。揺らぎやすく消えやすい状態です。
*-*-*-*-*-*-*
棒のコートカードが印象的に出現するときには『誰かの力』が作用していると考えられます。
誰かの力によって自分の行動が影響を受けている・自分が誰かの行動に影響を与えている、というような形です。
棒は力と支配のカードです。誰が何をしたがっているのか?自分はどうしたいのか?誰が誰にどんなプレッシャーを与えているのか?を考えてみると面白いことが判明するかも知れません。
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