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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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興味のある方はどうぞお越しくださいませ。
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みなさまこんにちは。
今回は肩の力を抜いております。
タロット大アルカナ22枚を一巡り、22週ですから約5ヶ月間にわたってお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
回を重ねるごとに思いいれが入ってしまいましたが、文章にもそれが表れていますね…(^_^;;
今回は、この記事らについての補足というか、書いておくべきこと、書いておきたいことを記したいと思います。
*-*-*-*-*-*-*
まずはじめに、これらの記事内容はヒタチ個人が持っているカードのイメージです。教則本のごときスタンダードなものではありません。
ただし、大きな逸脱はないと自分では思っています。
記事を書くにあたってはウィキペディアのタロット項目を常に参考にしました。
また、ヒタチ個人がタロットのテキストとして愛用している
●『タロット解釈実践辞典』(井上 教子 著/国書刊行会)
からは、カードに描かれている人物や動物、カードの背景等に関する知識の多くを学びました。
●『タロット大事典』(東条 真人 著/国書刊行会)
からは、象徴を読み解く色や形、配置に関する知識の多くを学びました。
●『タロット教科書』(第1巻)(マルシア・マシーノ 著, 栄 チャンドラー 翻訳/ 魔女の家BOOKS)
は、タロットを学んだ当初から現在に至るまでわたしにとっての基本テキストであり、それぞれのカードの意味はこの書籍を元にして自分で肉付けしたものです。
各記事はウェイト版のそれぞれのカードデザインに対してヒタチ個人が瞑想し、展開されたイメージです。上記に挙げた参考図書および、その他の図書からそのまま引用したものはありません。同様にどのような権威者、同業の士の思想やアイデアにも依拠していません。
また、各記事の内容やイメージは唯一永久不変のものではなく、月日の移り変わりやわたし個人の成長によって変化していく性質のものであることをおことわりしておきます。
*-*-*-*-*-*-*
5ヶ月に渡ってタロット大アルカナ22枚を巡ってみて、わたしは改めてこれらのカードを以下のようにも捉えることが出来るなと思いました。
【0・愚者】……自分・ひとつの魂・行動の主体
【1・魔術師】…自分が生きていく意志を持つ
-------------------------------
【2・女教皇】…外界に入る・自分以外のものを認識する
【3・女帝】……母なるものと出会う
【4・皇帝】……父なるものと出会う
【5・法王】……社会と出会う
【6・恋人たち】…愛するもの=もう一人の自分と出会う
【7・戦車】…愛するものを求める力を経験する《青春期》
【8・力】……困難に負けずに求める力を経験する《青・壮年期》
【9・隠者】…求めることを手放し、達観する知恵の力を経験する《老年期》
-------------------------------
【10・運命の輪】…ランダムに起こる偶然の法
【11・正義】………因果応報・釣り合う宇宙の法
【12・吊された男】…犠牲と救済
【13・死神】…死と再生
【14・節制】…進化
【15・悪魔】…物質における罪
【16・塔】……精神における罪
-------------------------------
【17・星】……遠い未来を志向する路
【18・月】……遠い過去(根源)へ繋がる路
【19・太陽】…創造主
【20・審判】…ひとつの時間の終わり
【21・世界】…全=1=無
もちろん、これは分類の一例にすぎません。タロットは何重にも解釈でき、異なる次元・異なる切り口でいくらでも意味を発見できるものです。
と、いうよりむしろ、元々この世のあらゆるものはすべて、何重にも解釈できる、マルチ・ミーニングなものなのです。その多重性をタロットは教えてくれます。
*-*-*-*-*-*-*
わたしたちは通常、自分の日常生活に都合の良いように、2つか3つの解釈方法を選んでいるものです。その限定された解釈方法にしたがって出来事や人物を認識し、分類し、気に入ったり批判したりしています。
不安や困難に直面したとき、人は今まで採用していた解釈方法に限界があることを知ります。それで占いに答を求めたり、宗教に興味を持ったり、自己啓発本を買ったりします。
これらはすべて、今まで依拠していたのとは別の次元の解釈方法を求める、本能的な行動であるように思われます。「目の前のあること」について「別の意味」が見出せれば困難から脱出できることを、人は誰にも教わらなくても何故か知っているのです。
近代科学のような、いつでも再現出来て確かに証明できるものの中には収まりきれない、別の次元の中に、わたしたちが必要とする肝心な何かがあることを、わたしたちは本能的に知っています。それはあまりにも自明なことなので、わたしたちはつい、それを忘れてしまうほどです。愛とか幸福とかが、いつでも再現可能でいつでも証明できるもののように勘違いしている人もいます。そのような人たちは、充分なお金と地位がある人と適齢期で結婚しさえすれば必ずしあわせになると考えています。お金と地位と適齢期の結婚が幸せを構成する原材料だと勘違いしてしまうのです。しかしもちろん、しあわせとはそのように材料を揃えさえすれば必ず合成できる物質などではありません。
タロットは、困難や不安、迷いを抱えた人たちに、別次元の解釈をもたらすひとつの道具です。タロットを通してわたしたちは、自分の生きている世界だけが唯一の世界ではないことを知ります。あるひとつの事象に、幾らでも意味を見出せることを教えてくれます。
ある人にとっては絶望的な状況が、別の次元から見れば救いであったり、喜劇であったりすることもあります。それを知ってさらに絶望したり憤慨したりする人もいるでしょう。しかし困難を脱出し前進したいならば、絶望に長くとどまるのが不利益なことは明らかでしょう。
異なる次元で物事を見、何重もの意味を同時に見出すことは、困難の脱出と進化のための普遍的な方法なのです。
タロットは、心や魂を自由にするやり方を教えてくれる道具です。親しめば親しむほど、追究すれば追究するほど、たくさんの「やり方」を教えてくれる魔法の道具です。
単なる占いの道具ではなく、森羅万象あらゆるものと交感して自分をしあわせに導くツールとしてのタロットが、もっとメジャーになればいいなぁと強く思います。
*-*-*-*-*-*-*
今回は肩の力を抜いております。
タロット大アルカナ22枚を一巡り、22週ですから約5ヶ月間にわたってお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
回を重ねるごとに思いいれが入ってしまいましたが、文章にもそれが表れていますね…(^_^;;
今回は、この記事らについての補足というか、書いておくべきこと、書いておきたいことを記したいと思います。
*-*-*-*-*-*-*
まずはじめに、これらの記事内容はヒタチ個人が持っているカードのイメージです。教則本のごときスタンダードなものではありません。
ただし、大きな逸脱はないと自分では思っています。
記事を書くにあたってはウィキペディアのタロット項目を常に参考にしました。
また、ヒタチ個人がタロットのテキストとして愛用している
●『タロット解釈実践辞典』(井上 教子 著/国書刊行会)
からは、カードに描かれている人物や動物、カードの背景等に関する知識の多くを学びました。
●『タロット大事典』(東条 真人 著/国書刊行会)
からは、象徴を読み解く色や形、配置に関する知識の多くを学びました。
●『タロット教科書』(第1巻)(マルシア・マシーノ 著, 栄 チャンドラー 翻訳/ 魔女の家BOOKS)
は、タロットを学んだ当初から現在に至るまでわたしにとっての基本テキストであり、それぞれのカードの意味はこの書籍を元にして自分で肉付けしたものです。
各記事はウェイト版のそれぞれのカードデザインに対してヒタチ個人が瞑想し、展開されたイメージです。上記に挙げた参考図書および、その他の図書からそのまま引用したものはありません。同様にどのような権威者、同業の士の思想やアイデアにも依拠していません。
また、各記事の内容やイメージは唯一永久不変のものではなく、月日の移り変わりやわたし個人の成長によって変化していく性質のものであることをおことわりしておきます。
*-*-*-*-*-*-*
5ヶ月に渡ってタロット大アルカナ22枚を巡ってみて、わたしは改めてこれらのカードを以下のようにも捉えることが出来るなと思いました。
【0・愚者】……自分・ひとつの魂・行動の主体
【1・魔術師】…自分が生きていく意志を持つ
-------------------------------
【2・女教皇】…外界に入る・自分以外のものを認識する
【3・女帝】……母なるものと出会う
【4・皇帝】……父なるものと出会う
【5・法王】……社会と出会う
【6・恋人たち】…愛するもの=もう一人の自分と出会う
【7・戦車】…愛するものを求める力を経験する《青春期》
【8・力】……困難に負けずに求める力を経験する《青・壮年期》
【9・隠者】…求めることを手放し、達観する知恵の力を経験する《老年期》
-------------------------------
【10・運命の輪】…ランダムに起こる偶然の法
【11・正義】………因果応報・釣り合う宇宙の法
【12・吊された男】…犠牲と救済
【13・死神】…死と再生
【14・節制】…進化
【15・悪魔】…物質における罪
【16・塔】……精神における罪
-------------------------------
【17・星】……遠い未来を志向する路
【18・月】……遠い過去(根源)へ繋がる路
【19・太陽】…創造主
【20・審判】…ひとつの時間の終わり
【21・世界】…全=1=無
もちろん、これは分類の一例にすぎません。タロットは何重にも解釈でき、異なる次元・異なる切り口でいくらでも意味を発見できるものです。
と、いうよりむしろ、元々この世のあらゆるものはすべて、何重にも解釈できる、マルチ・ミーニングなものなのです。その多重性をタロットは教えてくれます。
*-*-*-*-*-*-*
わたしたちは通常、自分の日常生活に都合の良いように、2つか3つの解釈方法を選んでいるものです。その限定された解釈方法にしたがって出来事や人物を認識し、分類し、気に入ったり批判したりしています。
不安や困難に直面したとき、人は今まで採用していた解釈方法に限界があることを知ります。それで占いに答を求めたり、宗教に興味を持ったり、自己啓発本を買ったりします。
これらはすべて、今まで依拠していたのとは別の次元の解釈方法を求める、本能的な行動であるように思われます。「目の前のあること」について「別の意味」が見出せれば困難から脱出できることを、人は誰にも教わらなくても何故か知っているのです。
近代科学のような、いつでも再現出来て確かに証明できるものの中には収まりきれない、別の次元の中に、わたしたちが必要とする肝心な何かがあることを、わたしたちは本能的に知っています。それはあまりにも自明なことなので、わたしたちはつい、それを忘れてしまうほどです。愛とか幸福とかが、いつでも再現可能でいつでも証明できるもののように勘違いしている人もいます。そのような人たちは、充分なお金と地位がある人と適齢期で結婚しさえすれば必ずしあわせになると考えています。お金と地位と適齢期の結婚が幸せを構成する原材料だと勘違いしてしまうのです。しかしもちろん、しあわせとはそのように材料を揃えさえすれば必ず合成できる物質などではありません。
タロットは、困難や不安、迷いを抱えた人たちに、別次元の解釈をもたらすひとつの道具です。タロットを通してわたしたちは、自分の生きている世界だけが唯一の世界ではないことを知ります。あるひとつの事象に、幾らでも意味を見出せることを教えてくれます。
ある人にとっては絶望的な状況が、別の次元から見れば救いであったり、喜劇であったりすることもあります。それを知ってさらに絶望したり憤慨したりする人もいるでしょう。しかし困難を脱出し前進したいならば、絶望に長くとどまるのが不利益なことは明らかでしょう。
異なる次元で物事を見、何重もの意味を同時に見出すことは、困難の脱出と進化のための普遍的な方法なのです。
タロットは、心や魂を自由にするやり方を教えてくれる道具です。親しめば親しむほど、追究すれば追究するほど、たくさんの「やり方」を教えてくれる魔法の道具です。
単なる占いの道具ではなく、森羅万象あらゆるものと交感して自分をしあわせに導くツールとしてのタロットが、もっとメジャーになればいいなぁと強く思います。
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