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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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今回はカードナンバー【17】、星のカードです。
*-*-*-*-*-*-*
【17・星(The Star)】
◆おおまかな意味:
夢と希望、理想、可能性、創造力、若々しさ、バイタリティ、楽観的、非現実的 ほか
*-*-*-*-*-*-*
うって変わって、清々しい青が印象的なデザインです。
裸体の女性は清らかで、たくさんの星は輝く希望を連想させます。大地は若々しい緑で覆われており、向こうの樹には鳥がとまっています。鳥は翼を持ち美しい声で歌います。生き物ではあっても生々しい獣じみた要素は感じさせません。
水は澄んでいます。女性が両手に持った水瓶からも水が注ぎ込まれているせいで、この水には動きが感じられます。流れ、循環しているのです。流れる水は澱まず清らかです。ここに描かれているあらゆるものは清浄で、自然なエネルギーの動きを感じさせます。
裸体の人間は、その魂が無垢であることを象徴しています。彼女の両手の水瓶は小ぶりなものに見えますが、そこから流れ出ている水の量はとても豊かです。注いでも注いでも尽きないように見えます。右手の水瓶からは湖へ、左手の水瓶からは大地へ、それぞれ豊かな水が注がれています。湖に注がれた水はそのまま水として還り、大地に注がれた水は樹木や草花、生き物を潤す生命の源として循環することになるでしょう。彼女と彼女の水瓶はまるで、この星を巡る『水の通り道』になっているかのようです。
ここに描かれている『水』がこの星を巡るあらゆる『清浄なエネルギー』の象徴と言えるのならば、それを循環させているエネルギーの運び手は『無垢な魂』とも解釈できるのではないでしょうか。清らかで汚れていない心…生命力に満ち溢れ、強く明るいものに向かって元気良くぐんぐん進んでいく心。『夢・希望・理想』といった、“星”に象徴されるものはみな、清らかでいて、人間に根源的なエネルギーを豊かに湧き出させてくれるものです。
*-*-*-*-*-*-*
悲しみや苦しみ、憎しみや怒りといったネガティブなものは総じて『弱さ』から生まれます。疲れは病の始まりであり、エネルギーが足りなくなったり汚れたりしはじめた状態です。疲れると物事を明るく考えられなくなります。疲れは疲れを生み、どんどん不活発になって人は老けて行きます。
ところが恋をしたり、新たな可能性を見出したり、未来への夢が出来たりすると、まるで魔法のように、面白いようにエネルギーが湧き出てくるものです。
このエネルギーは生々しい欲望から生まれるものとは根本的に違います。欲望から生まれるエネルギーは成果を求め、人をネガティブな気持ちに向かわせ、疲れさせます。
しかし夢や希望に基づいたエネルギーはよろこびにあふれ、疲れを知らず無尽蔵です。そう、まるでこのカードの女性が手にしている水瓶から湧き出ている水のように、尽きることがないのです。
*-*-*-*-*-*-*
実占では、夢や希望が見えてくる・明るい見通しが立つ・生きいきと楽しく過ごせる、などと読んでいます。
人によっては恋がそれを運んでくることもあるでしょうし、自分に合った仕事や職場に出会い、自分自身に可能性を感じることかも知れません。同じ目標を共有する友達や仲間と充実した時間を過ごすことも考えられます。現実感はないけれども夢のようなあこがれを感じる異性と出会うのかも知れません。
共通するのは、夢・理想・未来・よろこびといったキーワードです。現実世界のもろもろに汚れていない純粋な気持ち。過去ではなく未来に向かう心。よろこびや楽しさ。新しい力が湧き出てくるような経験・出来事です。どんな状況であろうとこのカードが良い状態で出ていれば、少なくとも質問者本人は希望を感じ、やる気と元気が出てくると解釈できます。目標や夢が現実に叶うかどうかは別として、その夢にまい進することが本人に力を与え、心を強く明るくしてくれると考えられます。
しかし悪い状態で出現すると、それは高すぎる理想・根拠のない自信・甘い見通し・夢ばかり見て努力不足・浮かれすぎ、などと解釈できます。がっかりする・意気消沈する出来事に出会うなどとも読みます。
ネガティブな解釈の基礎となっているのは『現実を見ていない』という点です。夢や希望など明るく美しい側面ばかりを見て、克服すべき現実の障害や問題・光の当たらない地道な努力などを忘れていると、夢は実現から遠ざかり、失敗を呼んでしまいます。
力強い夢とおおきなよろこびは現実と格闘する力をも与えてくれるものです。きれいなところだけを見て、現実に目を向ければ萎えてしまうようなビジョンは一瞬で消えてしまう幻のようなものです。それは恋にも、事業にも当てはまることでしょう。
*-*-*-*-*-*-*
さて【16・塔】から落ちた男のストーリーですが、彼はおそらく神のいかずちに打たれて形を失い、宇宙空間にやって来たのだと思います。そこで男の魂が見たのがこのカードの景色ではないでしょうか。
ここには黄色くてひときわ大きい星がひとつと、周りをとりまく小さな7つの白い星が空に浮かんでいます。
この8つの星はどれも角が8つある八芒星です。
八芒星は恒星をあらわすと言われています。恒星とは太陽のように自らが燃えて光を発する星です。月のように太陽の光を反射して明るく見える星とは違います。
中央のひときわ大きく黄色い星はこの星系における太陽なのでしょうか。周りの白い7つの星は少し遠くの恒星なのでしょう。この星は地球ほど太陽に近くないのかも知れません。地球では太陽の光が強くて昼間は他の星の光は見えませんが、この空でははっきりと見えていますから。
空は清らかな水色で精神性が強調されています。このカードにおけるエネルギーは太陽の豊富な恵み故のものではなく、この星自身がもつ清らかな精神が生んだものなのでしょう。
*-*-*-*-*-*-*
わたしたちが夜空に見る星も、月や金星など一部の太陽系の惑星以外はほとんどすべて恒星です。あんなにたくさん見えている星は、どれも全部、ひとつひとつが太陽なのです。
地球にとっての太陽はたったひとつですが、宇宙にはあんなにもたくさんの太陽があるのです。地球にとって太陽がお父さんならば、夜空のたくさんの星はみな、よその星のお父さんなのですね。
よその星のお父さんだからといって地球にとってまったく無意味かというとそうではありません。
星は暗い夜空に光り輝き、わたしたちの心になんとも言えない気持ちを湧きおこしてくれます。毎夜毎夜、ほとんどその位置を変えないで出現する星たちは、昔から旅人にとっての道しるべでした。星は旅人の心を癒し、勇気を与え、正しい方角を教え、目的を全うさせ、命を繋いでくれるものだったのです。
星はまた暦を生み、季節を教えるものでもありました。いつ頃どこで何の獲物が取れるかを、古の人々は星を見て時期を悟りました。いつ何の種を蒔き、いつ刈り取るかを正確に知りました。
太陽の光と熱がなければ地球上の生命は生きていけません。太陽が生命を生み、太陽が育むのです。星は地球の生命を生みも育みも出来ません。
しかし星は心にエネルギーを与えてくれます。希望と、未来の見通しを与えてくれます。それははっきりと『心と精神』に向けての光であり、その小さな光がわたしたちに与えてくれる力は思いがけないほど大きくて強いのです。星を眺めた時に感じる、あのこみ上げるものは一体何なのでしょう。あのエネルギーをどんな風に表現したらよいのでしょう。
わたしたちと地球にとって太陽は絶対です。わたしたちの何もかもが太陽なしでは成り立ちません。しかし…ひょっとしてそれはいつか、精神の向上をどこまでも続けることによって克服できるものなのかも知れません。宇宙空間など厳しい環境での生存も、星が与えてくれる無尽蔵の澄んだエネルギーがあれば可能になるかも知れません。それはまるでずっと昔に旅人が、星を頼りに遠い遠いところへ旅を続け、たどり着いた過程に似ているのではないでしょうか。
暗い夜空の、無限の宇宙にたくさんの太陽があり、それらがみな莫大なエネルギーを発し、生きている、育んでいる。
たとえ遥か遠くのものであっても、そこに生きている無数の星と無数の太陽が確かにあるのだと思い浮かべたとき、わたしたちの胸の中にはあふれるほどの希望が湧き上がって来るでしょう。その希望の力こそが、遠くの太陽が時空を超えて与えてくれる奇跡のエネルギーなのです。
*-*-*-*-*-*-*
このカードは
を表していると思います。
コメントはBBSへどうぞ
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【17・星(The Star)】
◆おおまかな意味:
夢と希望、理想、可能性、創造力、若々しさ、バイタリティ、楽観的、非現実的 ほか
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うって変わって、清々しい青が印象的なデザインです。
裸体の女性は清らかで、たくさんの星は輝く希望を連想させます。大地は若々しい緑で覆われており、向こうの樹には鳥がとまっています。鳥は翼を持ち美しい声で歌います。生き物ではあっても生々しい獣じみた要素は感じさせません。
水は澄んでいます。女性が両手に持った水瓶からも水が注ぎ込まれているせいで、この水には動きが感じられます。流れ、循環しているのです。流れる水は澱まず清らかです。ここに描かれているあらゆるものは清浄で、自然なエネルギーの動きを感じさせます。
裸体の人間は、その魂が無垢であることを象徴しています。彼女の両手の水瓶は小ぶりなものに見えますが、そこから流れ出ている水の量はとても豊かです。注いでも注いでも尽きないように見えます。右手の水瓶からは湖へ、左手の水瓶からは大地へ、それぞれ豊かな水が注がれています。湖に注がれた水はそのまま水として還り、大地に注がれた水は樹木や草花、生き物を潤す生命の源として循環することになるでしょう。彼女と彼女の水瓶はまるで、この星を巡る『水の通り道』になっているかのようです。
ここに描かれている『水』がこの星を巡るあらゆる『清浄なエネルギー』の象徴と言えるのならば、それを循環させているエネルギーの運び手は『無垢な魂』とも解釈できるのではないでしょうか。清らかで汚れていない心…生命力に満ち溢れ、強く明るいものに向かって元気良くぐんぐん進んでいく心。『夢・希望・理想』といった、“星”に象徴されるものはみな、清らかでいて、人間に根源的なエネルギーを豊かに湧き出させてくれるものです。
*-*-*-*-*-*-*
悲しみや苦しみ、憎しみや怒りといったネガティブなものは総じて『弱さ』から生まれます。疲れは病の始まりであり、エネルギーが足りなくなったり汚れたりしはじめた状態です。疲れると物事を明るく考えられなくなります。疲れは疲れを生み、どんどん不活発になって人は老けて行きます。
ところが恋をしたり、新たな可能性を見出したり、未来への夢が出来たりすると、まるで魔法のように、面白いようにエネルギーが湧き出てくるものです。
このエネルギーは生々しい欲望から生まれるものとは根本的に違います。欲望から生まれるエネルギーは成果を求め、人をネガティブな気持ちに向かわせ、疲れさせます。
しかし夢や希望に基づいたエネルギーはよろこびにあふれ、疲れを知らず無尽蔵です。そう、まるでこのカードの女性が手にしている水瓶から湧き出ている水のように、尽きることがないのです。
*-*-*-*-*-*-*
実占では、夢や希望が見えてくる・明るい見通しが立つ・生きいきと楽しく過ごせる、などと読んでいます。
人によっては恋がそれを運んでくることもあるでしょうし、自分に合った仕事や職場に出会い、自分自身に可能性を感じることかも知れません。同じ目標を共有する友達や仲間と充実した時間を過ごすことも考えられます。現実感はないけれども夢のようなあこがれを感じる異性と出会うのかも知れません。
共通するのは、夢・理想・未来・よろこびといったキーワードです。現実世界のもろもろに汚れていない純粋な気持ち。過去ではなく未来に向かう心。よろこびや楽しさ。新しい力が湧き出てくるような経験・出来事です。どんな状況であろうとこのカードが良い状態で出ていれば、少なくとも質問者本人は希望を感じ、やる気と元気が出てくると解釈できます。目標や夢が現実に叶うかどうかは別として、その夢にまい進することが本人に力を与え、心を強く明るくしてくれると考えられます。
しかし悪い状態で出現すると、それは高すぎる理想・根拠のない自信・甘い見通し・夢ばかり見て努力不足・浮かれすぎ、などと解釈できます。がっかりする・意気消沈する出来事に出会うなどとも読みます。
ネガティブな解釈の基礎となっているのは『現実を見ていない』という点です。夢や希望など明るく美しい側面ばかりを見て、克服すべき現実の障害や問題・光の当たらない地道な努力などを忘れていると、夢は実現から遠ざかり、失敗を呼んでしまいます。
力強い夢とおおきなよろこびは現実と格闘する力をも与えてくれるものです。きれいなところだけを見て、現実に目を向ければ萎えてしまうようなビジョンは一瞬で消えてしまう幻のようなものです。それは恋にも、事業にも当てはまることでしょう。
*-*-*-*-*-*-*
さて【16・塔】から落ちた男のストーリーですが、彼はおそらく神のいかずちに打たれて形を失い、宇宙空間にやって来たのだと思います。そこで男の魂が見たのがこのカードの景色ではないでしょうか。
ここには黄色くてひときわ大きい星がひとつと、周りをとりまく小さな7つの白い星が空に浮かんでいます。
この8つの星はどれも角が8つある八芒星です。
八芒星は恒星をあらわすと言われています。恒星とは太陽のように自らが燃えて光を発する星です。月のように太陽の光を反射して明るく見える星とは違います。
中央のひときわ大きく黄色い星はこの星系における太陽なのでしょうか。周りの白い7つの星は少し遠くの恒星なのでしょう。この星は地球ほど太陽に近くないのかも知れません。地球では太陽の光が強くて昼間は他の星の光は見えませんが、この空でははっきりと見えていますから。
空は清らかな水色で精神性が強調されています。このカードにおけるエネルギーは太陽の豊富な恵み故のものではなく、この星自身がもつ清らかな精神が生んだものなのでしょう。
*-*-*-*-*-*-*
わたしたちが夜空に見る星も、月や金星など一部の太陽系の惑星以外はほとんどすべて恒星です。あんなにたくさん見えている星は、どれも全部、ひとつひとつが太陽なのです。
地球にとっての太陽はたったひとつですが、宇宙にはあんなにもたくさんの太陽があるのです。地球にとって太陽がお父さんならば、夜空のたくさんの星はみな、よその星のお父さんなのですね。
よその星のお父さんだからといって地球にとってまったく無意味かというとそうではありません。
星は暗い夜空に光り輝き、わたしたちの心になんとも言えない気持ちを湧きおこしてくれます。毎夜毎夜、ほとんどその位置を変えないで出現する星たちは、昔から旅人にとっての道しるべでした。星は旅人の心を癒し、勇気を与え、正しい方角を教え、目的を全うさせ、命を繋いでくれるものだったのです。
星はまた暦を生み、季節を教えるものでもありました。いつ頃どこで何の獲物が取れるかを、古の人々は星を見て時期を悟りました。いつ何の種を蒔き、いつ刈り取るかを正確に知りました。
太陽の光と熱がなければ地球上の生命は生きていけません。太陽が生命を生み、太陽が育むのです。星は地球の生命を生みも育みも出来ません。
しかし星は心にエネルギーを与えてくれます。希望と、未来の見通しを与えてくれます。それははっきりと『心と精神』に向けての光であり、その小さな光がわたしたちに与えてくれる力は思いがけないほど大きくて強いのです。星を眺めた時に感じる、あのこみ上げるものは一体何なのでしょう。あのエネルギーをどんな風に表現したらよいのでしょう。
わたしたちと地球にとって太陽は絶対です。わたしたちの何もかもが太陽なしでは成り立ちません。しかし…ひょっとしてそれはいつか、精神の向上をどこまでも続けることによって克服できるものなのかも知れません。宇宙空間など厳しい環境での生存も、星が与えてくれる無尽蔵の澄んだエネルギーがあれば可能になるかも知れません。それはまるでずっと昔に旅人が、星を頼りに遠い遠いところへ旅を続け、たどり着いた過程に似ているのではないでしょうか。
暗い夜空の、無限の宇宙にたくさんの太陽があり、それらがみな莫大なエネルギーを発し、生きている、育んでいる。
たとえ遥か遠くのものであっても、そこに生きている無数の星と無数の太陽が確かにあるのだと思い浮かべたとき、わたしたちの胸の中にはあふれるほどの希望が湧き上がって来るでしょう。その希望の力こそが、遠くの太陽が時空を超えて与えてくれる奇跡のエネルギーなのです。
*-*-*-*-*-*-*
このカードは
心に無尽蔵のエネルギーを湧きおこす、清らかな夢と希望
を表していると思います。
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