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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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今回はカードナンバー【6】、恋人たちのカードです。
*-*-*-*-*-*-*
【6・恋人たち(The Lovers)】
◆おおまかな意味:
選択、フィーリングが合う、調和する、楽しみ・快楽、魅力、誘惑 など
*-*-*-*-*-*-*
日輪の輝く太陽の下、天使ラファエルが両手を広げて裸の男女を祝福しているように見えます。
一糸纏わぬ姿の男女はお互いに何の隠し事もなく、子供のように無垢な心でそこに居ます。右手側にたたずむ男性は左手側にたたずむ女性の方を見ています。男性の側に立っている木は枝々に炎を灯しています。これは男性の情熱の炎であり、欲望の炎でもあるのでしょう。
女性は天上のラファエルを仰いでいるようです。女性の側の木には青々と緑が茂り赤い実がなっています。ここはとても豊かな楽園のようです。木には緑色の蛇が巻きついて女性の方を伺っています。ひょっとしたら何かをささやいているのかも知れません。これらの男女はアダムとイブ、そしてここはエデンの園なのではないでしょうか。
空中に湧き出でた雲の中から天使ラファエルは表れているようです。裸の男女が共に向かい合い、フィーリングの赴くままにこの瞬間を生きているその時、詩的なロマンや、癒しと喜びが二人の上に降り注ぐのでしょう。
二人が立っている大地も豊かな緑で覆われています。楽園の恵みを享受して二人は生を楽しむことが出来るでしょう。何の制約もなく、感情と感覚を楽しませて…しかし女性の側の蛇の存在が、この平和で美しい状況に一抹の不安を投げかけています。遠景にはスクッとひとつ聳えている大きな山が見えます。美しくはあれどかなり高い山です。二人の未来に待ち構えている課題や試練を象徴しているのかも知れません。
*-*-*-*-*-*-*
伝統的には『二者択一を迫られる』という意味が強くあるようです。マルセイユ版では一人の男を巡る二人の女性の攻防と頭上のキューピッドという構図になっていて、ウェイト版のこのカードのような美しさ、楽しさ、喜ばしさはほとんど感じられません。
ヒタチの場合はこのカードに『自分のフィーリングにぴったり来るものを選ぶ』という意味合いを持たせています。
誰しも、スーパの買い物でたまねぎやにんじんを選ぶ場合と、自分の恋人や結婚相手を選ぶ場合とでは自ずから選択にかける気合や慎重さが違うでしょう。相手の条件がどんなに良くても自分のフィーリングに合わないと感じたら異性のパートナーとしては不向きでしょうし、フィーリングは合うのだけれどどうも嫌な予感がする…という場合だってあるでしょう。
また、お気に入りのものをたった一つ選ぶという行為は、その他のモノに対する権利を放棄するということでもあります。実占でこのカードが出てきた時、重要な選択をする機会が訪れるだろうと考えます。
「両思いになる」という意味をとる場合、それは必ずしもステディな恋人になるということではないという解釈をとっています。このカードの男女は二人とも裸です。そしてここは楽園です。全ての制約を受けない自由な感覚の世界において彼らは心を通わせ、生を楽しんでいるのです。未来の保証や義務や責任という概念を今の彼らは持ちません。
蛇のささやきによってイブが木の実を食べ、二人がこの楽園から出て行くとき、未来への期待と不安、義務感や責任感という社会的なものも生まれてくるでしょう。このカードが示すのは自由な心と感覚による楽しみや快楽、調和といったものなのです。
逆位置や否定的な意味合いで解釈する場合、間違った選択をしてしまう・遊びすぎてだらしなくなる・誘惑したりされたりする…などと読みます(ヒタチの場合)
*-*-*-*-*-*-*
全78枚中、最も鮮やかな色使いで、あでやかな印象のあるカードだと思います。黄色、赤、紫、白、水色、緑、茶色…色の配分や組み合わせなどが明るく楽しく、それでいて下品さや強烈さもなく、目で見るだけでも癒されるような絵です。太陽、天使、裸の男女、緑、山、雲、空、小さな炎のともし火に、赤い木の実…描かれたアイテムも豊かさや美や神性を象徴するものばかり。その中に何気なく溶け込んでいる蛇だけが、何か人間の心の奥深くに潜む、不穏なものを連想させます。
しかしこの蛇は黒っぽい色ではなく綺麗な黄緑色をしています。イブはエデンの園で蛇にそそのかされて木の実を食べ知恵を得ますが、それは絶対的に悪いものだというわけではありません。
なるほど、神の国でしあわせに生きるためには知恵は不必要なものです。人はこの楽園では、知恵など持たずすべてを神にゆだねて生きていけばそれで充分なのです。しかし恐らく…人間は神の楽園から出て行くべき運命だったのでしょう。自ら知恵を持ち、さまざまな創造を行い、生と死を連ねながらその豊かさ・恵みを発展させ洗練させてゆく歩みを踏み出すのです。
このカードの示す調和は、時間や現実の制約を持たない完全なものです。一瞬であり永遠のものです。恋焦がれた想い人との恋が今まさに叶おうとする瞬間…思い浮かべたり思い出したりしてください。あの至上の喜びはどれくらい続いたでしょうか。いつまで続くのでしょうか。それは一瞬であり、また永遠のようにも思えたでしょう。しかし現実的にはそう長い期間ではなかったはず…最高の瞬間は往々にしていつか色あせて日常に侵食されていくものです。
しかしその至上の喜び、愛と美の輝きは、それを思い出すたびにきらきらとした瞬間のすべてをいつでも記憶の中に甦らせるでしょう。最高で完全な愛と美は一瞬であるからこそ永遠で、決して穢れないものなのです。
*-*-*-*-*-*-*
このカードは
を表していると思います。
コメントはBBSへどうぞ
*-*-*-*-*-*-*
【6・恋人たち(The Lovers)】
◆おおまかな意味:
選択、フィーリングが合う、調和する、楽しみ・快楽、魅力、誘惑 など
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日輪の輝く太陽の下、天使ラファエルが両手を広げて裸の男女を祝福しているように見えます。
一糸纏わぬ姿の男女はお互いに何の隠し事もなく、子供のように無垢な心でそこに居ます。右手側にたたずむ男性は左手側にたたずむ女性の方を見ています。男性の側に立っている木は枝々に炎を灯しています。これは男性の情熱の炎であり、欲望の炎でもあるのでしょう。
女性は天上のラファエルを仰いでいるようです。女性の側の木には青々と緑が茂り赤い実がなっています。ここはとても豊かな楽園のようです。木には緑色の蛇が巻きついて女性の方を伺っています。ひょっとしたら何かをささやいているのかも知れません。これらの男女はアダムとイブ、そしてここはエデンの園なのではないでしょうか。
空中に湧き出でた雲の中から天使ラファエルは表れているようです。裸の男女が共に向かい合い、フィーリングの赴くままにこの瞬間を生きているその時、詩的なロマンや、癒しと喜びが二人の上に降り注ぐのでしょう。
二人が立っている大地も豊かな緑で覆われています。楽園の恵みを享受して二人は生を楽しむことが出来るでしょう。何の制約もなく、感情と感覚を楽しませて…しかし女性の側の蛇の存在が、この平和で美しい状況に一抹の不安を投げかけています。遠景にはスクッとひとつ聳えている大きな山が見えます。美しくはあれどかなり高い山です。二人の未来に待ち構えている課題や試練を象徴しているのかも知れません。
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伝統的には『二者択一を迫られる』という意味が強くあるようです。マルセイユ版では一人の男を巡る二人の女性の攻防と頭上のキューピッドという構図になっていて、ウェイト版のこのカードのような美しさ、楽しさ、喜ばしさはほとんど感じられません。
ヒタチの場合はこのカードに『自分のフィーリングにぴったり来るものを選ぶ』という意味合いを持たせています。
誰しも、スーパの買い物でたまねぎやにんじんを選ぶ場合と、自分の恋人や結婚相手を選ぶ場合とでは自ずから選択にかける気合や慎重さが違うでしょう。相手の条件がどんなに良くても自分のフィーリングに合わないと感じたら異性のパートナーとしては不向きでしょうし、フィーリングは合うのだけれどどうも嫌な予感がする…という場合だってあるでしょう。
また、お気に入りのものをたった一つ選ぶという行為は、その他のモノに対する権利を放棄するということでもあります。実占でこのカードが出てきた時、重要な選択をする機会が訪れるだろうと考えます。
「両思いになる」という意味をとる場合、それは必ずしもステディな恋人になるということではないという解釈をとっています。このカードの男女は二人とも裸です。そしてここは楽園です。全ての制約を受けない自由な感覚の世界において彼らは心を通わせ、生を楽しんでいるのです。未来の保証や義務や責任という概念を今の彼らは持ちません。
蛇のささやきによってイブが木の実を食べ、二人がこの楽園から出て行くとき、未来への期待と不安、義務感や責任感という社会的なものも生まれてくるでしょう。このカードが示すのは自由な心と感覚による楽しみや快楽、調和といったものなのです。
逆位置や否定的な意味合いで解釈する場合、間違った選択をしてしまう・遊びすぎてだらしなくなる・誘惑したりされたりする…などと読みます(ヒタチの場合)
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全78枚中、最も鮮やかな色使いで、あでやかな印象のあるカードだと思います。黄色、赤、紫、白、水色、緑、茶色…色の配分や組み合わせなどが明るく楽しく、それでいて下品さや強烈さもなく、目で見るだけでも癒されるような絵です。太陽、天使、裸の男女、緑、山、雲、空、小さな炎のともし火に、赤い木の実…描かれたアイテムも豊かさや美や神性を象徴するものばかり。その中に何気なく溶け込んでいる蛇だけが、何か人間の心の奥深くに潜む、不穏なものを連想させます。
しかしこの蛇は黒っぽい色ではなく綺麗な黄緑色をしています。イブはエデンの園で蛇にそそのかされて木の実を食べ知恵を得ますが、それは絶対的に悪いものだというわけではありません。
なるほど、神の国でしあわせに生きるためには知恵は不必要なものです。人はこの楽園では、知恵など持たずすべてを神にゆだねて生きていけばそれで充分なのです。しかし恐らく…人間は神の楽園から出て行くべき運命だったのでしょう。自ら知恵を持ち、さまざまな創造を行い、生と死を連ねながらその豊かさ・恵みを発展させ洗練させてゆく歩みを踏み出すのです。
このカードの示す調和は、時間や現実の制約を持たない完全なものです。一瞬であり永遠のものです。恋焦がれた想い人との恋が今まさに叶おうとする瞬間…思い浮かべたり思い出したりしてください。あの至上の喜びはどれくらい続いたでしょうか。いつまで続くのでしょうか。それは一瞬であり、また永遠のようにも思えたでしょう。しかし現実的にはそう長い期間ではなかったはず…最高の瞬間は往々にしていつか色あせて日常に侵食されていくものです。
しかしその至上の喜び、愛と美の輝きは、それを思い出すたびにきらきらとした瞬間のすべてをいつでも記憶の中に甦らせるでしょう。最高で完全な愛と美は一瞬であるからこそ永遠で、決して穢れないものなのです。
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このカードは
フィーリングに適う好ましく正しい選択・現実の制約を受けない完全な愛と美と調和の瞬間
を表していると思います。
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