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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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今回は色の考察【灰色】の第28回、小アルカナ【金貨のスート】の灰色部分(2)背景の一部に灰色の目立つもの のうち、青背景に灰色があるもの について検討します。
灰色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。参考箇所には文頭と文末に『*』をつけてあります。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(2)背景の一部に灰色の目立つもの…
【金貨3】【金貨5】【金貨10】【金貨2】
黒背景に灰色が目立つ2枚と、青背景に灰色がある2枚に分けてみました。【金貨2】は次の(3)地面or足元が灰色のものでも考察します。
*-*-*-*-*-*-*
【金貨10】【金貨2】では背景が青色、その手前に灰色の建物や地面があります。
*-*-*-*-*-*-*
【金貨10】では立派な由緒ありげな家の内壁が灰色です。壁には紋章や豪華な絵画のようなものが飾られています。
灰色の壁のほとんどに黒い細かい縞が描かれ、見た目がかなりごちゃごちゃしています。シンプルな灰色の方がずっとスッキリして見えるのに、一体なぜでしょうか。
よく見ると、人物の衣や床にも細かい縞線が描きこまれています。隅っこの小さな子供の衣服にまで描き込まなくても…と思うのですが。
この執拗にも思える線の描き込みについて調べようとしたのですが、ちょっと分かりませんでした。暫定的に、衣服の材質の豪華さ、壁の装飾が凝っていること等を示している、と結論づけておきます。
景色から判断して、お屋敷のテラスのような場所から外を見ているようです。天井に近いところはシンプルな灰色、壁は凝った装飾の灰色です。
この家では世俗的な成功が尊ばれ、物質的に豪華で豊かなことが称えられているようです。社会的・経済的な確かさがこの家と家族を守り、育んでいるのでしょう。
永遠に繁栄が続くかどうかの不安は存在しているかも知れませんが、豪華な装飾がこの壁を幾分強固にしている印象も受けます。
できるだけ経済的に豊かになること、世俗的な価値観を重んじることが、家を栄えさせ強くする知恵(=コクマー)と言えそうです。
ところでこの絵では天井だけ装飾されていません。天井は『天、空』に接することから、防御するのを避けているのかな、と連想しました。
背景の青色は【棒】のカードの多くに見られるように濃くて澄んでいます。神の寛大さや慈悲(=ケセド、4、木星)が強く働いているのでしょう。恵まれ、安定しており、さらに成長を目指す精神性が力を発揮していると解釈できそうです。
*-*-*-*-*-*-*
【金貨2】では、地面が灰色です。背景は【金貨10】とは対照的に薄い青色です。大きくうねっている海は少し濃いめの青色です。
この人物は物質的で世俗的な基盤の上に立っています。
しかし背景は薄い青で、より向上しようとする精神性の中に生きています。
精神性を志向していても、基盤は世間やお金にあります。持っているお金は二つ、それも曲芸のように何とか保っているような状況ですから、足元は不安定で恵まれた状態とは言えません。恵みや慈悲を示す青色が薄いのはその表れかも知れません。
背後の大波小波は人物の感情を表しています。身に着けた衣服や帽子はほとんど真っ赤で、やはりこの人の感情が高ぶっていることを示しています。
気持ちがヒヤヒヤする状況をなんとかやりくり出来ているのは、一般的な世俗的価値観を基盤にし、経済的なものをよりどころに行動しているおかげかも知れません。その堅実さが彼の知恵(=コクマー)とも考えられそうです。
*-*-*-*-*-*-*
2枚取り上げましたが、考察の分量にかなり差が出ました。
【金貨2】は次回でも取り上げますが、そちらでも1枚だけデザイン的に浮いている感があります。
同じ【金貨】スートでは(1)背景が灰色の【金貨4】【金貨6】と同列に考えるべきなのでしょう。他のスートでは【棒9】【剣5】と似た地面をしています。
地面の描かれ方のパターンにも共通の意味がありそうなのですが、いずれ考察してみたいものです。
次回は(3)地面or足元が灰色のもの について考えます。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
灰色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
・世俗的、物質的な要素を表わす
・第2のセフィラ「コクマー(知恵)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・相反する2つのものの中間、および混成
・不安、見通しの悪さ、不明瞭さ
・灰色に黒の点々は石造りであることを表わしている。
*石は固く永続性があり「神の力の顕現」の意味もある*
・第2のセフィラ「コクマー(知恵)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・相反する2つのものの中間、および混成
・不安、見通しの悪さ、不明瞭さ
・灰色に黒の点々は石造りであることを表わしている。
*石は固く永続性があり「神の力の顕現」の意味もある*
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。参考箇所には文頭と文末に『*』をつけてあります。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(2)背景の一部に灰色の目立つもの…
【金貨3】【金貨5】【金貨10】【金貨2】
黒背景に灰色が目立つ2枚と、青背景に灰色がある2枚に分けてみました。【金貨2】は次の(3)地面or足元が灰色のものでも考察します。
*-*-*-*-*-*-*
【金貨10】【金貨2】では背景が青色、その手前に灰色の建物や地面があります。
*-*-*-*-*-*-*
【金貨10】では立派な由緒ありげな家の内壁が灰色です。壁には紋章や豪華な絵画のようなものが飾られています。
灰色の壁のほとんどに黒い細かい縞が描かれ、見た目がかなりごちゃごちゃしています。シンプルな灰色の方がずっとスッキリして見えるのに、一体なぜでしょうか。
よく見ると、人物の衣や床にも細かい縞線が描きこまれています。隅っこの小さな子供の衣服にまで描き込まなくても…と思うのですが。
この執拗にも思える線の描き込みについて調べようとしたのですが、ちょっと分かりませんでした。暫定的に、衣服の材質の豪華さ、壁の装飾が凝っていること等を示している、と結論づけておきます。
景色から判断して、お屋敷のテラスのような場所から外を見ているようです。天井に近いところはシンプルな灰色、壁は凝った装飾の灰色です。
この家では世俗的な成功が尊ばれ、物質的に豪華で豊かなことが称えられているようです。社会的・経済的な確かさがこの家と家族を守り、育んでいるのでしょう。
永遠に繁栄が続くかどうかの不安は存在しているかも知れませんが、豪華な装飾がこの壁を幾分強固にしている印象も受けます。
できるだけ経済的に豊かになること、世俗的な価値観を重んじることが、家を栄えさせ強くする知恵(=コクマー)と言えそうです。
ところでこの絵では天井だけ装飾されていません。天井は『天、空』に接することから、防御するのを避けているのかな、と連想しました。
背景の青色は【棒】のカードの多くに見られるように濃くて澄んでいます。神の寛大さや慈悲(=ケセド、4、木星)が強く働いているのでしょう。恵まれ、安定しており、さらに成長を目指す精神性が力を発揮していると解釈できそうです。
*-*-*-*-*-*-*
【金貨2】では、地面が灰色です。背景は【金貨10】とは対照的に薄い青色です。大きくうねっている海は少し濃いめの青色です。
この人物は物質的で世俗的な基盤の上に立っています。
しかし背景は薄い青で、より向上しようとする精神性の中に生きています。
精神性を志向していても、基盤は世間やお金にあります。持っているお金は二つ、それも曲芸のように何とか保っているような状況ですから、足元は不安定で恵まれた状態とは言えません。恵みや慈悲を示す青色が薄いのはその表れかも知れません。
背後の大波小波は人物の感情を表しています。身に着けた衣服や帽子はほとんど真っ赤で、やはりこの人の感情が高ぶっていることを示しています。
気持ちがヒヤヒヤする状況をなんとかやりくり出来ているのは、一般的な世俗的価値観を基盤にし、経済的なものをよりどころに行動しているおかげかも知れません。その堅実さが彼の知恵(=コクマー)とも考えられそうです。
*-*-*-*-*-*-*
2枚取り上げましたが、考察の分量にかなり差が出ました。
【金貨2】は次回でも取り上げますが、そちらでも1枚だけデザイン的に浮いている感があります。
同じ【金貨】スートでは(1)背景が灰色の【金貨4】【金貨6】と同列に考えるべきなのでしょう。他のスートでは【棒9】【剣5】と似た地面をしています。
地面の描かれ方のパターンにも共通の意味がありそうなのですが、いずれ考察してみたいものです。
次回は(3)地面or足元が灰色のもの について考えます。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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