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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
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こんにちは、ヒタチです。
先週は体調を崩して更新をお休みいたしました。楽しみにして下さっている方々には、どうも失礼をいたしました。m(_ _)m
もう元気になりました!ご心配をおかけしました。。気にかけてくださったみなさま、温かいお言葉をどうもありがとうございました。
ただ、ただ…どうも何が起こっているのか?つい先日はパソコンが壊れてしまいました。ああ、あれは皆既月食の前日でした。。
ひょっとしたら何かのお知らせなんでしょうか。色んな意味で節目だったのかも知れません。。と、自問自答中なわたくしです。
さて、今回は番外編で、前回に少し触れた『帯』について書いてみます。
*-*-*-*-*-*-*
前回、【金貨/ペンタクル】の灰色部分 (1)背景が灰色のもの の記事中で【金貨8】の人物が灰色の帯を締めていることに触れました。この札は背景全体が灰色、奥の建物の壁にも一部灰色があります。
この人は世俗的な世界に生き、世俗的な成功を目指しているものの、まだ自立していない人のようで葛藤を抱いてもいるようでした。
この人物は青の上衣に赤いタイツを履いています。クールな印象の青とホットな印象の赤を、ひとりの人物が身につけているところから、『葛藤』というキーワードを引っ張ってきましたが、そこに『灰色の帯』(灰色=正反対の二つのものの中間・混成)が、締められているのが、意味ありげに感じられます。
いつものように『世界シンボル事典』で『帯』項目を調べてみましたら、このような記述がありました。
『風紀に叶う』『禁欲』というのはそのまま「社会性・世俗性」に繋がると言えます。自らの欲を抑え、乱れを糺し、マナーと礼にのっとって生きてこそ社会人として正しいと言えるでしょう。
【金貨8】に戻ればこの人物は、理性(青)と熱情(赤)の葛藤の中にありながら、『社会性(灰色)』という帯をしめて、個人的な思いを自制していると解釈できます。『我慢、我慢、今は修行中…いつかは独立するぞ』という感じではないでしょうか。
*-*-*-*-*-*-*
ところで【金貨】の他の札はどうでしょうか。前回記事で取り上げた中では【金貨6】の商人が赤い帯をしめています。
赤は興奮や怒りを表すと共に、生命の樹では第5のセフィラ・ゲブラー(峻厳)と対応します。惑星は火星。火星は戦いの星ですね。
この商人はベルトだけでなく、上着からパンツから襟元、帽子まで真っ赤っかです。こんなに優しそうな人が、なぜこんなに攻撃的な色で身を固めているのでしょう?ちょっと、見当がつきません。
無垢な色の白、精神的な向上と慈悲を表す青のストライプに少しの灰色が混じっている上衣は、彼が行っている『施し』そのものを顕著に表しているようです。
その行いを「怒りや興奮、戦いの心」で抑制している…?
背景が灰色で赤の衣服、と言えば【5・法皇】を連想します。そして手に持った天秤、といえば【11・正義】です。
【5・法皇】と【11・正義】はどちらもある意味『人を裁く・調停する』役割を担っています。【5・法皇】は神の掟、【11・正義】は法律と、微妙に尺度は違えど、社会生活の中で公平さ、正当性を保障していると言えます。
【金貨6】の人物が【5・法皇】や【11・正義】を真似ているのだと考えれば、『赤ずくめ』の理由が分かりやすいかも知れません。
この赤は『正義の赤』ではないでしょうか。劣情やかんしゃくではなく、社会の不正や非情を憎む赤、と考えれば【金貨6】の人物が赤を着ていることも納得が行きますがどうでしょう。
無垢で優しい慈悲の心は、ともすれば際限なく人を許したくなります。それを戒める赤、と考えればつじつまが合うような気がします。そういえば前回取り上げた【12・吊るされた男】も赤い帯を締めています。
彼も青い衣を赤い帯で留めています。どうにもならない状況に置かれながらも、赤い怒りの帯を締めていることで、彼が『取るに足らない、誰にも顧みられることない意気地なし』ではないことを表しているように思えます。
*-*-*-*-*-*-*
さて、帯に注目すると【金貨2】や【金貨ペイジ】も気になります。
それから【金貨9】やコートカード群が帯を締めていないこと、【0・愚者】や【1・魔術師】の変わった帯も気になり始めます。
みなさんも今後、色んなカードの人物の帯に注目してみてはいかがでしょうか。色々と意味深なことが見えてくるかも知れません。
*-*-*-*-*-*-*
本日はこれくらいで。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
先週は体調を崩して更新をお休みいたしました。楽しみにして下さっている方々には、どうも失礼をいたしました。m(_ _)m
もう元気になりました!ご心配をおかけしました。。気にかけてくださったみなさま、温かいお言葉をどうもありがとうございました。
ただ、ただ…どうも何が起こっているのか?つい先日はパソコンが壊れてしまいました。ああ、あれは皆既月食の前日でした。。
ひょっとしたら何かのお知らせなんでしょうか。色んな意味で節目だったのかも知れません。。と、自問自答中なわたくしです。
さて、今回は番外編で、前回に少し触れた『帯』について書いてみます。
*-*-*-*-*-*-*
前回、【金貨/ペンタクル】の灰色部分 (1)背景が灰色のもの の記事中で【金貨8】の人物が灰色の帯を締めていることに触れました。この札は背景全体が灰色、奥の建物の壁にも一部灰色があります。
この人は世俗的な世界に生き、世俗的な成功を目指しているものの、まだ自立していない人のようで葛藤を抱いてもいるようでした。
この人物は青の上衣に赤いタイツを履いています。クールな印象の青とホットな印象の赤を、ひとりの人物が身につけているところから、『葛藤』というキーワードを引っ張ってきましたが、そこに『灰色の帯』(灰色=正反対の二つのものの中間・混成)が、締められているのが、意味ありげに感じられます。
いつものように『世界シンボル事典』で『帯』項目を調べてみましたら、このような記述がありました。
環状に身体を締める帯は、上半身と下半身を分かつことから、正装や風紀にかなった装いのシンボルになっている。(中略)『帯』には、風紀に叶う、とか禁欲、の意があったのですね。
帯やベルトは、性的な要素の封じ込めを示唆するため、早くから禁欲と貞潔の象徴となっていた(たとえば修道服や、ミサをたてる司祭の聖紐として)。ベネディクト会の入会式では「正義を何時の腰帯とせよ。他人に帯をしめられることを銘記せよ(自分の意志より高次の掟に従え、の意)の章句が唱えられる。「花嫁の帯」は、ヴェールと並んでしばしば処女性のシンボルであった。このため娼婦は法令によって帯やヴェールの着用を禁じられ、違反すると処罰されることもあった。
『風紀に叶う』『禁欲』というのはそのまま「社会性・世俗性」に繋がると言えます。自らの欲を抑え、乱れを糺し、マナーと礼にのっとって生きてこそ社会人として正しいと言えるでしょう。
【金貨8】に戻ればこの人物は、理性(青)と熱情(赤)の葛藤の中にありながら、『社会性(灰色)』という帯をしめて、個人的な思いを自制していると解釈できます。『我慢、我慢、今は修行中…いつかは独立するぞ』という感じではないでしょうか。
*-*-*-*-*-*-*
ところで【金貨】の他の札はどうでしょうか。前回記事で取り上げた中では【金貨6】の商人が赤い帯をしめています。
赤は興奮や怒りを表すと共に、生命の樹では第5のセフィラ・ゲブラー(峻厳)と対応します。惑星は火星。火星は戦いの星ですね。
この商人はベルトだけでなく、上着からパンツから襟元、帽子まで真っ赤っかです。こんなに優しそうな人が、なぜこんなに攻撃的な色で身を固めているのでしょう?ちょっと、見当がつきません。
無垢な色の白、精神的な向上と慈悲を表す青のストライプに少しの灰色が混じっている上衣は、彼が行っている『施し』そのものを顕著に表しているようです。
その行いを「怒りや興奮、戦いの心」で抑制している…?
背景が灰色で赤の衣服、と言えば【5・法皇】を連想します。そして手に持った天秤、といえば【11・正義】です。
【5・法皇】と【11・正義】はどちらもある意味『人を裁く・調停する』役割を担っています。【5・法皇】は神の掟、【11・正義】は法律と、微妙に尺度は違えど、社会生活の中で公平さ、正当性を保障していると言えます。
【金貨6】の人物が【5・法皇】や【11・正義】を真似ているのだと考えれば、『赤ずくめ』の理由が分かりやすいかも知れません。
この赤は『正義の赤』ではないでしょうか。劣情やかんしゃくではなく、社会の不正や非情を憎む赤、と考えれば【金貨6】の人物が赤を着ていることも納得が行きますがどうでしょう。
無垢で優しい慈悲の心は、ともすれば際限なく人を許したくなります。それを戒める赤、と考えればつじつまが合うような気がします。そういえば前回取り上げた【12・吊るされた男】も赤い帯を締めています。
彼も青い衣を赤い帯で留めています。どうにもならない状況に置かれながらも、赤い怒りの帯を締めていることで、彼が『取るに足らない、誰にも顧みられることない意気地なし』ではないことを表しているように思えます。
*-*-*-*-*-*-*
さて、帯に注目すると【金貨2】や【金貨ペイジ】も気になります。
それから【金貨9】やコートカード群が帯を締めていないこと、【0・愚者】や【1・魔術師】の変わった帯も気になり始めます。
みなさんも今後、色んなカードの人物の帯に注目してみてはいかがでしょうか。色々と意味深なことが見えてくるかも知れません。
*-*-*-*-*-*-*
本日はこれくらいで。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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