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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
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今回は色の考察【灰色】の第17回、小アルカナ【聖杯のスート】の灰色部分(5)その他の気になる灰色部分、2.【聖杯8】の地面と背景 について考えてみます。
灰色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。参考箇所には文頭と文末に『*』をつけてあります。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(5)その他の気になる灰色部分、2.【聖杯8】の地面と背景について
【聖杯8】では、背景のブルーグレーが他のどの札にもない色合いで描かれています。
また、人物が歩いている地面の水辺に近い切り立った部分に灰色が使われています。
【9・隠者】の背景色も他にはない色合いの灰色ですが、【聖杯8】のブルーグレイは【9・隠者】の灰青色とは違って綺麗で澄んだイメージすらあります。
【9・隠者】の背景色については、69_色の考察【灰色】1/大アルカナ背景の灰色の回に少し書きました。
上記引用の記述に習うならば【聖杯8】の背景色は『青色の精神性と向上心がある中に、灰色の世俗的・現実的要素が加味される』という表現になるでしょうか。
【聖杯8】に描かれている人物は、今どこかに立ち去ろうとしています。過去の記事ではこの様子について以下のように書いていました。
澄んだ向上心のために出立するのならば、背景は昼間の綺麗な青色で描かれているはずです。灰色の混じった青色は、向上心の中に、不安をはじめ色々な要素が混じっていることの表れでしょう。
あきらめて去る人は不安に耐えられないのかも知れません。見通しが不確かだから不安になるのでしょう。精神的な満足では足りなくて、はっきりとした成果(物質的価値観)や評価(世俗的価値観)を必要としているに違いありません。この人の心はとどまるか、立ち去るかの中間で迷っています。どうすれば満足できる結果が導けるのか知恵を絞ってもいるでしょうし、また時には「あきらめる」ことは懸命な知恵となるものです。
*-*-*-*-*-*-*
人物が歩いている地面は表面が黒くくすんだ黄緑色で、水辺の切り立った部分に灰色が使われています。
この表面のくすんだ黄緑色を、「黄」「緑」「黒」の混色とすると、生命の樹との対応は以下のようになります。
黄…第6のセフィラ「ティファレト(美)」
緑…第7のセフィラ「ネツァク(勝利)」
黒…第3のセフィラ「ビナー(理解)」
この人物が踏みしめている大地=この人の基盤は『美と勝利』にあるのですが、それが叶わぬ今(夜)、現実を『理解』しようとしているのだ、と読めるかも知れません。
さらにこの人物は、自分が「美」と「勝利」と「理解」の上を歩いていると思っていますが、それは実は「不安」や「物質的・世俗的価値観」「yesとnoの中間」「なんとかしようとあがく知恵」の上を歩いているに過ぎない、のかも知れません。美や勝利という華々しいものではなく、もっと物質的で直接的な成果を求めているだけかも知れません。
でもよく見ると、この地面の灰色部分にはところどころ、綺麗な青色が混じっています。背景の空はこの2色が混じりあっているのですが、地面では分離しているのです。
この色の分離をどのように解釈するかについて、わたしはアイデアを持ちません。どなたか、何かいい解釈があれば、お教えいただければありがたいです。
*-*-*-*-*-*-*
さて、今回で【聖杯】のカードにおける灰色の解釈を終わります。
途中に何度もお休みをはさみましたし、ゆっくり進めたので【聖杯】で6回も使ってしまいました。やればやるほど凝ってしまって、どんどん回数が増えてしまいますが、この程度の進み方の方がじっくり見れますし、今後もこんな風にやっていきたいと思います。
それでは次回以降は【剣】の解釈に移りたいと思います。
どうぞ今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
灰色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。
・世俗的、物質的な要素を表わす
・第2のセフィラ「コクマー(知恵)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・相反する2つのものの中間、および混成
・不安、見通しの悪さ、不明瞭さ
・灰色に黒の点々は石造りであることを表わしている。
*石は固く永続性があり「神の力の顕現」の意味もある*
・第2のセフィラ「コクマー(知恵)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・相反する2つのものの中間、および混成
・不安、見通しの悪さ、不明瞭さ
・灰色に黒の点々は石造りであることを表わしている。
*石は固く永続性があり「神の力の顕現」の意味もある*
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。参考箇所には文頭と文末に『*』をつけてあります。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(5)その他の気になる灰色部分、2.【聖杯8】の地面と背景について
【聖杯8】では、背景のブルーグレーが他のどの札にもない色合いで描かれています。
また、人物が歩いている地面の水辺に近い切り立った部分に灰色が使われています。
【9・隠者】の背景色も他にはない色合いの灰色ですが、【聖杯8】のブルーグレイは【9・隠者】の灰青色とは違って綺麗で澄んだイメージすらあります。
【9・隠者】の背景色については、69_色の考察【灰色】1/大アルカナ背景の灰色の回に少し書きました。
灰色という世俗的・現実的な要素に、青の精神性と向上心が加味されると考えるのがシンプルですっきり来ます。
上記引用の記述に習うならば【聖杯8】の背景色は『青色の精神性と向上心がある中に、灰色の世俗的・現実的要素が加味される』という表現になるでしょうか。
【聖杯8】に描かれている人物は、今どこかに立ち去ろうとしています。過去の記事ではこの様子について以下のように書いていました。
中央の人物は「もっと良いものを求めて」現状から立ち去ろうとしている。足元の暗い夜に出立することが賢明かどうかは定かではないが…
澄んだ向上心のために出立するのならば、背景は昼間の綺麗な青色で描かれているはずです。灰色の混じった青色は、向上心の中に、不安をはじめ色々な要素が混じっていることの表れでしょう。
あきらめて去る人は不安に耐えられないのかも知れません。見通しが不確かだから不安になるのでしょう。精神的な満足では足りなくて、はっきりとした成果(物質的価値観)や評価(世俗的価値観)を必要としているに違いありません。この人の心はとどまるか、立ち去るかの中間で迷っています。どうすれば満足できる結果が導けるのか知恵を絞ってもいるでしょうし、また時には「あきらめる」ことは懸命な知恵となるものです。
*-*-*-*-*-*-*
人物が歩いている地面は表面が黒くくすんだ黄緑色で、水辺の切り立った部分に灰色が使われています。
この表面のくすんだ黄緑色を、「黄」「緑」「黒」の混色とすると、生命の樹との対応は以下のようになります。
黄…第6のセフィラ「ティファレト(美)」
緑…第7のセフィラ「ネツァク(勝利)」
黒…第3のセフィラ「ビナー(理解)」
この人物が踏みしめている大地=この人の基盤は『美と勝利』にあるのですが、それが叶わぬ今(夜)、現実を『理解』しようとしているのだ、と読めるかも知れません。
さらにこの人物は、自分が「美」と「勝利」と「理解」の上を歩いていると思っていますが、それは実は「不安」や「物質的・世俗的価値観」「yesとnoの中間」「なんとかしようとあがく知恵」の上を歩いているに過ぎない、のかも知れません。美や勝利という華々しいものではなく、もっと物質的で直接的な成果を求めているだけかも知れません。
でもよく見ると、この地面の灰色部分にはところどころ、綺麗な青色が混じっています。背景の空はこの2色が混じりあっているのですが、地面では分離しているのです。
この色の分離をどのように解釈するかについて、わたしはアイデアを持ちません。どなたか、何かいい解釈があれば、お教えいただければありがたいです。
*-*-*-*-*-*-*
さて、今回で【聖杯】のカードにおける灰色の解釈を終わります。
途中に何度もお休みをはさみましたし、ゆっくり進めたので【聖杯】で6回も使ってしまいました。やればやるほど凝ってしまって、どんどん回数が増えてしまいますが、この程度の進み方の方がじっくり見れますし、今後もこんな風にやっていきたいと思います。
それでは次回以降は【剣】の解釈に移りたいと思います。
どうぞ今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
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