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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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今回は色の考察【黒色】の第4回、背景が黒いもの(1-3)です。
黒色部分の解釈ですが、今までのものに少しだけ変更を加えたいと思います。
『世界シンボル事典』の《黒》《闇》《光》項目の内容等を受けて、上記のように定義してみました。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。参考箇所には文頭と文末に『*』をつけてあります。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(1)背景が黒いもの…
【16・塔】【15・悪魔】
【剣10】【金貨5】【剣9】【金貨3】
*-*-*-*-*-*-*
【16・塔】【15・悪魔】についてもやり直してみます。
◆極端さ、甚だしさ、絶対性、世俗的でない…
【16・塔】では、著しく高い塔に激しいいかづちが下り、火を噴いて人が落下していくという非日常的な光景が描かれています。極端で甚だしい雰囲気が色濃くかもし出されていると言えます。
【15・悪魔】でも同様に、とても日常的な様子とはいえません。描かれているものみな、常軌を逸していると言えるでしょう。
◆闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)…
【16・塔】では、まさに今、神がやってきたところと考えて良いでしょう。ここでの背景の黒は『光がない』というよりも、神の手がもたらした光=いかづちや炎の輝きを引きたてる結果となっています。《闇》と《光》の相補関係が見られます。
築き上げた塔が打たれ、人が落ちて行く悲劇は、悲しみや試練と結びつきます。
【15・悪魔】ではほのかに停滞感を感じさせます。が、悲しみや試練は希薄な感じがします。ここではむしろ悲しみや試練の希薄さが却って悲惨さを際立たせているのかも知れません。神はやってくるのでしょうか。
◆悪魔の支配下にある…
【16・塔】では、神の怒りがいかずちを下すまで、奢りたかぶった人間がせっせと塔を築いていました。人はその本分を忘れ『神のようになろう』と力を注いでいました。
神に並ぼうとすること=『悪魔のそそのかしに乗ること』かも知れません。エデンの園でイブがヘビにそそのかされ知恵の実を口にしたように…。とすると、この塔を築いた人たちはまさにこれまで悪魔の支配下にあったと解釈できるのではないでしょうか。
【15・悪魔】では説明の余地はありません。悪魔の支配下にありますね。
◆進化に必要な過程…
さて、進化とは一体どういうことでしょうか。とても難しいです。神にならぶほどの知恵を身につけることなのか、それとも敬虔な信徒として魂の浄化を進めることなのか…
【16・塔】では、この失敗と悲劇が、さらなる挑戦と『善き意思』を導くことになるのではと思わされます。失敗なしに進化するのは難しいものです。この経験で人はさらに強く、巧妙に、進化していくでしょう。
【15・悪魔】では、本当にこの先進化がやってくるのだろうか?と疑問を抱かせます。しかし放蕩をし尽くした人の方が却って、後にしっかりした人生を歩むことはよくあります。こんな堕落した生活には飽き飽きした、真っ平だ、と思うことで更正への意志は固くなり、進化が促進されるでしょう。
とすると、悪魔の支配も中途半端ではない方が、むしろ神の助けになると言えそうです。
◆第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している…
さて、問題はここですね。“理解”というキーワードとどう対応しているでしょうか。
【16・塔】でも【15・悪魔】でも、この深い闇こそが、真の“理解”へ至る前提条件だったのだ、と言えるかも知れません。
背景が灰色であれば、光のまぶしさは鮮烈でなく、美しさも半減するでしょう。光を知恵の象徴とするならば、それを見るためには闇が深ければ深いほど良いことになります。
【15・悪魔】でも、薄明るい中であればさほど不安や罪の意識を感じずにすんでしまうでしょう。中途半端な暗さは進化への欲求を押し留めてしまうことになります。
*-*-*-*-*-*-*
今回から、考察のスタイルをちょっと変えてみました。
色の定義ごとにカードをチェックすることで、少しは読みやすく、文章が少なくなると思います。
が、余計な寄り道をしないことで、細かい発見が見過ごされる可能性もありますね…。
私事ですが、最近、今まで避けてきたカバラの勉強を少しずつ本格的にするようになりました。
あまり理論を知りすぎると、観察する眼差しがどうしても理論寄りになってしまうのでわざと避けてきたのですが…。
これからも、できるだけ理論や知識にとらわれず、何も知らない自然な感覚や発想でタロットの考察を続けて行きたいと思います。なぜなら、多くのタロット使いは『自分の直感と感覚で』メッセージを受け取っているはずだからです。
【16・塔】【15・悪魔】からなかなか進みませんが(笑)今後とも当ブログをよろしくお願いします。
黒色部分の解釈ですが、今までのものに少しだけ変更を加えたいと思います。
・第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・極端さ、甚だしさ、絶対性、神と関連 世俗的でない
・闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)
・悪魔の支配下にある
・進化に必要な過程
・極端さ、甚だしさ、絶対性、
・闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)
・悪魔の支配下にある
・進化に必要な過程
『世界シンボル事典』の《黒》《闇》《光》項目の内容等を受けて、上記のように定義してみました。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
『世界シンボル事典』を参考図書として用います。参考箇所には文頭と文末に『*』をつけてあります。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
(1)背景が黒いもの…
【16・塔】【15・悪魔】
【剣10】【金貨5】【剣9】【金貨3】
*-*-*-*-*-*-*
【16・塔】【15・悪魔】についてもやり直してみます。
◆極端さ、甚だしさ、絶対性、世俗的でない…
【16・塔】では、著しく高い塔に激しいいかづちが下り、火を噴いて人が落下していくという非日常的な光景が描かれています。極端で甚だしい雰囲気が色濃くかもし出されていると言えます。
【15・悪魔】でも同様に、とても日常的な様子とはいえません。描かれているものみな、常軌を逸していると言えるでしょう。
◆闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)…
【16・塔】では、まさに今、神がやってきたところと考えて良いでしょう。ここでの背景の黒は『光がない』というよりも、神の手がもたらした光=いかづちや炎の輝きを引きたてる結果となっています。《闇》と《光》の相補関係が見られます。
築き上げた塔が打たれ、人が落ちて行く悲劇は、悲しみや試練と結びつきます。
【15・悪魔】ではほのかに停滞感を感じさせます。が、悲しみや試練は希薄な感じがします。ここではむしろ悲しみや試練の希薄さが却って悲惨さを際立たせているのかも知れません。神はやってくるのでしょうか。
◆悪魔の支配下にある…
【16・塔】では、神の怒りがいかずちを下すまで、奢りたかぶった人間がせっせと塔を築いていました。人はその本分を忘れ『神のようになろう』と力を注いでいました。
神に並ぼうとすること=『悪魔のそそのかしに乗ること』かも知れません。エデンの園でイブがヘビにそそのかされ知恵の実を口にしたように…。とすると、この塔を築いた人たちはまさにこれまで悪魔の支配下にあったと解釈できるのではないでしょうか。
【15・悪魔】では説明の余地はありません。悪魔の支配下にありますね。
◆進化に必要な過程…
さて、進化とは一体どういうことでしょうか。とても難しいです。神にならぶほどの知恵を身につけることなのか、それとも敬虔な信徒として魂の浄化を進めることなのか…
【16・塔】では、この失敗と悲劇が、さらなる挑戦と『善き意思』を導くことになるのではと思わされます。失敗なしに進化するのは難しいものです。この経験で人はさらに強く、巧妙に、進化していくでしょう。
【15・悪魔】では、本当にこの先進化がやってくるのだろうか?と疑問を抱かせます。しかし放蕩をし尽くした人の方が却って、後にしっかりした人生を歩むことはよくあります。こんな堕落した生活には飽き飽きした、真っ平だ、と思うことで更正への意志は固くなり、進化が促進されるでしょう。
とすると、悪魔の支配も中途半端ではない方が、むしろ神の助けになると言えそうです。
◆第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している…
さて、問題はここですね。“理解”というキーワードとどう対応しているでしょうか。
【16・塔】でも【15・悪魔】でも、この深い闇こそが、真の“理解”へ至る前提条件だったのだ、と言えるかも知れません。
背景が灰色であれば、光のまぶしさは鮮烈でなく、美しさも半減するでしょう。光を知恵の象徴とするならば、それを見るためには闇が深ければ深いほど良いことになります。
【15・悪魔】でも、薄明るい中であればさほど不安や罪の意識を感じずにすんでしまうでしょう。中途半端な暗さは進化への欲求を押し留めてしまうことになります。
*-*-*-*-*-*-*
今回から、考察のスタイルをちょっと変えてみました。
色の定義ごとにカードをチェックすることで、少しは読みやすく、文章が少なくなると思います。
が、余計な寄り道をしないことで、細かい発見が見過ごされる可能性もありますね…。
私事ですが、最近、今まで避けてきたカバラの勉強を少しずつ本格的にするようになりました。
あまり理論を知りすぎると、観察する眼差しがどうしても理論寄りになってしまうのでわざと避けてきたのですが…。
これからも、できるだけ理論や知識にとらわれず、何も知らない自然な感覚や発想でタロットの考察を続けて行きたいと思います。なぜなら、多くのタロット使いは『自分の直感と感覚で』メッセージを受け取っているはずだからです。
【16・塔】【15・悪魔】からなかなか進みませんが(笑)今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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