【雑談】黒色と愛の話

　こんばんわ、サワツ純子です。

　前回の更新はとっちらかった記事でした。気を取り直してタロット記事の下調べを…と思い、次に取り組むべき分類、(2-4)黒色の部分／棒状のものの黒…について調べようとしましたが、いつもの『世界シンボル事典』には《杖》も《棒》も《柄》も《棹》も項目がありません。

　恐らく、カード一枚一枚に対して個別の解釈を加えることになるでしょう。また結構時間がかかりそうですね。

　ということで、また戯言をここで書くことになるのですが…

　タロットを一枚づつ詳しく見てゆく行為は、ひょっとして、人の人生や運気に作用するのかしら、と最近思っています。

　というか、そんなことは当たり前なのだけれど、最近改めてそれを実感することになった、という感じです。

　ここのところずっと気にしている《黒色》の影響もしかり…でもついこの間はじめて分かったのですが、今わたしの身の回りに起こっている大きな変化は、表面上はかなりブラックな出来事なんですけど、にも拘わらず、決して悪いことが起こっているわけではないのだと思いました。

　ほんと、ハッキリ書かずに勿体つけているみたいで済みません。こういう書き方、わたしも嫌いなんですが、しょうがなくて。
　わたしが今言いたいことは、本当に起こっていることが何かなんて、実はどうでもいいことで、大事なのは、《ブラックな出来事》が実は、《悪いことがおきているワケじゃない》と分かることなんだ、ということです。

　光がない、真っ暗闇の中でも、《光》というものを知っていれば、それを思い出すことができる、思い浮かべることが出来る。思い浮かべることができれば、それは《あるのとおなじこと》です。
　これって、魔術の本質に通じますよね。

　《ない》のに《ある》のと同じ状態を作れるんですから。想念によって。

　で、光って、愛であり、知恵であり、神であり、真実でもありますね。

　占いにお越しくださるお客様、今、たいへん迷って苦しんでいらっしゃる方が多いと感じますけど、みなさん、愛のありかがどこなのかを忘れてらっしゃるように思います。

　愛ってね、自分の胸の中にあるんですよ。人から貰うものじゃないんです。ちゃんとあるかな？って確かめてみるものでもないんです。みなさん、人から貰うことや、確かめることばっかりに夢中になっているみたいです。

　薄暗闇の中にいたら、暗くて、「ああ、もうちょっと明るい光がないかなぁ」って思っちゃうんですよね。

　でも、真っ暗闇の中に入ったら、もうそれは思わない。心の中に光を創り出すしか、耐えてゆく方法がないから、きっと皆、ひとりでにそうするようになると思います。

　きっと今、薄暗闇の中にいる人が多いんだなぁと思います。
　わたし、最近ちょっと、真っ暗な中にいたので、思い出しました。でも、たまたま真っ暗闇の中に入ることになったから、思い出せたんだなぁと、すごくありがたい気持ちです。

　いやー、これ、《黒》の真髄ですよ。
　ここで《黒色部分の暫定的解釈》をまとめに。

・第３のセフィラ「ビナー（理解）」と対応している（ウィキペディア・生命の樹の記事より）
・極端さ、甚だしさ、絶対性、神と関連 世俗的でない
・闇、悲しみ、光がない、試練、停滞（が、後に神がやってくる）
・悪魔の支配下にある
・進化に必要な過程

　ではまた来週。