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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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今回はカードナンバー【13】、死神のカードです。
*-*-*-*-*-*-*
【13・死神(Death)】
◆おおまかな意味:
容赦ない変化、死と再生、中断、生まれ変わり、運命的な出来事 ほか
*-*-*-*-*-*-*
黒々とした甲冑を着たガイコツといい、背景の暗さといい、ひと目みて禍々しさ・恐ろしさを感じるカードです。
しかし中央をゆっくりと横切ろうとする大きな馬は真っ白ですし、死神が手にする黒い旗にも美しい白い花が大きく描かれていて神聖さと厳粛さをも感じさせます。馬の歩みは淡々としています。死神の振る舞いも威厳があり落ち着いています。邪悪さや危険さはあまり感じられません。
地面に白と水色の衣服の男性が倒れています。死神の乗った白い馬はその男性をまたいでいるところのようにも見えます。死神の到来で容赦なく命を絶たれたところなのでしょうか。黄色(金色)の衣服と立派な冠を被った地位の高そうな男性が両手を合わせて「助けてくれ」と嘆願しているように見えます。馬の足元で小さな子供が怯えています。白い衣服の女性は悲嘆にくれています。死神は老若男女・富める者も貧しい者も、悪人も善人も、どのような人物に対しても特別扱いせず、厳粛に、歩みも変えず淡々と引導を渡していくのです。
黄色の地面の奥に河が見えます。日本でいう三途の川でしょうか。遠くに二つの塔が見え、その間に太陽が顔を出しています。陽はこれから沈むところなのか、それとも昇るところなのか…いずれにせよ“宇宙のサイクル=時間の経過と共に、すべてが変化を迎える”ことがイメージされます。
*-*-*-*-*-*-*
実占では、今ある状況が停止する・今ある状況が変化を迎える・古い状況が去り新しい状況が現われるなどと解釈しています。恋人同士の付き合いを例にとれば『一旦距離を置くようになる』『二人の関係性が変わる』などと考えられます。それが即、別離に繋がるかどうかは他のカードも参考にします。上手くいっていなかった関係が新しくなり前よりしっくりいくようになる可能性もあれば、恋人同士としては終わってしまうケースもあり得るでしょう。共通するのは『もう今までの状況は終わり』『どうしても変化を避けられない』という要素です。
また“死”という人生における決定的で宿命的な性質を汲み取って『重要な変化の時期』『縁のある人や状況と出会う』などと読んだりもします。
このカードが出現する時には、ヒタチとしては祝福すら感じるところがあり、何につけ新しくやり直すチャンスという部分を意識して捉えています。変化を恐れる人には嫌なカードかも知れませんが、新しい状況を自分に活かそうと心がけている人にとってはありがたいカードと言えるでしょう。自分から壊さなくても変化が勝手に向こうからやって来てくれるのですから。確かに、乗り越えるためにしんどい思いを強いられることは多いですが…
しかし『生きているものは必ず変わり続けている』のであり、『変化しないものは死んでいる』のが真実なのです。このカードにおいては『死が生(=変化)をもたらす』という逆説めいたストーリーを見出すことが出来ます。
*-*-*-*-*-*-*
このカードが本当に誰かの死を意味することはほとんどないと言われています。ヒタチはこのカードに、状況の停止とやがて来る再生、という意味合いを持たせています。その再生には根本的な変容が伴い、青虫が蝶になるような、来るべき・より良い状態への変化、のイメージを重ね合わせています。
青虫の姿形と蝶のそれとでは甚だしい違いがあります。一体青虫のどこにあのような美しい大きな羽が隠れているのでしょうか?青虫の体を切り裂いて中を覗いてみたところでその羽を見つけることは出来ません。細長い手足や触覚も見つかりません。青虫と蝶では、まったく別の形をした全く別の生き物としか思えないのです。青虫の柔らかい皮膚・筒のような身体のどこにも蝶の部品は入っていません。
それが…ある時青虫はその動きをとめ、自らの身体を木の枝などにくくりつけ外郭を固くしてほとんど動かなくなります。鮮やかな緑色の柔らかい身体は、やがてそれとは似ても似つかぬカサカサした茶色の塊になり、とても生き物とは思えない物体になるのですがその間、蛹の中ではすさまじい変化が起こっています。あのぐにゅぐにゅとした青虫の形から、細い手足と大きな羽を持った蝶の形へ…
この目覚しい変身を遂げるには一旦、固く動かない茶色の塊になる必要があります。蛹は青虫としての死の形であり、また蝶としての誕生の形と言えるでしょう。
死神のカードが象徴する死と再生とは、あたかも青虫が蝶になるような根本的な変化・生まれ変わりを伴う変容を意味していると捉えています。
*-*-*-*-*-*-*
このカードの遠方には二つの塔の間から顔を覗かせている太陽が描かれています。
この二つの塔、よく見ると【18・月】のカードに描かれているものと同じです。ひょっとしたら河のこちら側は冥界で、河を渡った向こう側は【18・月】のカードの世界なのでしょうか。明晰な生の世界・現実世界はあの門を超えた向こう側にあるのでしょう。
門の間に見える陽は沈むところなのでしょうか。だとしたらやがてここには完全な闇がやってきて死の静けさに包まれることでしょう。夜を超え再び陽が昇ってくるまで、しばらくわたしたちはじっとしていなければなりません。
あの陽がもし昇ってくるところならば、新しい一日が始まるのは時間の問題です。暗闇と静けさの時間はまもなく終わりを告げます。過ぎ去ったものは捨て去り、新しい一日を始めるために準備を始めなければなりません。
いずれにせよ、暗闇も静けさも永遠に続くわけではありません。死という形をとった変化は状況を一度停止させますが、時が来れば必ず新しいものを生み出すのです。来るべき変化を拒めば、腐敗という変化がやって来ます。どちらを選べばよいのかは考えなくても分かるでしょう。
*-*-*-*-*-*-*
さて、今回も大アルカナのストーリーについて書いてみたいと思います。
【12・吊された男】は死を迎え(【13・死神】)ました。
男の魂は冥界にやってきます。ここで彼は再生のための準備をすることになります。男は現実的・物質的には停止していますが、精神と魂のレベルでは高次元への変容をはじめています。陽は今まさに沈むところです。あの陽が再び昇ってきた時、男は新しく高められた精神を持った存在として再生するのです。
そのためにはこれから深まってゆく暗闇と静けさを受け入れなくてはなりません。不安と恐怖が男を包みます。ここで彼は今までの自分を一旦すべて失わなくてはいけないのです。失うこと・壊れることの怖さに彼の魂は震え上がります。しかしどんなに彼が抗おうとも粛々と白い馬に乗った死神はやってきます。彼は自分を死神に明け渡します。
どれほどの時間が経ったのか…まもなく陽が再び昇ってきます。彼の古い身体はすべて捨て去られました。そして魂や精神は以前よりずっと高められ、以前とまったく同じ彼ではなくなりました。しかしそれでもやはり彼は彼なのです。冥界という“蛹”の外殻の中で“青虫”の彼はその形を失い、今は“蝶”として殻を破る日を待っています。
*-*-*-*-*-*-*
ある形を持ったものが限界まで行き着いた時、その限界を超えるには今あるものを壊さなくてはなりません。それは生命を繋ぎ、進化させ、高めていくための普遍的な原理です。
例えば、もし一度建てた建築物が摩滅も老朽化もしないなら立て直す必要はなく、ずっと同じ質のものが永続していくことになります。人も老いて死ぬことがなければ次世代の個体を生み出す必要がありません。そこには進化も発展も生じようがありません。
生物には寿命があります。いずれ死ぬから新しい個体を生み出すのか、新しい優秀な個体を生じさせるために古い個体を死なせるのか…どちらが先なのかはわかりませんが、プラナリアのように個体独自の寿命をはっきりと持たず分裂して増える原始的な生物がいることを考えると、死とは決して生物の宿命ではなく、『進化するため』にあるものなのかも知れません。
そう考えると『死は生命に付きもの』なのではなく『死は進化に付きもの』なのです。『死は生命の宿命』ではなく『死は進化の宿命』です。『死は進化と向上のための機会』です。死は終わりを意味するのではなく、生まれ変わりの機会に他ならないのです。
人は生きている間に、何度も自分の死を迎えます。誕生や成人や結婚や出産、これらはみなそれまでの自分を死なせ、新しい自分を生まれさせる機会です。死を恐れ、新しい自分の受け入れを拒むことは腐敗に繋がります。
人間関係も、ある特定の状況も、何もかも時間と共に変化して行くものです。変化がある地点まで行き着いて、それ以上同じようには進めなくなった時、根底からの変容が訪れます。それはそれまでの状況が死に、新しい別の状況が生まれることです。それは進化と向上の機会です。あらゆる物事にその法則は生きています。
向上し、進化する、よりよいものを求める、高い精神性を追究する…人間として正しくより良く生き続けるためには、変化を受け入れることが必要不可欠なのです。変化を恐れ、死を拒めば、そこにはゆるやかな別の変容が待っています。新しい自分を誕生させるか、古い自分を腐敗させるか…死神はわたしたちを気高く保ってくれる、天の使いなのです。
*-*-*-*-*-*-*
このカードは
を表していると思います。
コメントはBBSへどうぞ
*-*-*-*-*-*-*
【13・死神(Death)】
◆おおまかな意味:
容赦ない変化、死と再生、中断、生まれ変わり、運命的な出来事 ほか
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黒々とした甲冑を着たガイコツといい、背景の暗さといい、ひと目みて禍々しさ・恐ろしさを感じるカードです。
しかし中央をゆっくりと横切ろうとする大きな馬は真っ白ですし、死神が手にする黒い旗にも美しい白い花が大きく描かれていて神聖さと厳粛さをも感じさせます。馬の歩みは淡々としています。死神の振る舞いも威厳があり落ち着いています。邪悪さや危険さはあまり感じられません。
地面に白と水色の衣服の男性が倒れています。死神の乗った白い馬はその男性をまたいでいるところのようにも見えます。死神の到来で容赦なく命を絶たれたところなのでしょうか。黄色(金色)の衣服と立派な冠を被った地位の高そうな男性が両手を合わせて「助けてくれ」と嘆願しているように見えます。馬の足元で小さな子供が怯えています。白い衣服の女性は悲嘆にくれています。死神は老若男女・富める者も貧しい者も、悪人も善人も、どのような人物に対しても特別扱いせず、厳粛に、歩みも変えず淡々と引導を渡していくのです。
黄色の地面の奥に河が見えます。日本でいう三途の川でしょうか。遠くに二つの塔が見え、その間に太陽が顔を出しています。陽はこれから沈むところなのか、それとも昇るところなのか…いずれにせよ“宇宙のサイクル=時間の経過と共に、すべてが変化を迎える”ことがイメージされます。
*-*-*-*-*-*-*
実占では、今ある状況が停止する・今ある状況が変化を迎える・古い状況が去り新しい状況が現われるなどと解釈しています。恋人同士の付き合いを例にとれば『一旦距離を置くようになる』『二人の関係性が変わる』などと考えられます。それが即、別離に繋がるかどうかは他のカードも参考にします。上手くいっていなかった関係が新しくなり前よりしっくりいくようになる可能性もあれば、恋人同士としては終わってしまうケースもあり得るでしょう。共通するのは『もう今までの状況は終わり』『どうしても変化を避けられない』という要素です。
また“死”という人生における決定的で宿命的な性質を汲み取って『重要な変化の時期』『縁のある人や状況と出会う』などと読んだりもします。
このカードが出現する時には、ヒタチとしては祝福すら感じるところがあり、何につけ新しくやり直すチャンスという部分を意識して捉えています。変化を恐れる人には嫌なカードかも知れませんが、新しい状況を自分に活かそうと心がけている人にとってはありがたいカードと言えるでしょう。自分から壊さなくても変化が勝手に向こうからやって来てくれるのですから。確かに、乗り越えるためにしんどい思いを強いられることは多いですが…
しかし『生きているものは必ず変わり続けている』のであり、『変化しないものは死んでいる』のが真実なのです。このカードにおいては『死が生(=変化)をもたらす』という逆説めいたストーリーを見出すことが出来ます。
*-*-*-*-*-*-*
このカードが本当に誰かの死を意味することはほとんどないと言われています。ヒタチはこのカードに、状況の停止とやがて来る再生、という意味合いを持たせています。その再生には根本的な変容が伴い、青虫が蝶になるような、来るべき・より良い状態への変化、のイメージを重ね合わせています。
青虫の姿形と蝶のそれとでは甚だしい違いがあります。一体青虫のどこにあのような美しい大きな羽が隠れているのでしょうか?青虫の体を切り裂いて中を覗いてみたところでその羽を見つけることは出来ません。細長い手足や触覚も見つかりません。青虫と蝶では、まったく別の形をした全く別の生き物としか思えないのです。青虫の柔らかい皮膚・筒のような身体のどこにも蝶の部品は入っていません。
それが…ある時青虫はその動きをとめ、自らの身体を木の枝などにくくりつけ外郭を固くしてほとんど動かなくなります。鮮やかな緑色の柔らかい身体は、やがてそれとは似ても似つかぬカサカサした茶色の塊になり、とても生き物とは思えない物体になるのですがその間、蛹の中ではすさまじい変化が起こっています。あのぐにゅぐにゅとした青虫の形から、細い手足と大きな羽を持った蝶の形へ…
この目覚しい変身を遂げるには一旦、固く動かない茶色の塊になる必要があります。蛹は青虫としての死の形であり、また蝶としての誕生の形と言えるでしょう。
死神のカードが象徴する死と再生とは、あたかも青虫が蝶になるような根本的な変化・生まれ変わりを伴う変容を意味していると捉えています。
*-*-*-*-*-*-*
このカードの遠方には二つの塔の間から顔を覗かせている太陽が描かれています。
この二つの塔、よく見ると【18・月】のカードに描かれているものと同じです。ひょっとしたら河のこちら側は冥界で、河を渡った向こう側は【18・月】のカードの世界なのでしょうか。明晰な生の世界・現実世界はあの門を超えた向こう側にあるのでしょう。
門の間に見える陽は沈むところなのでしょうか。だとしたらやがてここには完全な闇がやってきて死の静けさに包まれることでしょう。夜を超え再び陽が昇ってくるまで、しばらくわたしたちはじっとしていなければなりません。
あの陽がもし昇ってくるところならば、新しい一日が始まるのは時間の問題です。暗闇と静けさの時間はまもなく終わりを告げます。過ぎ去ったものは捨て去り、新しい一日を始めるために準備を始めなければなりません。
いずれにせよ、暗闇も静けさも永遠に続くわけではありません。死という形をとった変化は状況を一度停止させますが、時が来れば必ず新しいものを生み出すのです。来るべき変化を拒めば、腐敗という変化がやって来ます。どちらを選べばよいのかは考えなくても分かるでしょう。
*-*-*-*-*-*-*
さて、今回も大アルカナのストーリーについて書いてみたいと思います。
【12・吊された男】は死を迎え(【13・死神】)ました。
男の魂は冥界にやってきます。ここで彼は再生のための準備をすることになります。男は現実的・物質的には停止していますが、精神と魂のレベルでは高次元への変容をはじめています。陽は今まさに沈むところです。あの陽が再び昇ってきた時、男は新しく高められた精神を持った存在として再生するのです。
そのためにはこれから深まってゆく暗闇と静けさを受け入れなくてはなりません。不安と恐怖が男を包みます。ここで彼は今までの自分を一旦すべて失わなくてはいけないのです。失うこと・壊れることの怖さに彼の魂は震え上がります。しかしどんなに彼が抗おうとも粛々と白い馬に乗った死神はやってきます。彼は自分を死神に明け渡します。
どれほどの時間が経ったのか…まもなく陽が再び昇ってきます。彼の古い身体はすべて捨て去られました。そして魂や精神は以前よりずっと高められ、以前とまったく同じ彼ではなくなりました。しかしそれでもやはり彼は彼なのです。冥界という“蛹”の外殻の中で“青虫”の彼はその形を失い、今は“蝶”として殻を破る日を待っています。
*-*-*-*-*-*-*
ある形を持ったものが限界まで行き着いた時、その限界を超えるには今あるものを壊さなくてはなりません。それは生命を繋ぎ、進化させ、高めていくための普遍的な原理です。
例えば、もし一度建てた建築物が摩滅も老朽化もしないなら立て直す必要はなく、ずっと同じ質のものが永続していくことになります。人も老いて死ぬことがなければ次世代の個体を生み出す必要がありません。そこには進化も発展も生じようがありません。
生物には寿命があります。いずれ死ぬから新しい個体を生み出すのか、新しい優秀な個体を生じさせるために古い個体を死なせるのか…どちらが先なのかはわかりませんが、プラナリアのように個体独自の寿命をはっきりと持たず分裂して増える原始的な生物がいることを考えると、死とは決して生物の宿命ではなく、『進化するため』にあるものなのかも知れません。
そう考えると『死は生命に付きもの』なのではなく『死は進化に付きもの』なのです。『死は生命の宿命』ではなく『死は進化の宿命』です。『死は進化と向上のための機会』です。死は終わりを意味するのではなく、生まれ変わりの機会に他ならないのです。
人は生きている間に、何度も自分の死を迎えます。誕生や成人や結婚や出産、これらはみなそれまでの自分を死なせ、新しい自分を生まれさせる機会です。死を恐れ、新しい自分の受け入れを拒むことは腐敗に繋がります。
人間関係も、ある特定の状況も、何もかも時間と共に変化して行くものです。変化がある地点まで行き着いて、それ以上同じようには進めなくなった時、根底からの変容が訪れます。それはそれまでの状況が死に、新しい別の状況が生まれることです。それは進化と向上の機会です。あらゆる物事にその法則は生きています。
向上し、進化する、よりよいものを求める、高い精神性を追究する…人間として正しくより良く生き続けるためには、変化を受け入れることが必要不可欠なのです。変化を恐れ、死を拒めば、そこにはゆるやかな別の変容が待っています。新しい自分を誕生させるか、古い自分を腐敗させるか…死神はわたしたちを気高く保ってくれる、天の使いなのです。
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このカードは
再生をもたらす死、進化と向上の機会、新しい誕生への祝福
を表していると思います。
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