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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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今回からしばらく、小アルカナの数字に注目して書いてみます。
今回は、4枚のエースカードです。
*-*-*-*-*-*-*
【棒1】やる気になる。前向きになる。行動を起こす気になる。
【聖杯1】心が動く。愛を感じる。気持ちが通じる。
【剣1】困難を乗り越える意志を持つ。アイデアやビジョンが浮かぶ。
【金貨1】手応えを感じる、次への基盤が整う、見通しが立つ
*-*-*-*-*-*-*
エースカードは何かの出来事を表わすのではなく、“エレメントの性質そのもの”を表わしていると言われています。火・水・風・地の働きはまだ目に見える形で外には現われていません。それらはまだ心の中や状況の中に、要素として存在をはじめたばかりです。
【棒のエース】では主体の心の中に活動をはじめようという『やる気』が芽生えます。テンションが高まり積極的な気持ちになります。が、まだ何も行動を起こしてはいません。
【聖杯のエース】では心の中に相手を受け入れようとするスペースが生まれます。その人に関心を抱き温かい心が生まれます。受け入れ態勢が整っているので向こうからやって来るものは迎え入れられるでしょう。しかし自分から働きかける意思表示まではしていません。
【剣のエース】では目の前の課題を自分の才覚やアイデアでなんとかクリアするぞ、という気持ちが生まれます。棒と似ていますが違うところは、何らかの『やるべき課題』がそこにあるはずだということです。それは知恵やアイデアをふるう必要があること・判断と決断を必要とすることです。人は課題や困難に対しては“逃げる”選択も取り得ますが、剣のエースが出た場合には『それに取り組む』決意がなされるのです。
【金貨のエース】では働きかけたことに対する手応えを感じます。しかしそれは『確たる成果』にまでは至っていません。まだ何も築き上げていないけれど、確かに成果に向かって動いているぞ…という手応えの感じです。受験のための勉強や、大きな事業の準備などを想像してみると雰囲気がつかめるのではないでしょうか。結果を出すために努力し、働きかけた結果、徐々に準備が整い、見通しが立つカードです。
*-*-*-*-*-*-*
逆位置では以下のような解釈ができるでしょう。
【棒エース▼】気持ちが萎える。元気がなくなる。おっくうになる。躊躇する。消極的な姿勢や雰囲気。
いずれも自分から積極的に活動する元気がなくなるイメージです。“自分から”が無理なだけなので、状況がスムーズに動いたり、相手から働きかけられれば乗ってくれる余地がありそうです。
【聖杯エース▼】相手を受け入れられない。受け入れ態勢が整わない。相手の言っていることが理解できない。
強い否定ではないのですが、向かって来るものを快く受け入れられないイメージです。相手方にこのカードが出たら無理に近づかず、別のアプローチ方法を考えた方が早いな、という印象があります。強い拒絶ではないのですが「根本的な違い」が存在しそうです。
【剣エース▼】課題や問題を切り捨てて終わりにしようとする。あるいは自分を責める。決断できない。
正位置では『課題や問題に立ち向かう決意をする』のですが、逆位置だとそこから逃げる・立ち向かわないことになると解釈しています。バッサリ切り捨てることで決着をつける、あるいはいつまでも決断を引き伸ばす…そして立ち向かえない自分を責める、というイメージです。実占では「自分を責めている」ケースが結構多くあります。
【金貨エース▼】手応えがつかめない。なしくずしになる。徒労感。
せっかくの働きかけや努力が何の足しにもなっていない。ちっともスタートラインに立てない。無駄なことに労力を費やしている感覚。めどが立たない。水の泡になる。というイメージです。
エースカードは「物質化への第一歩」であると考えます。地のエレメントは特に「物質そのもの」であり、物質化していることがその特質です。
ですから金貨のエースカードが逆位置であることは他のスートに比べてより凶意が強い印象があります。同じやり方をしていたのでは埒が明かないと考えるべきでしょう。
*-*-*-*-*-*-*
さて、エースカードは「まだ目に見える形で外に現われていない」と先ほど書きました。
タロット学習をはじめて間もない頃は「それは何故なのだろう?1はゼロでなく、ちゃんと存在している数なのに…」と疑問に思ったものですが、今では「なるほどなぁ!」と感心せずにはおれません。
エースカードがまだ目に見える形として現われていない理由…それは、この世界のあらゆる存在・出来事がすべて「関わり合い」によって発生し、存在し、動いているからです。
もし、ある日突然あなたが幽霊や透明人間になってしまったら…と想像してみてください。
あなたが何をしても、何を言っても他の人には見えないし聴こえません。あなたは感じ、思い、考えることが出来ます。あなたは自分が存在していることを知っています。でも誰とも関わることが出来ません。誰にも気づいてもらえないし、相手をしてもらえません。あなたが思うこと、考えること、感じることはあなたの中に確かにあるのですが、それは誰にも届かず、何に作用することもできないのです。
要するに、そこにあってもないのと同じ。自分以外の誰の目にも耳にも触れずまったく関知されなければ、それは外見上存在しないのと同じになります。透明のあなたは確かに存在しているのかも知れない。でも実際は存在していないのと同じようなものです。
でももしそこに、透明のあなたを認知できる人間が現れたとしたらどうでしょう!
たちどころにあなたの思いや考えは現実の世界に流れ出し、反映されることになります。他の多くの人には見えなくても、その特別な人にだけはちゃんと見えているのですから、その人を通して他の多くの人に働きかけることも出来るでしょう。
このように、あなた(エース)はあなた以外の人や存在(2)と関わってはじめて「現実に存在する」と言えるのです。
*-*-*-*-*-*-*
エースのカードでは、エレメントはこのような透明人間的状態にあると言っていいと思います。
「やろうと思ってるけど今はきっかけ待ち・模索中(棒)」とか「好意はあるけどそぶりを示さない(聖杯)」とか「誰にも言わず自分の中だけで決心する(剣)」とか「何の証拠も出せないけど確かに進んでると感じる(金貨)」とかいう状況がエースカードからは思い浮かびます。これらの思いは自分以外の誰にも関知されていません。そして『何も起こらなければ』、結果的に『初めから何もなかった』のと同じになります。確かにそこにあるけれど、目に見える形としては現われていない、のです。
しかし目で見えていなければ/誰か他の人に関知されなければ、それは『まったくない』ことで、意味も価値もないのかというとそんなことはありませんよね。
「やりたい」思いがあれば、ちょっとしたきっかけでそれは始まります(棒)。「密かにある好意」(聖杯)も同じですね。「心の中で決意」がなされれば、その人の行動は劇的に変化し現実を変えていくでしょう(剣)。「なんとなくの手応え」は積み上げていくものを強固にし安定させます(金貨)。それらは確かに、目に見えなくてもそこにあるのです。
『目に見えるものだけを信じる人』はチャンスを逃し可能性を減らします。『目に見えないものが存在する』ことを『目に見えるものが存在している』のと同じように認識できる人は、多くの「いまだ存在していないもの」を現実の世界に創りだすことが出来ます。
これこそが人間の持つ創造の力であり、魔術の根本でもあります。
エースカードが現われた時には、ホッと安心してただ待つという姿勢をやめてください。エースカードは祝福ではありますが成功の保証ではありません。やってこようとしているものを歓迎し、形になるのを助けてあげてください。ただし、決して慌てたり急いだりしないように…。
今回は、4枚のエースカードです。
*-*-*-*-*-*-*
【棒1】やる気になる。前向きになる。行動を起こす気になる。
【聖杯1】心が動く。愛を感じる。気持ちが通じる。
【剣1】困難を乗り越える意志を持つ。アイデアやビジョンが浮かぶ。
【金貨1】手応えを感じる、次への基盤が整う、見通しが立つ
*-*-*-*-*-*-*
エースカードは何かの出来事を表わすのではなく、“エレメントの性質そのもの”を表わしていると言われています。火・水・風・地の働きはまだ目に見える形で外には現われていません。それらはまだ心の中や状況の中に、要素として存在をはじめたばかりです。
【棒のエース】では主体の心の中に活動をはじめようという『やる気』が芽生えます。テンションが高まり積極的な気持ちになります。が、まだ何も行動を起こしてはいません。
【聖杯のエース】では心の中に相手を受け入れようとするスペースが生まれます。その人に関心を抱き温かい心が生まれます。受け入れ態勢が整っているので向こうからやって来るものは迎え入れられるでしょう。しかし自分から働きかける意思表示まではしていません。
【剣のエース】では目の前の課題を自分の才覚やアイデアでなんとかクリアするぞ、という気持ちが生まれます。棒と似ていますが違うところは、何らかの『やるべき課題』がそこにあるはずだということです。それは知恵やアイデアをふるう必要があること・判断と決断を必要とすることです。人は課題や困難に対しては“逃げる”選択も取り得ますが、剣のエースが出た場合には『それに取り組む』決意がなされるのです。
【金貨のエース】では働きかけたことに対する手応えを感じます。しかしそれは『確たる成果』にまでは至っていません。まだ何も築き上げていないけれど、確かに成果に向かって動いているぞ…という手応えの感じです。受験のための勉強や、大きな事業の準備などを想像してみると雰囲気がつかめるのではないでしょうか。結果を出すために努力し、働きかけた結果、徐々に準備が整い、見通しが立つカードです。
*-*-*-*-*-*-*
逆位置では以下のような解釈ができるでしょう。
【棒エース▼】気持ちが萎える。元気がなくなる。おっくうになる。躊躇する。消極的な姿勢や雰囲気。
いずれも自分から積極的に活動する元気がなくなるイメージです。“自分から”が無理なだけなので、状況がスムーズに動いたり、相手から働きかけられれば乗ってくれる余地がありそうです。
【聖杯エース▼】相手を受け入れられない。受け入れ態勢が整わない。相手の言っていることが理解できない。
強い否定ではないのですが、向かって来るものを快く受け入れられないイメージです。相手方にこのカードが出たら無理に近づかず、別のアプローチ方法を考えた方が早いな、という印象があります。強い拒絶ではないのですが「根本的な違い」が存在しそうです。
【剣エース▼】課題や問題を切り捨てて終わりにしようとする。あるいは自分を責める。決断できない。
正位置では『課題や問題に立ち向かう決意をする』のですが、逆位置だとそこから逃げる・立ち向かわないことになると解釈しています。バッサリ切り捨てることで決着をつける、あるいはいつまでも決断を引き伸ばす…そして立ち向かえない自分を責める、というイメージです。実占では「自分を責めている」ケースが結構多くあります。
【金貨エース▼】手応えがつかめない。なしくずしになる。徒労感。
せっかくの働きかけや努力が何の足しにもなっていない。ちっともスタートラインに立てない。無駄なことに労力を費やしている感覚。めどが立たない。水の泡になる。というイメージです。
エースカードは「物質化への第一歩」であると考えます。地のエレメントは特に「物質そのもの」であり、物質化していることがその特質です。
ですから金貨のエースカードが逆位置であることは他のスートに比べてより凶意が強い印象があります。同じやり方をしていたのでは埒が明かないと考えるべきでしょう。
*-*-*-*-*-*-*
さて、エースカードは「まだ目に見える形で外に現われていない」と先ほど書きました。
タロット学習をはじめて間もない頃は「それは何故なのだろう?1はゼロでなく、ちゃんと存在している数なのに…」と疑問に思ったものですが、今では「なるほどなぁ!」と感心せずにはおれません。
エースカードがまだ目に見える形として現われていない理由…それは、この世界のあらゆる存在・出来事がすべて「関わり合い」によって発生し、存在し、動いているからです。
もし、ある日突然あなたが幽霊や透明人間になってしまったら…と想像してみてください。
あなたが何をしても、何を言っても他の人には見えないし聴こえません。あなたは感じ、思い、考えることが出来ます。あなたは自分が存在していることを知っています。でも誰とも関わることが出来ません。誰にも気づいてもらえないし、相手をしてもらえません。あなたが思うこと、考えること、感じることはあなたの中に確かにあるのですが、それは誰にも届かず、何に作用することもできないのです。
要するに、そこにあってもないのと同じ。自分以外の誰の目にも耳にも触れずまったく関知されなければ、それは外見上存在しないのと同じになります。透明のあなたは確かに存在しているのかも知れない。でも実際は存在していないのと同じようなものです。
でももしそこに、透明のあなたを認知できる人間が現れたとしたらどうでしょう!
たちどころにあなたの思いや考えは現実の世界に流れ出し、反映されることになります。他の多くの人には見えなくても、その特別な人にだけはちゃんと見えているのですから、その人を通して他の多くの人に働きかけることも出来るでしょう。
このように、あなた(エース)はあなた以外の人や存在(2)と関わってはじめて「現実に存在する」と言えるのです。
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エースのカードでは、エレメントはこのような透明人間的状態にあると言っていいと思います。
「やろうと思ってるけど今はきっかけ待ち・模索中(棒)」とか「好意はあるけどそぶりを示さない(聖杯)」とか「誰にも言わず自分の中だけで決心する(剣)」とか「何の証拠も出せないけど確かに進んでると感じる(金貨)」とかいう状況がエースカードからは思い浮かびます。これらの思いは自分以外の誰にも関知されていません。そして『何も起こらなければ』、結果的に『初めから何もなかった』のと同じになります。確かにそこにあるけれど、目に見える形としては現われていない、のです。
しかし目で見えていなければ/誰か他の人に関知されなければ、それは『まったくない』ことで、意味も価値もないのかというとそんなことはありませんよね。
「やりたい」思いがあれば、ちょっとしたきっかけでそれは始まります(棒)。「密かにある好意」(聖杯)も同じですね。「心の中で決意」がなされれば、その人の行動は劇的に変化し現実を変えていくでしょう(剣)。「なんとなくの手応え」は積み上げていくものを強固にし安定させます(金貨)。それらは確かに、目に見えなくてもそこにあるのです。
『目に見えるものだけを信じる人』はチャンスを逃し可能性を減らします。『目に見えないものが存在する』ことを『目に見えるものが存在している』のと同じように認識できる人は、多くの「いまだ存在していないもの」を現実の世界に創りだすことが出来ます。
これこそが人間の持つ創造の力であり、魔術の根本でもあります。
エースカードが現われた時には、ホッと安心してただ待つという姿勢をやめてください。エースカードは祝福ではありますが成功の保証ではありません。やってこようとしているものを歓迎し、形になるのを助けてあげてください。ただし、決して慌てたり急いだりしないように…。
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