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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
長文OK・お暇な方のみお読み下さいませ。(・∀・)サワツ純子
※各ブログ記事へのインデックスを作ってみました。良ければご利用ください※
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今回は、小アルカナの背景に使われている青(空色/水色)の第3回め、剣のスートを見ていきます。
剣(ソード)は思考の働き、計画、アイデア、情報、精神性などを表わしていると考えます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットと、Merrimack Publishing Corp. から出版されたウエイト版タロットです。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
2・小アルカナの背景の青
(2)剣(ソード)のカード・風のエレメント
ライダー版カード画像
A.背景の空が青いもの
“より向上を目指す”青の精神がそこに生きていると考えられます。
【剣2】三日月が昇っており、夕方か夜、もしくは夜明け頃のようです。空の色はさほど暗くない青。目隠しした人物の背後は海で、これまた青色です。全体に青いカードの印象があります。
この人は豊かな自分の感情に背を向けています。“より向上を目指したい”という気持ちを見ないようにして現状維持していると解釈できそうです。剣は少し灰色がかった水色です。
B.薄い空色に雲があるもの
空にある雲は『水』の表現です。“より向上を目指す”青の精神に、その人の気分=感情も関わっていると考えられます。
【剣5】激しい風に千々に乱れ走る、灰色の雲があります。奥に見られる海らしき水面は青に赤か紫が少し混じっており、さざなみが立っています。“もっと上を”目指すあまりやりすぎてしまう雰囲気が感じられます。彼の抱えている剣は少し赤味がかっているように見えます。
剣のスートの人たちは“よりよい状態を目指す”(=進化と向上)ため、問題を解決しようとします。そこで自分の知識や考え、手腕を発揮することに満足を覚えます。
【剣キング】薄い空色に幾らかの雲があります。さほど風はないようで落ち着きを感じます。王の衣服も、彼の持つ剣も空色です。“より良い状態を目指して”解決を図る王に相応しい衣服と道具でしょう。遠くに小さく見える山は濃い水色です。彼はこれからも“よりよい状態を目指して”解決することを務めとしていくのでしょう。
【剣クイーン】濃い目の空色に、もくもくとボリュームのある雲が湧き立っています。女王は灰色のドレスの上に『一面に雲が広がる空』の模様のマントを羽織っています。このことは彼女が非常に感情的なことを表わしているようです。彼女の持つ剣はやや緑がかっています。彼女の“向上を目指す”姿勢には感情が関わっているのでしょう。そして彼女の剣は『緑-生命の樹・ネツァク-金星-愛と美・しあわせ・恵み』を勝ち取るために振るわれるのでしょう。
【剣ナイト】【剣5】のような千々に乱れ走る雲が特徴的です。背景の樹を見てもかなりの強風でしょう。“もっと、もっと”と逸る気持ちが見て取れます。ナイトの鎧や兜、馬具は綺麗な空色です。“よりよい状態を目指してどんどん頑張る”のでしょう。彼の剣は灰色で『灰色-生命の樹・コクマー-天王星-先端技術・仕事・革新』等の働きを遂行するため振るわれるのでしょう。
【剣ペイジ】澄んだ空にたくさんの雲がふわふわと漂っています。彼の髪も樹木もなびいています。彼の感情は、湧き上がっては強い風に飛ばされ、散ってしまっています。遠くの山は空と同じ水色です。彼の行く手には“さらなる向上”が待ち受けているのでしょう。彼の衣服に青色はなく、剣は黄色と灰色が混ざったような複雑な色です。彼の剣は、今はまだ定まっていない彼自身を育てるため、練習のために使われるのかも知れません。
C.背景の空が灰色のもの
主に青色と水の状態を見てみます。
【剣1】遠方の山は小豆色のような色と濃い水色をしています。この小豆色部分を『生命の樹・マルクト』と関連づけるならば、この剣の果たすべき役割は、“向上を目指し”“しっかりと現実面での結果を残す”ことと言えそうです。(Merrimack版ではこの小豆色の部分が紫色になっています)
【剣3】青く着色されていないものの、ここには雨と雲の形で水が描かれています。3本の剣が突き刺さって真っ赤に炎症を起こしているハートに雨が降り注ぎ、その傷を癒しているかのようです。しかしこの雲や雨などの水は青ではありません。“向上を目指す”余裕は今はないと考えられそうです。それに対して剣は青色をしており、“向上を目指す”ための剣がハートに突き刺さっていることは注目に値します。
【剣6】舟を運んでくれる水が青く着色されています。舟の手前の波は大きく、濃い青と薄い青が混ざっています。舟の向こう側の水面は静かです。彼らの感情は今は大きく揺れているけれど、舟がやすらかな向こう岸に連れて行ってくれるのでしょう。戦いを離れて“よりよい選択”へと進めてくれるのが水なのです。舟に突き刺さっている剣は、よく見ると赤く濁っているように見えます。
【剣8】人物の足元に水たまりがあります。この水のせいで彼女の足は濡れ、体は冷えてしまうでしょう。良く見ると奥の方には明るい空色の水溜りがあります。今は彼女の感情は濁り、切れ切れに乱れていますが、やがてつらい状況を抜け出て澄んだ感情を取り戻すでしょう。ここでは一時のつらい状況が“よりよい状態”に脱出させるための作用をしていると解釈できそうです。
D.それ以外のもの
特徴や気付いたことについてコメントします。
この4枚のうち、3枚に『黄色』が使われています。2枚の背景が黒であり、2枚が屋内の状況です。
【剣4】屋内です。心の中の世界を象徴しているとも考えられます。剣は灰色をしています。青色部分は聖書の一節が描かれたのであろうステンドグラスの一部だけ。“より向上を目指す”姿勢は、今は行動に表れておらず、心の中の象徴的な部分にだけ反映していると考えられそうです。
【剣7】背景の色とりどりのテントや、奥に見える黒い人影の向こうに青い山のようなものが見えます。人影のところには煙のような灰色のもやもやが見えますが、これは雲とは区別すべきでしょうか?また人物のタイツが灰青色です。彼の持っている剣もすべて濃い青なので、彼の行動は他者からどう見えるにせよ、“より良い方法”を画策してのことなのでしょう。
【剣9】背景は黒で屋内。やはり心の中の世界を象徴しているとも考えられます。剣は濃い青。ベッドの掛け布にも同じ青が使われています。占星記号と青色の組み合わせは“よりよい状況”に向かうため占いを使う、とも読めます。ベッドと組み合わさっているので、その考えが病的であることも示唆されているかも知れません。
【剣10】向こうの海と遠くの山が青く彩色されています。水は奥の方が赤くなっています。少し先には“もっと良くなろう”という気持ちになるけれど、さらに時間が経つと怒りが甦るのかも知れません。しかしやがて青い山に到り、“真の向上”に取り組んでいくのでしょう。たくさんの青い剣が人物に突き刺さっているということは“もっと良くなるための”制裁がこの人物に訪れたのだとも考えられそうです。
*-*-*-*-*-*-*
剣のスートでは、青色に関してすっきりとした上手い分類がやりにくかったです。
青色の空のカードが意外に少ないなぁとまず感じました。コートカードを除けば【剣2】と【剣5】のみが青色の空で、あとは灰色や黒の背景ばかりです。よく考えれば“より向上できる状態にすること”が剣の役割なので、当たり前かも知れません。
青色の空である【剣2】【剣5】では描かれている人物に余裕を感じます。対して他の数札では【剣7】を除いてほとんど余裕が見られません。『青色の空』はひょっとしたら『余裕』をも表わしているのかも知れません。余裕とは言い換えれば「元気(=火)」とも言えます。ぴったり理屈がはまりますね。
前2回の記事にならい、生命の樹・第4のセフィラ「ケセド(慈悲)」に照らしあわせてみると、実体らしい実体を持たない『風』のスートである剣は聖杯(水)と同様、青色とはそれほど相性が良くないと考えられます。
剣のスートでは、数札の過半数・6枚に水が描かれています。水は動きがないと腐ってしまいますが、風が吹くと波立つので、このふたつは相性が良いのですね。
思考が働くところ感情もある、とも言えそうです。冷えた感情である水があるのは状況がつらいから、との発想も出来ます。人はつらい時考えるものだ、とも言えるでしょう。
剣は暗い色調のものが多いのでつい、しんどい状況を思い浮かべてしまいますが、風のエレメントは計画や情報などポジティブな意味も含んでいます。
良いとか悪いとかいう先入観を持たずに、自由に象徴を読むよう心がけたいものです。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
剣(ソード)は思考の働き、計画、アイデア、情報、精神性などを表わしていると考えます。
青色は、空に表れる精神性・クールさ、及び水に表れる情動・霊性、魂の進化と向上を目指す性質を表わすと考えて解釈していきます。
カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットと、Merrimack Publishing Corp. から出版されたウエイト版タロットです。
分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。ご了承の上、お読み下さい。
*-*-*-*-*-*-*
2・小アルカナの背景の青
(2)剣(ソード)のカード・風のエレメント
ライダー版カード画像
A.背景の空が青いもの
“より向上を目指す”青の精神がそこに生きていると考えられます。
【剣2】三日月が昇っており、夕方か夜、もしくは夜明け頃のようです。空の色はさほど暗くない青。目隠しした人物の背後は海で、これまた青色です。全体に青いカードの印象があります。
この人は豊かな自分の感情に背を向けています。“より向上を目指したい”という気持ちを見ないようにして現状維持していると解釈できそうです。剣は少し灰色がかった水色です。
B.薄い空色に雲があるもの
空にある雲は『水』の表現です。“より向上を目指す”青の精神に、その人の気分=感情も関わっていると考えられます。
【剣5】激しい風に千々に乱れ走る、灰色の雲があります。奥に見られる海らしき水面は青に赤か紫が少し混じっており、さざなみが立っています。“もっと上を”目指すあまりやりすぎてしまう雰囲気が感じられます。彼の抱えている剣は少し赤味がかっているように見えます。
剣のスートの人たちは“よりよい状態を目指す”(=進化と向上)ため、問題を解決しようとします。そこで自分の知識や考え、手腕を発揮することに満足を覚えます。
【剣キング】薄い空色に幾らかの雲があります。さほど風はないようで落ち着きを感じます。王の衣服も、彼の持つ剣も空色です。“より良い状態を目指して”解決を図る王に相応しい衣服と道具でしょう。遠くに小さく見える山は濃い水色です。彼はこれからも“よりよい状態を目指して”解決することを務めとしていくのでしょう。
【剣クイーン】濃い目の空色に、もくもくとボリュームのある雲が湧き立っています。女王は灰色のドレスの上に『一面に雲が広がる空』の模様のマントを羽織っています。このことは彼女が非常に感情的なことを表わしているようです。彼女の持つ剣はやや緑がかっています。彼女の“向上を目指す”姿勢には感情が関わっているのでしょう。そして彼女の剣は『緑-生命の樹・ネツァク-金星-愛と美・しあわせ・恵み』を勝ち取るために振るわれるのでしょう。
【剣ナイト】【剣5】のような千々に乱れ走る雲が特徴的です。背景の樹を見てもかなりの強風でしょう。“もっと、もっと”と逸る気持ちが見て取れます。ナイトの鎧や兜、馬具は綺麗な空色です。“よりよい状態を目指してどんどん頑張る”のでしょう。彼の剣は灰色で『灰色-生命の樹・コクマー-天王星-先端技術・仕事・革新』等の働きを遂行するため振るわれるのでしょう。
【剣ペイジ】澄んだ空にたくさんの雲がふわふわと漂っています。彼の髪も樹木もなびいています。彼の感情は、湧き上がっては強い風に飛ばされ、散ってしまっています。遠くの山は空と同じ水色です。彼の行く手には“さらなる向上”が待ち受けているのでしょう。彼の衣服に青色はなく、剣は黄色と灰色が混ざったような複雑な色です。彼の剣は、今はまだ定まっていない彼自身を育てるため、練習のために使われるのかも知れません。
C.背景の空が灰色のもの
主に青色と水の状態を見てみます。
【剣1】遠方の山は小豆色のような色と濃い水色をしています。この小豆色部分を『生命の樹・マルクト』と関連づけるならば、この剣の果たすべき役割は、“向上を目指し”“しっかりと現実面での結果を残す”ことと言えそうです。(Merrimack版ではこの小豆色の部分が紫色になっています)
【剣3】青く着色されていないものの、ここには雨と雲の形で水が描かれています。3本の剣が突き刺さって真っ赤に炎症を起こしているハートに雨が降り注ぎ、その傷を癒しているかのようです。しかしこの雲や雨などの水は青ではありません。“向上を目指す”余裕は今はないと考えられそうです。それに対して剣は青色をしており、“向上を目指す”ための剣がハートに突き刺さっていることは注目に値します。
【剣6】舟を運んでくれる水が青く着色されています。舟の手前の波は大きく、濃い青と薄い青が混ざっています。舟の向こう側の水面は静かです。彼らの感情は今は大きく揺れているけれど、舟がやすらかな向こう岸に連れて行ってくれるのでしょう。戦いを離れて“よりよい選択”へと進めてくれるのが水なのです。舟に突き刺さっている剣は、よく見ると赤く濁っているように見えます。
【剣8】人物の足元に水たまりがあります。この水のせいで彼女の足は濡れ、体は冷えてしまうでしょう。良く見ると奥の方には明るい空色の水溜りがあります。今は彼女の感情は濁り、切れ切れに乱れていますが、やがてつらい状況を抜け出て澄んだ感情を取り戻すでしょう。ここでは一時のつらい状況が“よりよい状態”に脱出させるための作用をしていると解釈できそうです。
D.それ以外のもの
特徴や気付いたことについてコメントします。
この4枚のうち、3枚に『黄色』が使われています。2枚の背景が黒であり、2枚が屋内の状況です。
【剣4】屋内です。心の中の世界を象徴しているとも考えられます。剣は灰色をしています。青色部分は聖書の一節が描かれたのであろうステンドグラスの一部だけ。“より向上を目指す”姿勢は、今は行動に表れておらず、心の中の象徴的な部分にだけ反映していると考えられそうです。
【剣7】背景の色とりどりのテントや、奥に見える黒い人影の向こうに青い山のようなものが見えます。人影のところには煙のような灰色のもやもやが見えますが、これは雲とは区別すべきでしょうか?また人物のタイツが灰青色です。彼の持っている剣もすべて濃い青なので、彼の行動は他者からどう見えるにせよ、“より良い方法”を画策してのことなのでしょう。
【剣9】背景は黒で屋内。やはり心の中の世界を象徴しているとも考えられます。剣は濃い青。ベッドの掛け布にも同じ青が使われています。占星記号と青色の組み合わせは“よりよい状況”に向かうため占いを使う、とも読めます。ベッドと組み合わさっているので、その考えが病的であることも示唆されているかも知れません。
【剣10】向こうの海と遠くの山が青く彩色されています。水は奥の方が赤くなっています。少し先には“もっと良くなろう”という気持ちになるけれど、さらに時間が経つと怒りが甦るのかも知れません。しかしやがて青い山に到り、“真の向上”に取り組んでいくのでしょう。たくさんの青い剣が人物に突き刺さっているということは“もっと良くなるための”制裁がこの人物に訪れたのだとも考えられそうです。
*-*-*-*-*-*-*
剣のスートでは、青色に関してすっきりとした上手い分類がやりにくかったです。
青色の空のカードが意外に少ないなぁとまず感じました。コートカードを除けば【剣2】と【剣5】のみが青色の空で、あとは灰色や黒の背景ばかりです。よく考えれば“より向上できる状態にすること”が剣の役割なので、当たり前かも知れません。
青色の空である【剣2】【剣5】では描かれている人物に余裕を感じます。対して他の数札では【剣7】を除いてほとんど余裕が見られません。『青色の空』はひょっとしたら『余裕』をも表わしているのかも知れません。余裕とは言い換えれば「元気(=火)」とも言えます。ぴったり理屈がはまりますね。
前2回の記事にならい、生命の樹・第4のセフィラ「ケセド(慈悲)」に照らしあわせてみると、実体らしい実体を持たない『風』のスートである剣は聖杯(水)と同様、青色とはそれほど相性が良くないと考えられます。
剣のスートでは、数札の過半数・6枚に水が描かれています。水は動きがないと腐ってしまいますが、風が吹くと波立つので、このふたつは相性が良いのですね。
思考が働くところ感情もある、とも言えそうです。冷えた感情である水があるのは状況がつらいから、との発想も出来ます。人はつらい時考えるものだ、とも言えるでしょう。
剣は暗い色調のものが多いのでつい、しんどい状況を思い浮かべてしまいますが、風のエレメントは計画や情報などポジティブな意味も含んでいます。
良いとか悪いとかいう先入観を持たずに、自由に象徴を読むよう心がけたいものです。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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