タロット記事はお休みします

　ゴールデンウイークですね。みなさんいかがお過しでしょうか。
　今週はわたしもちょっとゆっくりで、タロット記事はお休みします。

　３１１、東日本大震災から約50日が過ぎました。

　このたびの災害で被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
　一日も早く平和で充実した日々が戻りますように。

　テレビが苦手なわたしは主にネットから情報を得ています。たくさんのブログやサイトを見てはしょっちゅう感動の涙を流しています。

　今わたしが気に入っているのは自衛隊のサイトです。
防衛省・陸上自衛隊

　トップの最新情報および、各種活動のコンテンツから見ることができる写真は、色々な意味で胸が熱くなります。
　被災された方々が、一日一日を「生きて」いらっしゃる姿は尊く、子供たちは明るく力強く、我が身を挺して復興活動に勤しんでいらっしゃる自衛隊の方々の姿は頼もしくて、やっぱり涙がーー

↓ここから「東北地方太平洋沖地震における災害派遣」の写真が見れます。3月16日が最初の報告となっています。
防衛省・陸上自衛隊各種活動｜災害派遣｜2011年3月

　こうして見ていくと、ひとくちに復興支援といってもたくさんあるんですね。
　給食支援では、迷彩服を来たごつい人たちがキャベツをきざんだり、おにぎりを握っている写真がすごく印象的でした。
　入浴支援の写真はとっても心惹かれます。テントにかけてある「のれん」がなんだかほっとして見ていてうれしくなってしまいます。いろんなのれんがあって、「お風呂に入った」という満足感が倍増しそう。こんなところにも心配りがあるんだなぁと感心してしまう。惚れます。

　他にも救援物資輸送や給水支援、医療支援は心強くて有り難いでしょうね。瓦礫や倒壊家屋の撤去、橋の架設、それに行方不明者の捜索活動…ほんとうに多岐に渡る大掛かりな活動が行われています。

　たくさんの写真を見ていて、あ、これは「棒／ワンド」の力だ、と改めてハッとしました。【棒10】の絵が思い浮かびました。自らたくさんの荷物を背負う姿。生命を尊び、行動によって創造する力。

　そう考えてみると、国内のみならず世界の国々から多く寄せられ続けているたくさんの募金は「金貨／ペンタクルス」の力だし、ネットやテレビ等をかけめぐる情報やメッセージは「剣／ソード」…ツイッターなんかすごかったですよね。そして被災者の痛みを分かち合おうとする心と祈りは「聖杯／カップ」ですね。

　今、たくさんの「力」が集結して、日本が受けた傷を修復し、病を癒そうとしているんだな、と、それをひしひしと感じます。
　日本をひとりの人間として見れば、傷を受けたのは右半身だけでも、ショックを受けているのはその人全体ですよね。無事だった左半身が右半身と無関係なわけではない。左半身はこれから何倍も頑張らなくてはならない。日本というひとりの人間は、これから心を正しく持って生活を律さなければ傷や病の治りは遅くなる。栄養をたくさんとらないといけないけど胃腸をこわしてもいけない。休養も必要だけど休みすぎもだめ。怖がったらだめだけど見くびってもだめ。諸外国のお友達からの助けを感謝して受け取り、恩返ししながらさらなる友情を温めていくべきで、謙虚になりつつも卑屈になってもいけない。

　今日本が直面している事実は、ほんとうにとても、とても特殊な課題を含んでいると思います。マインドの進化と関係がありそうな。
　「日本はひとつ」とテレビCMで言ってましたが、綺麗ごとではなくて、それは事実ですね。

　だらだら書いてしまいました。
　あっという間に日付が変わりそうです。まとまりないですが、アップしてしまおうと思います。
　みなさま、よいゴールデンウイークを。