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大阪の占い師 サワツ純子 のタロットブログです。たまに理屈っぽい日常のああだこうだも入っています。
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 今回は、色の考察【黒色】21/(2-4)黒色の部分/棒状のものの黒(4)として【聖杯2】について見てみます。

 黒色部分の解釈を暫定的に以下のように定義しておきます。

・第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している(ウィキペディア・生命の樹の記事より)
・極端さ、甚だしさ、絶対性、神と関連 世俗的でない
・闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)
・悪魔の支配下にある
・進化に必要な過程


 カードの画像データは、U.S.GAMES SYSTEMS,INC から出版されているライダー版ウエイトタロットです。
 『世界シンボル事典』を参考図書として用います。

 分類やコメントはあくまでもわたしの主観に基づいています。タロット作者の意図やカバラの教義に基づいた正しい解釈を目指しているのではなく、個人の自然な感覚と発想に頼って考察してみようとする試みです。ご了承の上、お読み下さい。

*-*-*-*-*-*-*

(2-4)黒色の部分/棒状のものの黒…

【0・愚者】【6】【19・太陽】【聖杯2】

*-*-*-*-*-*-*

 【聖杯2】では 二人の人物の真ん中に描かれているヘルメスの杖の部分が黒色です。

 ヘルメスの杖、ケーリュケイオン、カドゥケウス等と呼ばれるこの杖について調べようとすると、恐らくきりがないと思われるので、ここではとりあえず『世界シンボル事典』の《ヘルメスの杖》項目の説明を参考にすることとします。

2匹のヘビが左右対称に巻きつき、上端で互いににらみ合っている伝令使の杖(あるいは魔法の杖)。杖の先端に1対の翼が添えられることもある。神々の使者ヘルメスのシンボルで、ギリシア語ではカリュケイオンあるいはケリュケイオンと呼ばれていたが、ヘルメスがメルクリウスとしてローマ神話に導入されたのに伴ってカドゥケウスの名で呼ばれるようになった。伝令使の杖は元来はヘビではなく、はためくリボンで飾られていたという。
 この杖を象徴的に解釈しようとする場合、杖自体はしばしば精神分析の見方に沿って男根のシンボルとみなされ、また2匹のヘビはそれに寄り添いながら交尾を行っているものと考えられた。実際、動物学上の観察においても(コブラなどの)いくつかの種が、交尾の際の「儀式」として、上体を起こして「ダンス」をすることが知られている。(中略)
 G.A.ベックラーは『紋章学』(1688)の中で、ヘルメスの杖の由来について語る古代の神話を紹介しつつ、次のように述べている。
 「このシンボルはそもそも、ヘルメスがアポロンから1本の杖をもらったことに端を発している。ヘルメスがそれを携えてアルカディアまで来たとき、互いに噛み合っている2匹のヘビを目にした。そこで彼が2匹の間にこの杖を投げつけたところ、両者は和解した。そのためこの杖は、先に述べたように平和のしるしとみなされるようになったのである。このしるしの意味するところは、争いの毒は、平和的で穏やかな言葉によって和らげられ、取り除かれるということに他ならない。またこの杖を、錯綜した議論の中から正しい結論、すなわち何が正で何が不正かを導きだそうとする論理的討論技術と結びつける者もいる」


 上記引用中の強調文字部分は、わたしが個人的にとても面白いと思ったところです。ヘルメスの杖は《伝令》を意味し、男女の《愛の交接》であると同時に、二者の争いを平和へと導く《言葉》でもある…。【6・恋人たち】や【聖杯2】は、恋愛を表す札であると同時に、敵対心を表していることも多いですが、まさに札の意味合いの核心部分がこの黒いヘルメスの杖部分にピタリと当てはまっていました。

 黒いヘルメスの杖部分はどのように解釈できるでしょうか。

*-*-*-*-*-*-*

◆極端さ、甚だしさ、絶対性、世俗的でない…
 向かい合った二人の顔つきや目つきはとても真剣です。二人は目をそらさずにお互いを見つめあっています。
 この二人の間にある思いや意図には、愛想や誤魔化しは混じっていません。とても純粋で研ぎ澄まされた想いのやり取りがそこにはあるようです。


◆闇、悲しみ、光がない、試練、停滞(が、後に神がやってくる)…
 二人はラブラブ…という訳ではないのでしょうか。

 こんなにも真剣に見詰め合っているのは、お互いの本心や意図を見抜こうとしているせいかも知れません。ラブラブなのであればむしろ、こんな風に相手の瞳の奥をじっと見つめ続ける必要はないとも言えそうです。

 相手の本心を見定め切れない闇や悲しみが、二人の狭間で絡み合っているのかも知れません。


◆悪魔の支配下にある…
 お互いの本心や意図を探り合いつつ見つめあっているということは、この二人が不信に冒されていると考えられそうです。不信とはすなわち、神の愛の元にいないということ…悪魔の支配下にあると表現できそうです。


◆進化に必要な過程…
 二人が本当の愛と信頼に至るまでには、お互いのことを深く知り合い、理解するために、話し合ったりケンカしたりなど、真剣なコミュニケーションの過程が必要です。それがあってこそ二人の仲が成熟し、より高度な人生の困難に耐えていけるようになります。


◆第3のセフィラ「ビナー(理解)」と対応している…
 二人の想いのやりとりと言葉のコミュニケーションは、上記にも述べたように、お互いを知り合い・理解することを助けます。

 言葉も想いも二人別々の個性のものが絡み合った時、まぎれもなく《理解》の過程がはじまったのだと言えるでしょう。


*-*-*-*-*-*-*

 今回もまた、解釈しやすかったです。
 【聖杯2】のデザインそのものがキャッチーで理解しやすいものになっていますね。二人の間の、黒い、ヘルメスの杖という意匠表現は、さほど考え込まなくても直感的にその意図を捉えやすいです。

 このまま調子良く、次の項目に進んで行きたいと思います。
 次回以降は(2-5)黒色の部分/樹の枝の黒…について見ていきます。

 今後とも当ブログをよろしくお願いします。
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